麟「はぁ…はぁ…はぁ…」
パキパキ…
パキンッ…!!
麟の無茶な運用、エネルギー切れとなってしまった鬼切丸は、
天「やった…やったぞ…!茨木童子の右腕を討ち取った!」
霊「これで華扇も…!」
誰もが麟の勝利を確信した…だが
童「ぐ…っ!?うぅっ…!」 グッ!!
「「ぐおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!」」
ビリビリビリ・・・!!
麟・霊・天
『!?』
童「まだだ…まだだぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」 グオォォォォォォォォォォォォォォ!!!
右腕を斬り落とされたにも関わらず、童子は消滅しなかったのだ。
天「バ、バカな…!?何故消滅しない!?」
霊「本当は消滅するはずなのよね!?」
天子と霊夢は〖右腕を斬り落とせば、茨木童子は消滅する〗と確信していた。…しかし奴は消滅していなかった。
麟「ま、まさか…遅かったのか…!」
麟だけは、どうやら童子が存在し続けられる理由に気が付いた。
麟(肉体は同じでも魂もほとんど同じ…細胞レベルで2人が強く結合していたのか…!?)
つまり、茨木華扇と茨木童子が完全に結合。右腕を斬り落としても意味が無い状態に生まれ変わっていたのだ。
童「ふふふふふ…(ズン…ズン…)想定外だが…私はまだ生きている!」 ギロリ
麟「くっ…!」
童「貴様らの計画は失敗だ!せっかく斬り落とした右腕も、また結合してしまえば…」 スッ…
天「まずい…右腕が奪われる!」
童子は再び右腕を自身に結合する為に手を伸ばした瞬間
ボウッ…!!
・右腕に蒼炎発現
バチィンッ!!
童「ぐあっ!?な、なんだこの炎は!?」
右腕が突然発火したのだ。そしてその蒼炎は童子には触れられないらしく
麟「ふ…ふふふ、どうやら俺の方が一枚上手だったみたいだな…!」
童「き、貴様…今何と!?」
麟「そいつは鬼切丸の力を纏った〖鬼火〗!貴様では決して触れることが出来ない炎だ…!」
童「き、貴様ぁっ…どこまでも私の邪魔をするかぁ!!」 ズン…ズン…ズン!!
ガシィッ!!
麟「が…ぁっ…」
ギリギリギリ…
力を使い果たしてしまった麟は、成すすべなく童子に首を摑まえられながら持ち上げられてしまった。
童「いいだろう!そこまで私の邪魔をしたいのならば、まずは貴様を食ってその力を我が物に[ドガァァァァァンッ!!]ぐおあっ!?」 パッ…
ドサッ…!
麟「がっは…ごっほ…!」
シュゥゥゥゥゥゥ…
童「な、なんだ…!?」
霊「はぁ…はぁ…」
天「…」
霊・天
「「麟に触るな!!」」
童子の拘束から麟を解放すべく、霊夢と天子が攻撃を背中に命中させてくれた。
麟「よ、よせ2人共…!」
天「お前だけに重責を背負わせられんだろう!」
霊「今度は私達が…!」
童「死にぞこない共がぁっ!」
ビッ…!!
霊「あっ…!?」
童「…」 ゴゴゴゴゴゴゴゴ…
天「は、速い…!」
バギィッ!!
霊「がはっ…!!?」
天「れ、霊[ドゴォッ!!!]ごっは…っ!?」
ズザザザァァァァッ…!!!
童「ふっふっふっ…」
麟「霊夢…!天子…!貴様ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
童「そこで見ていろ、博麗の巫女と天人が死ぬ瞬間をなぁ!」
天「霊夢…大丈夫か…!」
霊「急所は外れてるわ…!」
ザッ…!
童「まだ立てるのか。いいだろう、それでこそ殺しがいがある!」 グオッ!!
ドガァァァァァァァァァァァァァァァァァンッ!!!
霊・天
「「はぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
ドガガガガガガガガガッ!!
童「ふははははは!その程度ではかすり傷一つ付けられん!もっとも、頼みの鬼切丸はもう無くなったがなぁ!」
バギィッ!!
バギィッ!!
霊「ぐっ…!」
天「左腕だけなのに…なんて力だ…!」
童「もっと私を楽しませろ!」
ドガァァァァァァァァァァァァァンッ!!
満身創痍の霊夢と天子は、片腕状態の茨木童子と光線を開始。しかし、それでも力量の差ははっきりとしていた。片腕の茨木童子に苦戦を強いられている。
麟「…」
そして霊夢と天子を傷付けられる瞬間を見てしまった麟は…
「殺してやる…」
ドクンッ…!!
「殺してやる…!」
ドクン…!!
「「殺してやる…!!」」
ドクンッ…!!!
麟(スゥ…)
今までにないほどの憎悪が、身体の底から湧き出ていた。そして彼の瞳は蒼から…
Darkness Link…!
かつての"緋"へと変化を遂げていた…。
茨木童子は、マンガ版の合体ザマスみたいなものだと思っていただいて。