華月麟の幻想記   作:華月麟

646 / 1036
煩悩鳳

ゴゴゴゴゴゴゴゴ…

 

 

蝕『ふははははは!神を侮辱するから、こういう目に遭うのだよ!』

 

 

魔「野郎…やりやがったな…!」

 

フ「壊してやる…!」

 

レミィ「八つ裂きにしてやる…!」

 

メディ「私の毒で殺してやる…!」

 

さ「奴だけは…この手で息の根を…!」

 

妹「いや…私が奴を焼き尽くしてやる…!」

 

こ「あいつの首…もぎ取ってやろうかな…!」

 

 

霊・妖・咲・輝・文

『うっわぁ…こわぁ…(汗)』

 

麟がやられた事に激高した7人からはただならぬ殺意の波動が。

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴ…

 

 

チャキッ…

 

 

妖「(ピクッ…)ん…?」

(刀の音が聞こえたような…?)

 

 

 

 

「眼・耳・鼻・舌・身・意 人の六根に…好・悪・平」

 

 

 

 

蝕『は…!?ま、まさか…!?』

 

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴ…

 

 

 

煙が晴れるとそこには

 

 

 

ギリッ…!

 

 

麟「またおのおのに浄と染 一世三十六煩悩」

 

 

 

鬼切丸を握り締め、蝕へ対する攻撃の構えに入っている彼の姿があった。

 

 

フ「お、お兄様!」

 

こ「お兄ちゃん!」

 

さ「兄さん!」

 

メディ「兄ちゃ!」

 

魔「あいつ…無事だったのか!」

 

レミィ「心配させないでよ…!」

 

 

 

 

蝕『貴様!?どうやってあの攻撃から生き延びられた!』

 

麟「答える義務は無い。一刀流…!!」 グアッ…!!

 

蝕『うっ…!?』

 

 

 

 

ズドンッ!!!

 

 

 

 

麟「「三十六煩悩鳳!!」」

 

 

 

 

ギュオォォォォォォォォォォォォォ…!!

 

ザシャァッ!!

 

 

 

 

蝕『ぐああぁあぁぁぁあぁぁぁっ!!?』

 

 

ヒュゥゥゥゥ…ズズーンッ…!!

 

 

麟「貴様如きの攻撃、瞬時に避けるのなんぞ造作もないわ!」

 

 

蝕『(ムクリ…)き、貴様ぁ…!神である私に傷を…!』

 

 

麟「ちっ…しぶといな…!」

 

スタッ

 

妖「加勢します麟さん!」

 

麟「お、いいのか妖夢?」

 

妖「お任せを。…というかさっきの技は何ですか!?是非、私にも教えてください!」 キラキラ☆

 

麟「飛ぶ斬撃だ、お前でも出来るさ」

 

妖「え、えぇっ!?あんな大きい斬撃…私にも出来ますかね…?」

 

麟「出来るって」

 

 

蝕『華月麟!』 ギンッ!

・魔法陣展開

 

 

麟「んあ?」

 

 

蝕『神であるこの私に傷をつけた貴様を…許しはしないぞ!くらえ!〖聖なる刃〗!』

 

 

ズドドドドドドドドドォァッ!!!

 

 

キィィィィィィィンッ…!!

 

麟「ほ~れ来やがった。妖夢、出番だぞ」

 

妖「はっ!」 ジャキ…

 

麟「一世、三十六煩悩だ」

 

妖(フゥ…)

 

 

「「一世三十六煩悩 二世七十二煩悩…」」

 

 

キィィィィィィィンッ…!!

・迫り来る弾幕

 

 

麟「放てぇっ!!」 バッ!

 

妖(キッ…!)

 

 

 

「「二刀流 七十二煩悩鳳!!」」

 

 

 

ズドァッ!!!

 

 

ギュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥンッ…!

 

 

ドガァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァンッ!!!

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴ…

 

 

蝕『そ、相殺されただと…!?』

 

 

妖「くっ…奴には届かなかったか…!」

 

麟「いや、それでもお見事だ」 パチパチ

 

妖「光栄です」 ペコリ

 

 

蝕『おのれぇ…!(ワナワナ…)どいつもこいつも私をコケにするか…!?ならば…!』 バッ!!

 

 

ボンッ!!

 

グゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!

 

 

霊「ちょっとちょっと!?またあの擬似太陽じゃない!」

 

魔「よくもまあ何回も放てるだけの体力が残ってんなぁ!?」

 

レミィ「ふふふ♪でも麟と妖夢がなんとかするわよ。ね?咲夜、フラン」

 

咲「ええ、そうですわ♪」

 

フ「お兄様、妖夢、やっちゃえ~!」

 

こ「お兄ちゃん応援してるよ~!」

 

さ「妖夢さん、お願いします~!」

 

メディ「2人共頑張れ~!」

 

幽々

「妖夢ちゃんしっかり~!」

 

 

<ガンバレ~!

 

 

麟「あそこまで応援されちゃうと…」

 

妖「やるしか…ないですよね…」

 

麟「まあ、俺と妖夢の力を合わせればいけるだろ」

 

妖「えーっ!?その御期待に応えられる自信がありません!」

 

麟「お前なら応えられる…だろ?」

 

妖「…!はい…!」

 

 

ザッ…!

 

 

麟・妖

「「…」」

 

蝕『ふっ…お前達2人で、神の一撃に抗おうと言うのか!』

 

 

麟「俺達2人なら、どんな奴だって斬れる」

 

妖「そう…それがたとえ、神であろうとも!」

 

 

蝕『なら…この一撃も斬ってみろ!くらえ!〖聖なる裁きの逆鱗〗!!』 グアッ…

 

 

バヴォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォッ!!!

 

 

蝕『2人共々、死ねぇっ!!!』

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!

 

 

麟・妖

(フゥ…)

・目を瞑り

 

 

麟「一世三十六煩悩…」 チャキッ…

 

妖「二世七十二煩悩…」 チャキッ…

 

麟・妖

「「三世…」」

 

 

ギロリ…

 

 

「「百八煩悩…!」」 オォォォォォォォォォォォォッ…!!!

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!

 

 

麟・妖

(キッ…!)

 

 

 

 

「「三刀流 百八煩悩鳳!!」」

 

 

 

 

ズバァッ!!

 

ズバァッ!!

 

ズバァッ!!

 

ギャウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッ!!!

・3つの斬撃が1つの斬撃へ

 

 

ギュオォォォォォォォォォォォォォ…!!

 

バチィィィィィィィィンッ!!

 

 

蝕『バカな…!?最高の一撃が相殺され…!』

 

 

ズドァッ!!!

 

 

蝕『[ザシャァッ!!!]ぐあぁぁああぁあぁっ…!!』

 

 

ズザザザァァァァッ…!!

 

 

蝕の放ったスペルは、麟と妖夢の力が合わさった一撃の前では無に等しく、あっさりと相殺された。そして相殺後も2人の一撃は衰える事無く、蝕を切り裂いた。

 

 

妖「この程度が神だと…?笑わせるな!」

 

麟「貴様は神でも現人神でもない、そのどちらにもなる事が出来ない、ただのなりぞこないだ…!」

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。