華月麟の幻想記   作:華月麟

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行動開始

~妖怪の山~

 

 

ガサッ

 

シュタッ

 

妖「やはり異変の影響なのか、警備が手薄ですね。行きましょう」

 

私達は八雲紫様からの命令で妖怪の山へ来ていた。何故か外から来た巫女〖東風谷早苗〗という方も一緒に連れて…。

 

スタスタ

 

 

早「満月の夜道はこんなにも明るいのですね。私のいた世界ではここまで明るくは無いので全く気付きませんでしたね」

 

幽「慌てる必要は全く無いわ♪夜はまだ明けないって紫が言っていたもの♪」

 

早「そう言われてみれば、全然朝になりませんね…?幻想郷は本当に不思議なところですね」

 

妖「…そういえば今回の異変解決にも麟さんは参加するようですね」

 

早「麟さん?どちら様ですか?博麗の巫女は聞いた事ありますが…」

 

幽「私が一目惚れした想い人(一方的)よ♪彼はとても強いわ♪きっと今回も彼は大活躍するでしょうね♪」

 

早「冥界の主の想い人!?…一体どんな人なんでしょう。会ってみたいですね」

 

 

 

~幻想郷上空~

 

 

ヒュゥゥゥゥ…

 

 

私とアリスは今回の夜が明けない異変を解決する為に、情報収集も兼ねて行動に出ていた。

 

魔「この前の春が冥界へ盗まれた異変もそうだが、今回の夜が明けない異変も大概だな…。永久に夜が訪れる…さしずめ〖永夜異変〗とでも名付けておくか。今回の異変もかなり厄介だろうぜ…」

 

ア「人間にとってはその程度…けれど今回もかなり危険よ?霊夢達を待たなくて良かったの?」

 

魔「私は妖怪退治のプロだ。霊夢抜きでもやってみせるぜ!」 ビュン!!

 

ア「きゃっ!?いきなりスピードを上げないでよ!!」 ギュー!

 

 

 

 

~人里の門前~

 

 

私達は情報収集を少しでもするべく人里へやって来たのだが…

 

リグル「あ…あぅっ…」 ピクピクッ…

 

ミスティア

「あわ〜…」 ピクッピクッ…

 

 

魔「…この2人は何なんだぜ…?」

 

リグルとミスティアが延びた状態で門の前に倒れていた。

 

?「こんな異変の夜に、妖怪達を人里に入れる訳には行かない。そこの人形遣いも例外じゃない」

 

そう言って、門の前で警備をしているのは上白沢慧音。彼女は半分人間でもう半分は獣人という、少し変わった人間(?)だ。普段は人里の寺子屋で講師として働いている。人里の人達からの人望もとても厚い奴だ。

 

魔「んな事は分かってるよ慧音先生。けれど待ってたって夜は明けないんだぜ?だから私らはその異変を解決する為にここまで来たんだぜ!」

 

慧「そうか…ならば遅かったな魔理沙。少し前に霊夢と麟という青年だったか?2人は迷いの竹林へ一足先に言ったぞ」

 

魔「霊夢と…」

 

ア「麟が…」

 

魔・ア「「迷いの竹林に?」」

 

私とアリスは思わず顔を見合わせてしまった。

 

 

~少女、移動中~

 

 

ヒュゥゥゥゥゥ…

 

ア「なるほど…だから神社は留守状態だったのね?」

 

魔「霊夢の奴が早く行動するなんて、珍しい事もあるんだな?しかも麟も一緒に行動してるとは」

 

ビュゥゥゥゥン!!

 

私らは急いで霊夢達の後を追うように迷いの竹林へと向かった。

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