早苗大暴走事件から一週間程度が過ぎ…
~博麗神社~
ヒュゥゥゥゥ…スタッ
早苗
「ふう…到着っと」
神奈子と諏訪子、そして麟や永琳達からの手厚い看病等の手助けもあり、たった一週間程度で早苗の身体と体調はかなりの快方へと進んでいた。
あうん
「あ、早苗さん!」 尻尾パタパタ♪
針妙丸
「あ、早苗だ~!」
霊夢
「あら、いらっしゃい早苗」
魔理沙
「よう早苗!」
早「こんにちは皆さん!」 ペコリ
歩く、空を飛ぶ等々、生活する為に必要な基本動作のほとんどが出来るまでに回復した早苗は、早速一週間前のお礼をしに博麗神社にやって来ていた。
霊「お茶を淹れるから上がっていきなさい」
早「お言葉に甘えさせていただきます!」
霊「あうん、針妙丸、お茶の準備を手伝って。魔理沙、どうせあんたも飲むんでしょ?」
針「あいあいさ~!」
あ「分かりました!」
魔「飲むに決まってんだろ~!」
トクトクトク…
霊「はい早苗、あんたのお茶」 コトッ…
早「あ、どうも」 ズズズ…
魔「それにしても、まさか一週間程度でほとんど回復するとはな?これも現人神の奇跡ってやつか?」
早「いえいえ、皆さんが私の介護等を手伝ってくださったおかげですよ!」
あ「もう神社のお仕事をしても、身体に支障は無いんですか?」
早「ええ!おかげさまで♪…でも、まだ戦闘面の回復は出来ていないのよねぇ…」
針「あれだけ酷いダメージを負ってたんだから、まだそっちの回復は無理なんじゃない?」
霊「針妙丸の言う通りよ、あんたはもっとゆっくり身体を休めなさい」
魔「早苗は頑張り屋さん過ぎるからなぁ?むしろたまにはサボらないと身体は回復しきらないぜ?」
早「あはは…神奈子様と諏訪子様からも似たような事を言われましたよ。それはそうと、麟さんは不在なんですか?(キョロキョロ)麟さんにもお礼を言いたいのですが…」
霊「ああ…麟なら、今は白玉楼に居るわよ?」
早「白玉楼に?それまたどうして冥界の屋敷なんかに…?」
魔「なんでも、紫の奴から『幻想郷賢者の会議に参加して欲しい』って事で、麟の奴もその幻想郷会議とやらに参加しなくちゃならなくなってだな…」
早「幻想郷会議…ああ、神奈子様がそんな事言ってましたね『今日は幻想郷会議に参加するから、会議の内容によっては帰りが遅くなるかもだ』って」
針「一体、何について話し合うんだろうねぇ?」 ズズズ…
霊「…おそらくは」 チラッ
霊夢は神妙な顔で天を仰ぎ…
霊「…あの力についてでしょうね」
静かにそう呟いた…。
~白玉楼~
隠岐奈
「いやはや…この前の件は本当に申し訳なかった」 ペコリ
神奈子
「いえいえ、もう過ぎた話ですので気にしていませんよ」
隠「そ、そうか?あ、さてさて…幻想郷の有力者の諸君、今日はわざわざ白玉楼にまで赴いてくれてすまないな。今回は、急を要する内容の会議になりそうなので急遽開かせてもらったよ」
幻想郷会議の参加するのは
・八雲紫
・西行寺幽々子
・八意永琳
・八坂神奈子
・聖白蓮
・豊聡耳神子
・飯網丸龍
・四季映姫・ヤマザナドゥ
・ヘカーティア・ラピスラズリ
・純狐
・星熊勇儀
・古明地さとり
・摩多羅隠岐奈
といった面々である。
この幻想郷を生きるそれなりの有力者達であり、なかなかに重い空気となっている。
紫「はぁ…遂にこの時が来てしまったのね…」 ドヨーン…
幽々子
「まあまあ、そんな事言ったところで時は止まらないわよぉ?」
永琳
(これだけの面々が集まったという事は…議題の内容はおそらく…)
聖「こういった会議に参加するのは、かなり久しぶりですね?」
神子(耳)
「そう毎回会議を開かれては、逆にこちらも困るだろう?」
龍「ま、まさか私のような者も呼ばれるとは…思いもしませんでした」
映姫
「貴女もそれなりの有力者、呼ばれて当然です」
ヘカーティア
「なんだか重々しい空気ねん?」
純狐
「我が息子は何処だ…?」 キョロキョロ
勇儀
「さっさと終わらせて、パーッと飲みたいね」
さとり
「貴女はいつだって飲んでいるでしょう…?」
一方、今回の会議を開く議題を作った張本人はというと?
~客室~
麟「くかー…すぴー…」
早苗を救い出す為に奔走し続けた為、彼は相当なエネルギーを消費してしまっていた。それ故に体力回復の為の睡眠を取っていた。
妖夢
「…」 ナデナデ
(り、麟さんの寝顔をこんな間近で見れるなんて…!いやいや…落ち着け私!平常心平常心…!)
…魂魄妖夢の膝枕で。