神綺
「それじゃあ早速、麟ちゃんのお土産をいただきましょう♪」
パカッ
麟が魔界のお土産に選んだお菓子は…
ユキ
「…何この丸い食べ物」
ルイズ
「魔界では見た事ありませんわね…?」
サラ
「でも…(クンクン)甘い匂いがするよ!」
マイ
「これは…お団子ですか?」
麟「そう、俺の行きつけで買ってきた団子だよ」
玉兎の2人が作っているお団子や餅だった。魔界には餅という食べ物が存在しないからなのか、とても不思議そうな目で皆は団子や餅を眺めている。
清蘭・鈴瑚
「「毎度あり~っ!!♪」」
かなりの量を2人の店から買った為、清蘭と鈴瑚は
清蘭
「そ、そんなに買ってくれるんですか!?」
鈴瑚
「やったぜ!今日はもう店じまいにするぞ!」
とウハウハだったご様子で。
アリス
「あら…あの子達のとこで買ってきたのね?」
麟「いやはや…結構な量を買うっていきなり2人に言ったから大丈夫かと思ったけど、案外あいつらは何とかしてくれたよ」
アリス
「それもそれで凄いわね…」
恐るべし…玉兎達!
サラ
「とりあえず、このトロッとしたのがかかってるやつをいっただきま~っす」
パクッ
モグモグ…
麟「ど、どうかな?」
サラ
「…はぁ」
麟「あ、あらら…?」
(溜息つかれた!?ダメだったかな…?)
サラ
「(カッ!!)美味しすぎる!!」
アリス
「スゴ~ッ!?」
サラ
「何このモチモチ触感!?面白い触感だね!?しかもこれにかかってるソースも甘じょっぱくて美味しい!」
麟「そいつはみたらし団子、病みつきになるだろ?」
サラ
「たまんないよ!♪」
ユキ
「え、そんなに美味しいの?」
サラ
「そんなに!」
ルイズ
「サラお姉様がそこまで興奮するのでしたら…私はこの桃色のにしてみますわ。(ガシッ)…あら、この葉は何ですの?」
麟「ああそれ?そいつは取っちゃっていいよ」
ルイズ
「(ペリペリ)では…(パクッ モグモグ)…!?と、とても美味ですわ…!」
麟「そっちは桜餅。桜っていう花をイメージしたものだ」
ルイズ
「中に挟んでいる豆を使った甘味が絶妙な甘さでとても美味ですわ…!」
麟「中身は餡子っていう小豆を使ったやつだね」
ユキ
「ねえ麟、この葉っぱが巻かれた緑色のは何?」
麟「そいつは草餅。癖があるから気を付けな」
ユキ
「(パクッ モグモグ)お、これにも餡子っていうのが入ってる!私、これ好きだな♪」
マイ
「り、麟さん、この黄土色の粉がかかった丸い食べ物は…?」
麟「そいつはきな粉のおはぎ。美味いけどむせるからき~つけな」
マイ
「(パクッ)ゴホッゴホッ…!?」
麟「…むせる言うたやん」
夢子
「マイ、紅茶を飲みなさい」
マイ
「(ゴクゴク)っはぁ…お、美味しいけどむせる…!」
神崎
「どれもこれも美味しいわぁ~♪」
麟「そいつはよかったよかった(ゴクッ)…あ」
アリス
「あら…どうかした?夢子の紅茶、お気に召さなかった?」
夢子
「えっ…?」
麟「違う違う、そんなんじゃないやい(汗)この紅茶、アリスが淹れてくれる紅茶に近い味がするなと思ってさ」
夢子
「ホッ…」
アリス
「そりゃ…私に紅茶を淹れる技術を教えてくれたのは夢子だもの」
麟「ふふっ…受け継がれる技術、なんちって」
アリス
「な~にロマンチストみたいな事言ってんのよ」
麟
「でも事実」
アリス
「…否定はしない」
麟「今度、また紅茶でもせびりにアリスの家に行くとしようかね」
アリス
「はいはい、その時はとびきり美味しい紅茶を淹れて待ってるわよ♪」
<キャッキャ♪
6人
(…あんな仲良しなのに、付き合ってないってマジ?)
アリスと麟が仲良く会話している光景を間近で見ていた6人は、『絶対、付き合ってないってのは嘘だろ』と思ってしまうくらいに、2人は楽しそうに会話を弾ませていた。