華月麟の幻想記   作:華月麟

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あ、700話目だ


華月麟VSサラ・2

バギャァッ!!

 

サラ

「ごふっ…!?」 ザザァッ…

 

 

麟「(ザッザッ…)おらどうした、防戦一方じゃねぇか」

 

 

サラ

「くっ…!」

(こ、このままじゃ負ける…!アリスには悪いけど…ここは本気を出させてもらうよ…!ちょっとやりすぎたらごめんね!) バチバチィッ…

 

麟「…ん?」

 

サラ

「(バッ!!)ふふふ…」

・右手を天高く上げる

 

麟「…何してんだ?」

 

 

 

アリス「あ、あの構えは…!?」

 

ルイズ

「サラお姉様があれを使うだなんて…相当追い込まれてますのね?」

 

 

ゴロゴロゴロ…

 

 

麟「うん?」

 

頭上でゴロゴロと音が鳴り始めたので、音の出処へ視線を向けた瞬間

 

カッ…!!

 

ピシャッ!!

 

バリバリバリィッ!!

 

麟「ぐおあぁぁぁぁっ!?」

 

 

サラ

「サンダーボルト!」

 

 

落雷が自身目掛けて飛来、直撃を受けてしまった。

 

 

神綺

「あらあら…サラちゃんが雷を使うなんて、かなり切羽詰まった状況かしら?」

 

夢子

「サ、サラに本気を出させるなんて…!」

 

ユキ

「ちょっとサラお姉ちゃん!?それはいくらなんでもやり過ぎでは!?」

 

マイ

「け、けど…さっきまで、ずっと押され気味だったから…逆に本気を出さないとサラお姉様自身が危ないんじゃない…?」

 

ユキ

「そうなのかもしれないけどさぁ…!?普通の人間が落雷の直撃を食らったらひとたまりもないって…!」

 

アリス(サラったら…自分が追い込まれたからって能力を使うだなんて…!けど…能力を使ったところで、形勢逆転とまではいかないと思うけど…)

 

アリスは麟の心配を少しだけしつつ、サラには勝ち目がないだろうと考えていた。

 

 

バリバリバリィッ!!

 

 

麟「が…あ…っ!」

 

 

ザッザッザッ…

 

 

サラ

「ふふっ、ごめんねぇ?でも、君がいけないんだよ?こんな事になるとも考えずに私をどんどん追い詰めて、挙句の果てには挑発までするんだから…。私も本気を出さなくちゃいけなくなっちゃった」

 

バリバリバリィッ!!

 

麟「がぁっ…!」

・必死に耐える

 

サラ

「ふふっ…さぁて?そんなに我慢してたら、その内身体が大火傷を負ってもっと大変な事になっちゃうよ〜?そろそろ降参したら?」

 

麟「こ、断る…!がぁぁぁぁぁっ!」

 

サラ

「え〜断っちゃうの?まあ…私は知ったこっちゃないけど。クスッ、君は一体いつまでこの雷の直撃に耐えられるのかな?」

 

麟「ぐぅぅっ…!」

 

 

 

「「(ニッ)…さあな?お前は、俺がいつまでこの雷を耐えられると思う?」」 ケロッ

 

 

 

サラ

「は…!?」

 

 

麟「ふん!」 グッ!!

 

 

バチィンッ!!

 

 

麟「(コキッコキッ)ふぅ…なかなか刺激的だったぜ」

 

サラ

「わ、私の雷が効いてない…!?」

 

麟「(グルグル)おーすげぇすげぇ、身体中のガタツキが無くなったみたいだ」

 

サラ

「しかもマッサージ感覚…!?」

 

案の定、サラによる雷の攻撃は彼に対して大きな効果が見込めなかったようだ。彼はサラの雷を電気マッサージか何かと勘違いしているようだ。

 

麟「ふんっ!」 バヴォォォォォォォォォッ!!

・戦闘力上昇

 

サラ

「パ、パワーがさっきよりも…もっと膨れ上がって…!?」

 

サラの雷撃を受けた影響で、身体中のガタツキが無くなった麟は更に身体の調子が好調。ダメージを与えるどころか、逆に麟の戦闘力を増幅させる行為になってしまった。

 

 

夢子

「そ、そんなバカな…!?サラの雷を食らっていながら、どうして平然としていられるの…!?」

 

ユキ

「あ、あらら?私の心配は杞憂だったのかな?」

 

ルイズ

「あらあら…麟さんのパワーが更に膨れ上がっていますわ…?」

 

マイ

「…敵に塩を送るじゃん」

 

神綺

「へ、へぇ…!?」

(普通…あれだけ強烈な雷の直撃を受けていたら、ただでは済まないと思うんですけど…!?)

 

アリス「ふふっ…♪麟ったら…」

(ちょっと本気で心配しちゃったわよ…)

 

 

バヴォォォォォォォォォッ!!

 

 

麟「さて…反撃開始といきますかね…?」

 

サラ

「は、反撃ぃ…!?」

 

麟「はぁっ!」 ギャンッ!!

 

サラ

「ス、スピードが更に上がって…!」

 

ドガァ ガガガガガガガガガガガ!!

 

麟「そらそらそらぁっ!!」

 

サラ

「あぁぁぁぁぁっ!?」

 

麟「そらぁっ!!」 バギャァッ!!

 

サラ

「がっはぁっ…!」 ザザァッ…!!

 

雷を受けた麟の攻撃全てが、先程よりも更に鋭く重い一撃へと変化していた。

 

麟「あらら…?あの雷を受けたら、むしろ身体が絶好調なんですけど…?ま、まぁいいか(チラッ)うん…?」

 

麟は偶然、自身の腕に装着していた形見の腕輪を視界に入れた時

 

キィン…キィン…

 

麟「腕輪の水晶が…黄色に光ってる…?」

 

その水晶が、黄色に発光している事に気がついた。

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