華月麟の幻想記   作:華月麟

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第二次麟争奪戦

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

 

 

麟「んん…?」 パチクリ

 

マミ「おや麟、起きてしもうたか?」 ナデナデ

 

麟「いやなんかさ…殺気みたいの感じちゃって寝れない…」

 

マミ「殺気?(チラッ)…あぁ」

 

マミゾウの視線先には

 

 

紫「…」

 

藍「…」

 

魅「…」

 

勇「…」

 

幽々

「…」

 

神「…」

 

正「…」

 

幽香

「…」

 

慧「…」

 

パル「…」

 

 

10人

『ジトー…』

 

 

10人によるとんでもない殺意の視線が全てマミゾウへ放たれていた。そりゃ麟も落ち着いて寝れんわな。

 

マミ「確かに、10人くらいからとんでもない殺意を向けられとるのぉ?…主にわしへ」

 

麟「…マジで?」

 

マミ「気にする事はない♪ほれ、ゆっくりわしの膝で寝るといいぞ?」

 

麟「(ウトウト…)そーさせてもらう…」 ギュッ…

 

マミ「よしよし…♡」 ナデナデ

 

麟は異変解決の疲労が極限まで達していた為、もう一度マミゾウおかんの膝上で夢の世界へ。

 

麟「すぴ~…」

 

マミ「ふぉっふぉっふぉっ♡棟梁の膝枕で寝る人間なんぞ、お主しかおらんぞ?麟♡」 ナデナデ

 

麟「くかー…」

 

ザッ…!!

 

マミ「…おろ?」

 

紫「マミゾウ、そこを代わりなさい」 ゴゴゴゴゴゴ…

 

マミ「…今、寝たばっかじゃぞ?叩き起す気かお主は」

 

藍「一足遅かったか…」

 

幽々

「あらあら…じゃあ無理に麟を起こしちゃダメよねぇ…?」

 

魅「仕方ない…麟の寝顔を眺めるとするか」

 

神「賛成だ」

 

幽香

「彼が起きた時用の紅茶でも淹れてあげましょ」

 

パル「よしよし…♪」 ナデナデ

 

勇「おやパルスィ、お前も麟の寝顔にやられたか?」

 

パル「さぁ、どうだか?♪」

 

慧「お疲れ様だ麟」

 

正「けっ、私以外の膝枕でよく寝れるよ」

 

 

ヤベーイ奴ら10人がマミゾウの周りで宴会を始めた。麟が起きた瞬間を狙う気だ。

 

レミィ

「…何あの、近づき難い集団」 モグモグ

 

パチェ

「麟を狙うハンター達よ」 ゴクッ

 

美鈴

「あはは…相変わらずですね」

 

こあ

「ご愁傷様です…」 ナムナム

 

 

永琳

「…慧音があちら側に行くとは思わなかったわ」

 

輝夜

「しょうがないしょうがない♪」

 

てゐ

「…なんて恐ろしい集まりなんだろう」 ムシャムシャ

 

鈴仙

「下手に近づいたら首が吹っ飛びそうね…」 ムシャムシャ

 

 

霊「…普通、彼に助けられた私が膝枕をするべきなのでは?」

 

あうん

「霊夢さんもお疲れだったので…他の方を選んだんだと思いますよ?」

 

霊「変な心配させちゃったわね…?」

 

 

萃「勇儀も相変わらずだねぇ?」

 

華「…よくよく考えると、鬼の四天王が人間に惚れるって凄い事なのでは…?」

 

萃「仕方ない、勇儀を負かす男なんてこの世に麟以外いないし」

 

華「恐ろしい人間ね…」

(二つの意味で…)

 

 

お空

「お兄さんのお腹上で寝ちゃダメかな?」

 

お燐

「絶対やめとけ、死ぬよあたいら」

 

お空

「えーっ…」

 

 

そもそも、何故麟がマミゾウの膝枕で寝ているのかを説明しよう。それは宴会が始まってすぐの事だった

 

 

ガヤガヤ

 

 

麟『ふわぁぁぉ…』 ウトウト

 

マミ『ふぉふぉふぉ♪お主、随分と眠そうじゃのぉ?』

 

麟『(ウトウト)異変解決に力を酷使し過ぎてね…眠い…』

 

マミ『そうかそうか…ならわしが膝枕をしてやろうじゃないか♪どうじゃ?』

 

麟『うん〜…霊夢も疲れてるだろうから、そうさせてもらっても良いかなぁ…?』 ウトウト

 

マミ『ふぉっふぉっふぉっ!わしの膝枕でぐっすりと眠るが良いぞ、坊!』 ポンポンッ

 

麟『わぁ〜い…』 ゴロンッ

 

 

といった経緯である。果たして眠そうな麟のそばにマミゾウが居たのは、偶然か否か…。

 

 

バァンッ!!

