華月麟の幻想記   作:華月麟

641 / 1036
俺の刀となれ

「「鬼切丸!!」」

 

 

 

SWORD VENT

 

 

 

バヴォォォォォォォォォォッ!!!

 

ガシィッ…!

【挿絵表示】

 

 

 

ゾゾォッ…!!?

 

勇儀・萃香・華扇

『お、鬼切丸だとぉ…っ!?』 ガタガタガタガタガタ

 

鬼達最大の弱点、妖刀・鬼切丸のオーラを感じ取った鬼共は恐怖で震え上がっていた。

 

 

<ヒェェェェェッ!!!

 

 

幽々

「あらあら、鬼達が怯えてるわ?」

 

紫「…ちゃんとあの刀が弱点なのね」

 

 

 

オォォォォォォォォォォォッ…

 

麟「どうすんだ早苗!?やるのか!やらないのか!」

 

 

早(?)

「華月…麟…!お前も…私のプライドを傷つけた原因の1つ…!あの時の雪辱を今こそ…(ズキッ!)うっ…!」 フラッ…

 

 

麟「早苗…!?」

(まさか、まだ自我を残して…!?)

 

早(?)

「(フゥ…)消してやる…お前も、博麗霊夢も、今ここで消し去ってやるぅっ!!!」 グオォォォォォォォォォォッ!!

 

遂に早苗の自我は、完全に消え去ってしまった。

 

麟「早苗の気が消えた…!マズい…もう残された時間が無い…!」

(だとしたら俺1人じゃ時間が掛かるかもしれない…!誰かもう1人…俺と一緒に戦ってもらわないとかなりヤバい…!でも誰と…!) キョロキョロ

 

早苗を救うには短期決戦で挑まなければならない…その為にはもう1人が必要だとは彼は理解していた。自分の後ろに居る10人達を見回し、早苗を救う為の"切り札"を探していた。

 

麟「(キョロキョロ)…!そうだ、あいつなら…!」

 

そして見つけた…とっておきの切り札を。

 

麟(スゥ-…)

 

 

 

「「魂魄妖夢!来い!!」」

 

 

 

妖「…へ!?私!?」 ダッ!!

 

 

麟に名指しで呼ばれた事に驚きながらも、妖夢は彼の元へ。

 

 

ダッダッダッ!

 

ザーッ…!

 

 

妖「こ、魂魄妖夢、ただ今参上しました!」 ビシッ!

 

麟「妖夢!早苗を救うにはお前の力が必要だ…!だから、お前の力を借りたい!」

 

妖「わ、私の力をですか!?で、でも…私なんかじゃ貴方の足を引っ張ってしまうんじゃ…?」

 

麟「そこの懸念点も解決済みだ。お前に俺の力をある程度与える、そうすればお前は、俺と同じ速度で、同じ強さで一緒に戦える!」

 

妖「麟さんの力を借りて…同じ境地で…」

 

麟「あいつを救うには…お前という刀が必要なんだ!俺とお前が一緒に戦えば、早苗だって救える!」

 

妖「私という刀が必要…」

 

麟「どうする…冥界の剣士・魂魄妖夢!」

 

妖「ならば私は…」 キッ…!

 

 

バッ!!

 

 

麟「!?」

 

妖「…」

 

突如妖夢は頭を下げ、麟の前に膝まづいた。

 

麟「よ、妖夢…?」

 

妖「貴方が私という刀を必要とするのならば…この魂魄妖夢」

 

 

「「喜んで貴方の刀となりましょう!」」 ドドンッ!

 

 

妖夢は覚悟を決め、麟に対してそう宣言した…!

 

麟「妖夢…!」

 

妖「(スタッ)共に早苗を救いましょう!」

 

麟「あぁ…!やるぞ、妖夢!」

 

妖「御意!」

 

 

早(?)

「(ズキズキ…)くっ…!」

 

 

ザッ…!

 

 

麟・妖

「「早苗!お前(貴女)を止めるのは…俺(私)達だ!」」

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。