華月麟の幻想記   作:華月麟

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ダメ押し!

~数分後~

 

 

隠「うっ…うう…」 ズキズキ…

 

 

 

麟の一撃を貰って気絶していた隠岐奈が、ようやくお目覚めだ。

 

隠「(ムクリ)いたたたた…麟君め、なんて容赦のない一撃を…」 ズキズキ…

 

割れそうなくらいの激痛が頭に走りながら、隠岐奈はブツブツと文句を言いながら起き上がったが…

 

 

ザッ…!!

 

 

隠「…うん?」 チラッ

 

 

神「おやおや…ようやくお目覚めですかな?摩多羅隠岐奈」 ゴゴゴゴゴゴゴゴ…

 

諏「随分と麟に手痛くやられたらしいねぇ?」 ゴゴゴゴゴゴゴゴ…

 

 

隠「…え?」

 

物騒なオーラを放つ守矢の二柱が、隠岐奈の前に立ち塞がっていた。

 

 

神「ふっふっふ…」

 

諏「くっくっく…」

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴ…

 

 

隠「え、えっとぉ…随分と嫌な感じのオーラを放っているけどぉ…どうかしたのかな?」

 

神「おっと…うちの早苗が世話になったので、その礼をたっぷりとしてやろうと思ってですね?」 パキッ…ポキッ…

 

諏「そうそう♪早苗が随分と世話になったみたいだから、私達が早苗の代わりにそのお礼をしたいなと思ってるんだよ♪」 パキッ…ポキッ…

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴ…

 

隠「おかしいなぁ!?お礼と口では言っているのに、その言葉とは裏腹にとんでもない殺意を感じるんだけどなぁ!?」

 

諏「にっしっし…麟が私達の代わりにとんでもない一撃をぶち込んでくれたけど、あれだけでは生温い!」

 

神「もう一撃…我々のダメ押しというお礼をたっぷりとくれてやる…!」

 

神・諏

(ギロリ…!!)

 

隠「ひぃぃぃぃ…!あ、あぁぁぁぁっ…!?」

 

神・諏

「「(グアッ…!)隠岐奈ぁっ!!」」

 

隠「いやあぁぁぁぁぁっ!?(泣)」

 

 

 

神・諏

「「オラオラオラオラオラオラオラオラ!オォォォォォォッ!!」」

 

 

 

バコォンッ!!!

 

 

 

隠「ごめんなさぁぁぁぁいっ(泣)!!!」 ピュ~ンッ!!!

 

 

 

キラーンッ☆

 

 

 

霊・魔

「「た~まや~」」

 

幽香

「あらら、汚い花火が打ち上がったわね」

 

麟「本当に汚ぇ花火だな…」

 

 

幻想郷の賢者であり神でもある秘神・摩多羅隠岐奈、ブチギレた八坂神奈子と洩矢諏訪子のダメ押しをまともに食らい後戸の国の遥か彼方まで吹っ飛ばされて戦闘不能!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結局、今回の件は〖摩多羅隠岐奈のくだらない悪だくみによって引き起こされた事件〗という形で八雲紫の手によって処理された。

 

そして、本当は事件解決の翌日に緊急の会議を開く予定だったのだが…幻想郷会議のメンバーでもある八坂神奈子が『東風谷早苗の看病でしばらく守矢神社から動く事が出来ない』という理由によって、緊急の会議は〖早苗が自分1人で歩けるよう回復するまで〗の間当面は見送られる事となった。

 

 

 

しかし…事件は無事に解決したのだが、摩多羅隠岐奈も知らない間にとある場所にて新たな動きが…。

 

 

 

 

 

 

 

~???~

 

 

?「くっくっく…まさか近代幻想郷に、あのようなとてつもない憎悪…基、邪気を纏える存在が居たとはな…。是非ともどんな奴なのかこの目で見てみたいのぉ…となれば、儂も少しずつ動くとするかのぉ…?あの組長共は、上手く儂の掌で踊ってくれると良いのじゃが、まあどう転んでも構わんがの。くっくっく…!」

 

 

 

?『素晴らしい…!よもやこの幻想郷において、あれほどの憎悪を纏える存在が居たとは…実に喜ばしい事だ…!必ずあの力を纏える者を我が手に納めなければ…!そして…我が"後継者"として迎え入れねばなるまい…!くっはっはっはっはっはっは…!!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

星熊勇儀や伊吹萃香が、かつて忌み嫌い封印してきた〖呪われし禁断の地〗に巣食う者達が

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レーヴァテインの力を纏う〖華月麟〗を手に入れようと画策し、動き出すのは…まだまだ先の話だ…。




レーヴァテインの力が、何故"呪われた土地"にまで感じ取れてしまったのか?


・答え
摩多羅隠岐奈が後戸の国の扉を終始開けっ放しにし、レーヴァテインの力が幻想郷中に漏れ出てしまったから。

"呪われた土地"とは?(ネタバレになるので直接的な名前は伏せます)

  • 血だけで構成された生臭い池
  • 畜の生共が住むあの街
  • 魔物が住む世界
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