・扉出現

 

 

隠岐奈

「やあやあ!私こそ、秘神・摩多羅隠岐奈だぞ!♪」

 

麟「んん…」

・起きそう

 

マミ「…おい、誰かあの阿呆秘神を黙らせるんじゃ」

 

隠「へ?」

 

 

スッ…

 

 

紫・藍・幽香・正邪・パルスィ

(スパァンッ!!)

 

隠「いったぁっ!?」

 

紫「麟がぐっすり寝てるでしょうがっ…!!」 ヒソヒソ

 

藍「彼が寝ているのに、そんな騒音は言語道断です…!」 ヒソヒソ

 

幽香

「恥を知りなさい俗物…!」 ヒソヒソ

 

正邪

「てめぇに下克上すんぞゴラァ…!」 ヒソヒソ

 

パル「それとも地獄送りがいいかしら…?」 ヒソヒソ

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!

 

 

隠「わ、私が悪かったから許して…!?」

 

 

麟「んん…」 ギュッ…

 

マミ「よしよし…(ナデナデ)うるさかったのぉ…?」

 

なんでこういう時のヤベーイ奴等って、息ぴったりなんでしょう?どなたか有識者はいらっしゃいませんか?

 

隠「(ヒリヒリ…)いてて…麟君がぐっすり眠っていたのか、それは申し訳なかった」

 

幽々

「異変解決したばかりだからね〜♪麟もまだ疲れているのよ♪」

 

神「ふっふっふ…麟の邪魔をしてはいけませぬぞ?摩多羅殿」

 

隠「すまない…」

 

魅「もう少し静かに登場しろよな」

 

隠「はい…」

 

勇「次やったらぶん殴る♪」 パキッポキッ

 

隠「…この私に対して、恐れ知らず過ぎないかその発言」

 

勇「あ?(威圧)」

 

隠「ナンデモアリマセン…それにしても可愛い寝顔だねぇ…♡誰かカメラは持っていないのかい?」

 

 

文・はたて

「「呼びました?」」 ヒョコッ

 

 

隠「おお、ちょうどいいところに!麟君の寝顔を何枚か撮影して現像しといてくれ。報酬は弾むよ」

 

紫「あ、私も!」

 

幽々

「私もお願いするわぁ♪」

 

神「私にも売ってくれ!」

 

魅「こっちも頼む!」

 

文「お易い御用です!」

 

は「私達にお任せを!」

 

 

カシャカシャカシャ

 

 

マミ「…はぁ、やれやれじゃな」

 

慧「あとで麟に始末されると思うのは私だけですか?」

 

藍「大丈夫だ、私もそう思ってる」

 

幽香

「こんな可愛い寝顔、ここで目に焼き付けるだけで十分よ」

 

正「まぁ…写真に残したい気持ちは分からなくねぇけどよ…」

 

勇「でも、見たいと思えばいつでも見れるからな♪」

 

パル「そうね、見たいと思えばいつでも見れるわ♪」

 

 

カシャカシャカシャ

 

 

マミ「…それにしてもシャッターの音がやかましいのぉ」

 

椛「うちの天狗達がすみません…」 ペコリ

 

マミ「制止役のお主も大変じゃの…」

 

椛「もう慣れました…」

 

マミ「ふぉっふぉっ…」

 

麟「すう…すう…」

麟が膝枕を"よく"頼みそうなのは誰?

  • 八雲紫
  • 八雲藍
  • 星熊勇儀
  • 水橋パルスィ
  • 西行寺幽々子
  • 上白沢慧音
  • 風見幽香
  • 八坂神奈子
  • 摩多羅隠岐奈
  • 鬼人正邪
  • 二ッ岩マミゾウ
  • 魅魔
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