華月麟の幻想記   作:華月麟

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魔界へ

~翌日~

 

 

霊(ムギューッ…)

 

 

麟「…おいおい(汗)」

 

針・アリス

「「…はぁ(汗)」」

 

あ「ふふっ♪」

 

 

さてさて、あれから翌日になり、いざ魔界へ行こう!となったのだが…とある事情により、初っ端から予定が狂い始めていた。

 

そのとある事情はというと…

 

 

霊「行っちゃやだ~…」 ムギュー…

 

麟「…よりにもよって、なんで今なんだよ(汗)」

 

 

霊夢の寂しんぼが『魔界に行きましょう!』となったタイミングで爆発、駄々をこねながら麟に抱き着いて麟は身動きが取れなくなったしまったのだ。…可愛いかよ

 

 

アリス

「ちょっと霊夢…貴女昨日は『私知りませ~ん』って対応だったくせに、なんでこのタイミングで駄々をこねてるのよ…!?」

 

霊「うっさいうっさい…!昨日の事なんて覚えてないわよ…!」

 

麟「都合が良いこって…」

 

霊「ねえ麟…本当に行っちゃうの…?」

 

麟「…お前が行っていいって判断を下したんだろうが」

 

霊「やっぱ撤回…「今更させねぇよ?」oh…shit」

 

麟「いい加減離せ!」 グッ…!!

 

グギギギギギギギギ…!!

 

霊「やだ~!」 グググググ…!!

 

麟・針・アリス

『子供かっ!!』 ビシッ!!

 

霊「何とでも言え!」

 

あ「…(汗)」

 

全然話が進みそうに無いんですが?

 

霊(ムギュー)

 

麟「…ほんっとうにいい加減にしないと、さすがの俺もキレるぞ」 ゴゴゴゴゴゴゴゴ…

 

霊「(パッ…)スミマセンデシタ…」

 

アリス

「ブフッ!?」

(素直に離した!?)

 

ようやく、くっつき博麗虫から解放された麟であった。

 

 

~そろそろ本題に戻ろう~

 

 

アリス

「じゃあ…準備は良いかしら?」

 

麟「おう、いつでも良いぜ」

 

 

霊「ぎ お゛づ げ でぇぇぇぇぇぇっ…!!(ガチ泣き)」

 

針「泣き過ぎだよ霊夢!?別にさよならするわけじゃないんだからさぁ!?」

 

あ「れ、霊夢さんのメンタルってここまで脆かったですっけ!?」

 

多分、霊夢をここまでダメにしたのは天然女タラシの華月麟って奴のせいでして…。

 

 

<オーイオイオイオイオイオイオイ!!

 

 

アリス

「…はぁ(汗)」

 

麟「やれやれ…仕方ないな。おい霊夢!」

 

 

霊「ふぇ…?」

 

 

麟「…いってきます」

 

 

chu…♡

・投げキッス

 

 

霊「…!(ズキューンッ!!♡)ぐはぁっ!♡///」 ドサッ

 

チーン…

 

針「麟の投げキッスで霊夢が逝ったぁぁぁっ!?」

 

あ「霊夢さぁぁぁぁぁぁぁんっ!!?」

 

 

麟「…あれ?」

 

アリス

「もっと話が拗れてない…?」

 

あーもうめちゃくちゃだよ。

 

 

~数分後~

 

 

アリス

「コホン…では気を取り直して…行くわよ麟!」

 

麟「お、おう!」

 

 

針「いってらっしゃ~いっ!」

 

あ「お気をつけて~!」

 

霊「いってらっしゃ~いっ♡」

・投げキッスでご満悦

 

 

アリス

「はっ…!」 バッ!

 

 

ギンッ…!!

 

 

麟「おお…凄いな」

 

準備が整ったアリスはすぐさま足元に転移魔法陣を展開。

 

 

オォォォォォォォォォォォォッ…

 

 

アリス

「それじゃあ行きましょう…転移先は」

 

 

 

「「パンデモニウム!」」

 

 

 

ビシュインッ!!

 

 

フゥゥゥゥゥゥゥゥゥ…

 

 

そして転移先を叫ぶと一瞬で2人は目的地まで転移され、2人が立っていた場所には微かな風が吹いた。

 

 

 

~パンデモニウム(魔界)~

 

 

ビシュインッ…!

 

スタッ…

 

 

アリス

「ふう…久しぶりにこの魔法を使ったけど、無事に転移成功みたいね」

 

麟「ここが魔界か…」

 

 

 

ゴロゴロ…ピシャッ!!

 

 

 

魔界の風景は…もうザっと言ってしまえばこうである。

 

勇者RPG系のゲームやらなんやらに出て来そうな〖魔王城〗!

 

といったところだ。しかしこんな風景でも面白いものがあり、ちゃんと城の下には人里らしき町景色が見え、どちらかというと〖世紀末中世ヨーロッパ風〗の風景にも近い。

※もう読者の皆様に想像は任せます

 

 

麟「…なんだか見慣れない光景過ぎてソワソワするな」

 

アリス

「あはは…慣れないと最初はそんなものよ。それじゃあ、あそこのお城に向かいましょうか」

 

麟「…え、あのデッカい城がアリスの実家なのか!?」

 

 

オォォォォォォォォォォォォッ…

・奥でそびえ立つ城

 

 

アリス

「ええ、そうよ?」

 

麟「お前…本当に凄いところから生まれて来たんだな…?」

 

アリス

「まあ…見た目こそ世紀末な感じだろうでしょうけど、パンデモニウムの皆はどちらかというと過保護過ぎて嫌気が差すって感じの場所だったわ。だから帰りなかったっていうのもあるわね」

 

麟「アリスって、末っ子なのか?」

 

アリス

「ええ、そうよ?」

 

麟「あはは…末っ子は家族から一番過保護に育てられる立場だからな、仕方ないかもな」

 

アリス

「嬉しいは嬉しいけど、どちらかというと私は嫌って感情が大きかったわ…」

 

麟「それでも家族は大切にしろよ?」

 

アリス

「ええ、言われなくても。それじゃ、雑談はここまでにして行きましょうか♪」

 

麟「おうよ」

 

 

スタスタ

 

 

ちょっとした雑談を終えた2人は、パンデモニウムへと歩き出した。

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