地霊殿の義妹達に挨拶を終えた翌日、最後の1人に挨拶する為に太陽の畑へやって来ていた。
~太陽の畑~
ザッザッザッ…
亡「相変わらずここは向日葵が元気に咲き乱れてるなぁ…」
亡は咲き乱れる向日葵を眺めながら、ここを管理する主の元へと向かう。
〜幽香の家〜
コンコンッ
幽香
「はいはい、今開けるから待って(ガチャッ)どちら様…って」
亡「どうも」 ペコリ
幽香
「貴女…確か天狗の号外に載っていた新米の…」
亡「黒百合 亡です」
幽香
「…わざわざ、うちへ挨拶にでも来たのかしら?」
亡「ええ、そんなところです」
幽香
「そう…わざわざ博麗神社から来たのだから疲れたでしょう。上がっていきなさい、お茶くらいは出すわ」
亡「ありがとうございます」 ペコリ
幽香
「…ん?」
(この子…誰かにそっくりな気がするけれど、気のせいかしら…?)
幽香のご好意に甘え、亡は幽香の家に上がる。
スタスタ…
メディ「幽香〜、誰が家に来たの…って、あれ!?幽香の後ろに居る人って…」
幽香
「ええ、この前の号外に載っていた新米巫女、黒百合 亡よ」
亡「黒百合 亡です♪」 ペコリ
リグル「リ、リグル・ナイトバグです」 ペコリ
メディ「…メディスン・メランコリーよ」 ペコリ
幽香
「風見幽香よ」 ペコ
亡「これから、よろしくお願いします♪」
幽香
「え、ええ…。あ、お茶を淹れてくるから座って待ってて頂戴」 スタスタ
亡「はい♪」 ストンッ
メディ「…」 ジーッ
亡「ん?」 チラッ
メディ「…」 ジーッ
リグル「…メディ、そんなに亡さんを睨まないの(汗)」
メディ「だって…この人、誰かに似てるから…」
亡「…!」
リグル「誰かって…誰に?」
メディ「分かんない…」
亡「ふふっ♪」
(あらあら、意外とメディは勘が鋭そうだ♪)
メディ「…えいっ!」 ダキッ!
亡「あらら?」
リグル「ちょ…メディ?!」
メディスンは自分の疑問を解決すべく、亡に抱き着く作戦を決行。
メディ(ムギュー)
リグル「メ、メディ…初対面の人にいきなりそれはダメだって…」
亡「ふふっ♪別に構わないわ♪」
リグル「な、亡さんが構わないなら…良いんですけど」
亡「ふふっ♪」 ナデナデ
メディ「[ナデナデ]貴女の手…落ち着く…」
亡「それはどうもどうも♪」 ナデナデ
メディ(この撫で方…もしかして…)
「もしかして貴女…兄ちゃ?」
亡「!」
リグル「えっ…!?な、何を言ってるのメディ?!」
メディ「この人の撫で方…兄ちゃにそっくりなんだもん!」
リグル「偶然でしょ…」
亡「…正解よ、メディ♪」
リグル「…え!?」
メディ「…え?」
亡「クスクス♪メディ、久しぶり♪」 ニコッ♪
メディ「(ウルウル…)兄ちゃ〜…!」 ムギュー!!
リグル(え、どゆこと…?)
亡の撫で方だけで、メディスンは彼女の正体を見破った。レミリア並に勘が鋭いぞ…!?
何も理解出来ていないリグルは、なんのこっちゃさっぱりだ。
スタスタ
幽香
「亡、紅茶が入ったわよ…って何事…?」
リグル「あ、幽香さん…」
紅茶を淹れ、リビングに戻ってきた幽香が目にした光景は
メディ「兄ちゃのバカバカ…!」 ポカポカ
亡「ふふっ、ごめんごめん…こんな回りくどい事しちゃって…」
感動の再会(?)を果たしたメディスンと亡の2人が抱きしめあっている光景だった。