華月麟の幻想記   作:華月麟

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義妹に挨拶(古明地姉妹編)・3

ザッザッザッ…

 

亡「はぁ…なんか、のっけから精神的に酷く疲れたんですけど?」

 

勇儀からのセクハラまがいの熱い抱擁(意味深)を、命からがら退く事に成功した亡は、本来の目的地であった地霊殿へと向かっていた。…地霊殿に向かうまでの間、無駄話がなかなか多かった気がするぞ?

 

 

~地霊殿~

 

 

ザッ…

 

亡「到着…地霊殿!」

 

 

やっと地霊殿に到着だ。

 

スタスタ

 

亡「さて、さっさと話を片付けて妹達を甘やかしましょうかね」

 

おぉっと、亡のお姉ちゃんモード炸裂だ。

 

 

~地霊殿ロビー~

 

 

ギィィィ…

 

亡「お邪魔しま~すっ」

 

 

カツ…カツ…カツ…

 

 

さとり

「あら…お客さん…?って、貴女は確か天狗の号外に載っていた…」

 

 

早速、地霊殿の主・古明地さとりがお出迎えをしてくれた…が、やはり麟が行方不明になった影響なのだろうか?若干、さとりの顔はやつれていた。

 

亡「黒百合 亡よ。久しぶりねさとり、見ない間にすっかりやつれちゃって」

 

さ「…久しぶり?私と貴女は初対面ですよ?なのに…何故久しぶりだなんて言葉を…」

 

亡「ふふっ♪さとりのような心を読める妖怪なら、私が何者かすぐに分かると思うけれど?」

 

さ「…!?な、何故私が心を読める事を…!」

 

亡「なんでって、貴女の能力を制御出来るようにしたのは…私よ?懐かしいわぁ♪貴女が私の隣に添い寝して、お互いに色々と話したあの時の事を」

 

さ「ど、どうしてそこまで知っているのですか…!」

 

亡「はぁ…」

(やっぱり、意外と気付かれないものなのね…)

 

さ「意外と気付かれない…?どういう意味ですか…」

 

亡「…」 スッ…

・腕を広げ

 

 

「「おいで、さとり♪」」

 

 

さ「…!」

(こ、この優しい声…そして凍ってしまった心すら溶かしてしまいそうな暖かな雰囲気は…!)

 

亡「ふふっ♪そろそろ、私が誰か気付いた?」

 

さ「…兄さん!」 バッ!!

 

亡「…っと、そう来たか!」

 

ヒュゥゥゥゥ…

 

さ・亡

(ダキッ…!!)

 

亡「捕まえた♪」

 

さ「(ギュ~!)兄さん…!」

 

亡「今は姉さんだけどね?♪」

 

さ「(ウルウル…)凄く心配したんですよ…!?」

 

亡「(ナデナデ)文句は私の名を騙る偽物に言って頂戴?あいつのせいで、私はこの姿にならざるを得なかったのよ」

 

さ「(スン…)…な、なんでそんな流暢に女性の喋り方が出来るんですか?」

 

亡「あ、涙が引っ込んじゃった…」

 

さ「す、すみません…兄さんの喋り方が上手過ぎるのが気になって…」

 

せっかくの感動的な場面が台無しじゃねぇか。

 

亡「ふふっ♪色んな女性と出会って、交流を重ねてきたんだからそれなりに喋り方は、自然と学ぶものよ♪」

 

さ「習うより慣れろって事ですか…」

 

亡「そゆこと♪」

 

さ「…それにしても、無事で良かった…!」 ギューッ

 

亡「ごめんごめん…そういえば、こいしはどこ?」 キョロキョロ

 

さ「こいしですか…?そういえば、朝からこいしの姿は見かけなかったような…」

 

 

こいし

「(ヒョコッ)呼んだ〜?♪お姉ちゃん達♪」

 

 

亡・さ

「「うひゃあっ!?こ、こいし、いつの間に!?」」

 

まさかのいつの間にか2人の背後を取っていた古明地こいし。しかし…勇儀から聞いた話では、古明地姉妹は2人共かなり精神的ショックを受けていたと言っていたが…こいしは誰がどう見ても、いつも通りのテンションだった。

 

