~華扇の屋敷~
華「(ズキズキ…)いたた…少し飲み過ぎたわね…。というか勇儀と萃香がグイグイ飲ませてきたのが原因か…はぁ」
守矢神社でのどんちゃん騒ぎも終わり、自身の屋敷へと帰ってきていた華扇は、飲み過ぎの影響で酷い頭痛に襲われていた。…鬼なんだから、酒力は相当強いはずでは?
ドスンッ
華「ふぅ…私の腕を再封印するまで約1年…色々とあったわね」
華扇は自分の右腕が再封印されるまでの1年間に起きた様々な出来事を振り返っていた。
華「最初は数多の怨霊が地上へ吹き出て…」
かき氷屋の主人
『最後にもう一度…ワシの作ったかき氷を食べて『美味い!』って言いながら笑顔になってくれる子供達の顔が見たくて…』
レイラ・プリズムリバー
『最後に、もう一度だけこのピアノを弾きたいの』
佐久間荘吉
『妻に…もう一度逢いたいのです…!』
華「怨霊騒動が終わったかと思ったら、先代の巫女が封印したヤバすぎる怨霊と…狸棟梁との酒飲み比べ対決…」
魅魔
『今、私が求めているのは強い者との決闘だ!』
マミゾウ
『ダメじゃ〜っ…!これ以上呑んだら上から全部出てしまうのじゃあ~…!』
華「そして次に…雷獣、管狐、野鉄砲、あとは球電に邪龍…」
雷獣
『チュ~!!』 ピリピリ
麟『くすぐってえな♪』
管狐
『えっと…博麗の巫女の許可を得てやってますけど…?』
マミゾウ
『わしに着いてこい野鉄砲達よ!あの太陽に向かって走るんじゃあ!』
野鉄砲
『キュ~ッ!!』
球電
『クギャアァァァァァァァッ!!』
麟『死ね…害獣がぁっ!!』
邪龍
『いつか人の姿になれたら、お前を番として迎えに来よう』
華「その次があの邪仙よね…」
青娥
『ちょっと長生きし過ぎただけなのに、なんで命を狙われなくちゃならないのかしらね〜?』
華「そして神霊廟で…仙人になった理由を聞きに行った」
神子
『人を超えた存在になりたかった…人を超えたかった、ただそれだけですよ』
華『そして次に、節分、事八日、涅槃会…』
霊夢
『節分は、豆を撒いて鬼を退治するジェノサイドゲームよ』
小傘
『その封魔針、私が新調して差し上げましょう!』
一輪
『え…この大仏をどうやって作ったのか…?』
聖『それは企業秘密です♪』
華「そして…霊夢、麟と戦った…」
霊夢
『華扇…ごめんなさい!神霊〖夢想封印〗!!』
麟『蒼炎・残光一閃!』
華「しかし…私が未熟だったが故に、童子に全てを支配され、レーヴァテインという悪魔を生み出してしまった…」
茨木童子
『本体に裏切られるとは…悲しい事だ…ならば、これからは私が茨木華扇の全てを支配してくれよう!』
レーヴァテイン
『俺こそが支配者!俺こそが破壊者!』
『『俺はレーヴァテインだぁぁぁっ!!』』
華「…思い返してみれば、腕を再封印するまで色々あった…いえ、あり過ぎたわね」
カツ…カツ…カツ…
華(私は…ずっと腕を探し求めていた。封印の解かれた腕ではなく、自由に動かせる生身の腕でもなく…)
「欲しかったのは…干からびた腕。(スッ…)この箱に入っている、干からびた腕を…私は探し求めていた」
コトッ…
・窓際に置く
華(死と同じように隣に置いたまま、対極の道を究めよう)
「それこそが仙道なのだから…」
華「ふふっ…」
「「おかえりなさい…我が相棒よ」」
茨木華扇編 これにて終幕