華月麟の幻想記   作:華月麟

682 / 1036
義妹に挨拶(メディスン・メランコリー編)

地霊殿の義妹達に挨拶を終えた翌日、最後の1人に挨拶する為に太陽の畑へやって来ていた。

 

~太陽の畑~

 

 

ザッザッザッ…

 

亡「相変わらずここは向日葵が元気に咲き乱れてるなぁ…」

 

亡は咲き乱れる向日葵を眺めながら、ここを管理する主の元へと向かう。

 

 

〜幽香の家〜

 

 

コンコンッ

 

 

幽香

「はいはい、今開けるから待って(ガチャッ)どちら様…って」

 

 

亡「どうも」 ペコリ

 

幽香

「貴女…確か天狗の号外に載っていた新米の…」

 

亡「黒百合 亡です」

 

幽香

「…わざわざ、うちへ挨拶にでも来たのかしら?」

 

亡「ええ、そんなところです」

 

幽香

「そう…わざわざ博麗神社から来たのだから疲れたでしょう。上がっていきなさい、お茶くらいは出すわ」

 

亡「ありがとうございます」 ペコリ

 

幽香

「…ん?」

(この子…誰かにそっくりな気がするけれど、気のせいかしら…?)

 

幽香のご好意に甘え、亡は幽香の家に上がる。

 

 

スタスタ…

 

 

メディ「幽香〜、誰が家に来たの…って、あれ!?幽香の後ろに居る人って…」

 

幽香

「ええ、この前の号外に載っていた新米巫女、黒百合 亡よ」

 

亡「黒百合 亡です♪」 ペコリ

 

リグル「リ、リグル・ナイトバグです」 ペコリ

 

メディ「…メディスン・メランコリーよ」 ペコリ

 

幽香

「風見幽香よ」 ペコ

 

亡「これから、よろしくお願いします♪」

 

幽香

「え、ええ…。あ、お茶を淹れてくるから座って待ってて頂戴」 スタスタ

 

亡「はい♪」 ストンッ

 

メディ「…」 ジーッ

 

亡「ん?」 チラッ

 

メディ「…」 ジーッ

 

リグル「…メディ、そんなに亡さんを睨まないの(汗)」

 

メディ「だって…この人、誰かに似てるから…」

 

亡「…!」

 

リグル「誰かって…誰に?」

 

メディ「分かんない…」

 

亡「ふふっ♪」

(あらあら、意外とメディは勘が鋭そうだ♪)

 

メディ「…えいっ!」 ダキッ!

 

亡「あらら?」

 

リグル「ちょ…メディ?!」

 

メディスンは自分の疑問を解決すべく、亡に抱き着く作戦を決行。

 

メディ(ムギュー)

 

リグル「メ、メディ…初対面の人にいきなりそれはダメだって…」

 

亡「ふふっ♪別に構わないわ♪」

 

リグル「な、亡さんが構わないなら…良いんですけど」

 

亡「ふふっ♪」 ナデナデ

 

メディ「[ナデナデ]貴女の手…落ち着く…」

 

亡「それはどうもどうも♪」 ナデナデ

 

メディ(この撫で方…もしかして…)

「もしかして貴女…兄ちゃ?」

 

亡「!」

 

リグル「えっ…!?な、何を言ってるのメディ?!」

 

メディ「この人の撫で方…兄ちゃにそっくりなんだもん!」

 

リグル「偶然でしょ…」

 

 

亡「…正解よ、メディ♪」

 

 

リグル「…え!?」

 

メディ「…え?」

 

 

亡「クスクス♪メディ、久しぶり♪」 ニコッ♪

 

メディ「(ウルウル…)兄ちゃ〜…!」 ムギュー!!

 

リグル(え、どゆこと…?)

 

 

亡の撫で方だけで、メディスンは彼女の正体を見破った。レミリア並に勘が鋭いぞ…!?

 

何も理解出来ていないリグルは、なんのこっちゃさっぱりだ。

 

スタスタ

 

幽香

「亡、紅茶が入ったわよ…って何事…?」

 

リグル「あ、幽香さん…」

 

紅茶を淹れ、リビングに戻ってきた幽香が目にした光景は

 

 

メディ「兄ちゃのバカバカ…!」 ポカポカ

 

亡「ふふっ、ごめんごめん…こんな回りくどい事しちゃって…」

 

 

感動の再会(?)を果たしたメディスンと亡の2人が抱きしめあっている光景だった。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。