さ「…こいし?いつからそこに居たのって…そこじゃないそこじゃない…!貴女は大丈夫なの…?」

 

こ「大丈夫って何が〜?」

 

さ「そ、その…兄さんが行方不明って号外が出たじゃない…?」

 

こ「あー…もう大丈夫だよ♪だってお兄ちゃんは今、目の前に居るじゃん!」

 

亡・さ

「「!?」」

 

さ「も、もしかして…私と姉さんの会話を聞いてたの…?」

 

こ「それもあるけど、亡お姉ちゃんと勇儀の家に上がるとこ着いてったから♪」

 

サラッとこいしも亡のことを『亡お姉ちゃん』と呼んでいるが…こっちもこっちで自然と呼べてるのが不思議だこって。

 

まあそんなことはどうだっていい。今、こいしの口からとんでもない燃料が投下されたぞ?

 

亡「ブッフォッ!!?」

 

さ「…は?こいし…その話、詳しく聞かせて頂戴?」

 

こ「勇儀がね〜?全裸になって亡お姉ちゃんを襲いかけたの!」

 

亡「だーっ!?なんでそっちを言っちゃうのこいし!?」

 

こ「え?だって、亡お姉ちゃんが悪いわけじゃないじゃん?」

 

亡「そういう問題とは思えないよ…!?」

 

こ「え?」

 

亡(チラッ)

 

亡が恐る恐るさとりの方へ視線を向けると…

 

 

さ「…」 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

 

 

亡「ゲェッ!?」

 

こ「あ、あら〜…?」

 

怒り心頭で爆発寸前のさとりが完成。

 

さ「姉さん…(重苦しい雰囲気の声)」

 

亡「は、はいっ!?」

 

さ「今すぐ私の部屋に行きますよ!」 ズリズリズリ

 

亡「[ズリズリズリ…]いやぁぁぁっ!?こいし!へるぷみー!」

 

こ「が、頑張って〜…」 フリフリ

 

亡「(ガーンッ!)お前ェっ!?」

 

こいし、あっさり義姉を見捨てる。

 

 

~さとりの部屋~

 

 

さ「…ふんっ!」 ドンッ!

 

亡「(ドサッ!)アウチ!」

 

いつも、そこまで感情を表に出さない普段のさとりとは思えないほどの力で、亡を自身のベッドに押し倒す。

 

さ「(ギシ…)…」 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

・亡の腰上に座る

 

亡「え、えっと…さとりさん…?」

 

さ「…勇儀さんばかりズルい」 ボソッ

 

亡「…え?」

 

さ「わ、私は勇儀さんみたいな大きな胸は無いけど、それでもそれなりの身体は作れているつもりです!///(錯乱)」 カッ!!

 

亡「!?」

 

さ「私だって!///」 ヌギヌギ

 

亡「ちょちょちょちょ!?」

 

さ「(バサァッ!!)私だって貴女が好きなんだからァっ!!///」

・全裸

 

亡「ぎゃあぁぁぁぁぁぁぁっ!?///」

 

さ「姉さん!///今すぐ私を抱いてもらいますよ!///」

 

亡「何言ってんだお前はぁっ!!?///」

 

 

ドッタンバッタン!!!

 

 

大いに掛かってしまったさとりが大暴走!?まさかの服を脱ぎ捨てて既成事実を作りにかかる!

 

さ「姉さん逃げないで!///」

 

亡「だが断る!///」

 

 

<ワーギャーッ!!!

 

 

こ「…な、何やってんのお姉ちゃん(汗)」

 

お燐

「な、なんか物凄く騒がしいから駆け付けてみれば…さとり様が珍しく暴れてる…?」

 

お空

「お兄さんが居なくなってからさとり様元気無かったからねー!何があったか私には分からないけど、元気そうで良かったねー!」

 

こ・お燐

「「いや…多分、今部屋の中で起こってる事…そんな宜しい案件では無さそうだけど…?」」

 

お空

「うにゅ?そうなの?」

 

 

ダメだこりゃ…

最近、エッ!な展開が増えてきましたが、読者の皆様はどう思ってますか?

  • 構わん構わん
  • むしろ増やせ
  • ちょいと控えて?
  • パルパルパル…!!(?)
  • レッツディガップ!(!?)
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