華月麟の幻想記   作:華月麟

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守矢にお泊まり・4

カポーン…

 

チャプ…

 

 

麟「ふう…」

 

晩御飯を食べ終え、ある程度胃が落ち着いた麟は、一番風呂をゆっくりと堪能しながら全身の疲れをほぐしていた。

 

麟「…」

(なんか…やっと落ち着けた気がするな…)

 

東風谷早苗大暴走事件は、博麗霊夢誘拐異変からほんの1~2週間程度経過して起きた出来事。彼はほとんど身体をゆっくり休めていなかった状態だった。

 

 

<コンコンッ

 

 

早「麟さ〜ん」

 

麟「おー早苗かー?どしたん?」

 

早「湯加減はどうですか?」

 

麟「ちょうどよかよ〜」

 

早「そうですかそうですか♪じゃあ私も入っちゃおうかな…」

 

麟「そうすれ…あ?ちょっと待て、今なんつった?」

 

 

ガラーッ!

 

 

早「お邪魔しまーすっ!!」

 

 

麟「「ぎゃあぁあぁああぁあぁっ!?」」

 

 

早「( ॑꒳ ॑ )…どうかしましたか?」

・素っ裸

 

麟「どどど…どうかしましたか?じゃねーよ!なーに当たり前のような顔して入って来てんだバッキャロウ!///」

 

早「だってお風呂が冷めちゃうし…」

 

麟「東風谷早苗…恐ろしい子…!」

 

早「お邪魔しま〜す♪」 チャプッ…

 

常識に囚われなさすぎる東風谷早苗!

もう少し乙女としての恥じらいとかは無いのだろうか?

 

麟「はぁ…」

 

早「ふふっ♪」 ポスンッ♪

・麟の肩に寄りかかる

 

麟「お前…なーんで俺と一緒に風呂入ろうって思ったんだ?」

 

早「( ✧Д✧)今がチャンス!と、思いまして」

 

麟「何がチャンスなんなんだよ…?」

 

早「…貴方との距離を詰めるチャンス?」

 

麟「(੭ ᐕ))?チョットナニイッテルカワカラナイ」

 

早「なんで分からないんですか!(汗)」

 

麟と早苗が風呂場でわちゃわちゃと騒いでいるのを

 

 

神「ふっふっふ…早苗の奴め、まさかそこまで積極的に責めるとはな…!」 ヒソヒソ

 

諏「早苗があそこまで積極的に責めてくれれば…自ずと守矢の未来は決まったも同然…!」 ヒソヒソ

 

 

この変態二柱共は風呂場に耳をすませながら盗み聞きをしていた。うーん…守矢の神がこんなんで良いのだろうか…?

 

麟「ふぅ…」 ダルーン…

 

早「ふふっ♪だらけきってますね?」

 

麟「…今まで、あんまりゆっくりと身体を休められなかったからな、やっとゆっくり出来そうだからだらけきりたいんだよ…」

 

早「それは、色々とご迷惑をおかけしました…」

 

麟「…霊夢と早苗が無事に帰ってこれたんだ、このくらいの疲労は安いもんだろ」

 

早「…麟さん」

 

麟「…ん?」

 

早「…ふふっ♡」 ジリジリ…

 

麟「…なんでじりじり近付いてくる?」

 

早「…えいっ♡」 ダキッ♡

 

ムニュッ♡

 

麟「…んだよ?」

 

早「…あら、意外と淡白な反応」

 

麟「…俺が胸如きで興奮するとでも?」

 

早「…麟さんって、本当に無欲というかなんというか…」

 

麟「悪いけど、そういうハニートラップ的なのは興味なくてだね」

 

早「くっ…!胸が大きいだけではダメだと言うんですか…!?」

 

麟「別に早苗は胸が大きかろうと小さかろうと、お前自身の魅力には何の影響も出ねーよ。お前はお前だ」

 

早「はぅ…♡///」

 

麟「まぁ…霊夢を超えたきゃ、毎日頑張りな」

 

早「も、もちろんです!…でも麟さんって、霊夢さんと付き合ってるんですか?」

 

麟「霊夢と?付き合ってないが」

 

早「…それにしては、お二人の息っていつ見てもピッタリというか」

 

麟「そりゃ十数年も一緒に居るんだ、お互いの事は知り尽くしてるだろ」

 

早「知り尽くしている…!?///な、なんてドキドキする言葉…!///」

 

麟「…そんなか?」

 

早「でも不思議ですよねぇ…それだけお互いを知り尽くしているのに、お付き合いしてないなんて…」

 

麟「俺は霊夢を"1人の家族"として見てるようなものだからな、なんか恋愛とまではいかないかな…」

 

早「ならば私にも貴方に求婚するチャンスがあるのですね!?♡」

 

麟「多分だが、霊夢がお前の邪魔をしそうだ…♪」

 

早「ならば霊夢さんが私の邪魔を出来ないくらいに、強くなってみせます!」

 

麟「ふっ…期待してるよ早苗」

 

早「はいっ!私は私のやり方でもっと強くなってみせます!」

 

麟「その時が楽しみだな。…さて、そろそろ身体でも洗うかな」

 

早「私が貴方のお背中を流しますね!」

 

麟「自分でやるからいいよ」

 

早「いえいえ遠慮せずに!」

 

麟「いいってば!」

 

早「洗わせてください!♡」

 

麟「やだ!」

 

早「だが断る!♡」 ガバッ!

 

麟「ぎゃああああっ!?」

 

 

ドッタンバッタン!!

 

 

神「おお…随分と激しいな…///」

 

諏「早苗…なんて恐ろしい子…!///」

 

お前ら二柱は、早苗と麟が風呂場でナニをしていると思ってんだ?

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