一方、霊夢・魔理沙ペアはというと?
ガラッ‼
スタスタスタ…
霊「この廊下はどこまで続いているのよ?」
魔「でも見てみろよ外の景色を。知らない景色が広がっているからだいぶ進んだんじゃないのか?」
ずっと廊下をまっすぐ歩いていた。
私と魔理沙は主犯の気配を感じる方向へと進んでいた。
しかし、いつまで経っても終わりが見えない。挙句の果てには外の景色も変わっていた。魔理沙の言う通り、私達はかなり奥まで進んでいる。もうすぐ終わりが見えるのかしら?
魔「それはそうと…霊夢、お前は今回の異変で紫と手を組んでいるが信用出来るのか?おまけに麟まで巻き込んで…。まだ私は納得してないんだぜ?!」
霊「今夜限りは一応信用出来るわ。そんな事よりも気になったのは麟の方よ。紫を「義母さん」と呼んでいたのがすごく引っかかるわ」
魔「それもそうなんだよな。でも、なんでそう呼んだかを知るにはあいつの過去を知る必要があるんじゃないか?あ、でもあいつは少し言ってたぜ?紫は俺を地獄から助け出してくれたって」
霊「麟って昔、何かあったのかしらね?」
魔「まあ聞かないでおこうぜ?あいつが思い出したくもない話だったらマズいしな」
霊「そうねぇ…。…!」 ピタッ
魔「どうかしたのか?」
霊夢が急に立ち止まった。この先に何かいるのか?
?「おやまあ地上の人間じゃないか。永遠亭に足を踏み入れてしまったからには、生きて帰れないよ、可愛そうにねぇ?」 ヌッ
暗闇から兎の妖怪(?)が現れた。
魔「おっ!なんか出て来たぜ?」
霊「何が可哀想なのか言ってみなさいよ、そこの兎」
てゐ
「私の名前はてゐ。そんなに知りたいなら教えてあげるよ。人間は寿命が短い。それなのに子の永遠亭に足を踏み入れて死ぬなんて可哀想じゃないか」 ニヤァ
霊・魔
「「(イラッ…)あ?」」
ドガァァァァァンッ‼
てゐ
「うひゃぁああぁぁぁ!?(ピュ~ン)タ、タンマタンマ!降参降参!」 白旗フリフリ
物凄いかませ役に遭遇したみたいだ。
魔「大口叩いてた割に…」
霊「圧倒的な小物感…」
てゐ
「許して♪(キュルン)ここでしか聞けない耳寄りな情報を話してあげるからさ!」
霊「耳寄り情報?」
てゐ
「そうだよぉ!この永遠亭の主人は月から来た輝夜ってお姫様なのさ」
勝手に兎は話し出した。まあ…使えるのであればいいか
魔「月!?月ってあの月か?」
てゐ
「そうだよ!月で大罪を犯して、その罰として地上に流されたのよ。でも今度は地上では地上で絶世の美女だからって、求婚したいと言ってくる者達が後を絶たなくてねぇ?断るのも大変だったみたいだよ?」
霊「ふぅん…」
てゐ
「それで刑期が明けて月から迎えが来たんだけど、姫様はそれを拒んだの。そして従者の永琳と一緒に逃げ出して、この竹林に隠れ住むようになったの。1000年も前の話だったかなぁ?」
魔「せ、1000年も前!?」
霊「そういうことね…」
てゐ
「さてと、もうここら辺で十分かな?」
霊・魔
「「十分?」」
てゐ
「…時間稼ぎ♪」 ニッ
霊・魔「「!?」」
ガタガタガタガタガタ…
突然目の前の通路が音を立てて崩れ始めた!?
魔「げげぇっ!?」
霊「あっ!?」
ダッダッダッダッダッダッダッダッダッダッダッダッ‼
私達は全速力で逃げた。
魔「なんだってんだぁぁぁぁっ!?」
霊「だめ…!間に合わなっ…!」
フワッ
私達は通路から落ち…る事はなく、その場に浮いていた。
でも完全に逃げ道を失っていた。
?「人間が迷い込んだのね…。ここは偽りの月と地上の狭間、偽りの通路。もはやどこへも行けない…貴女達の旅路はここで終わりよ」
魔「くそっ!もう少し優しく歓迎してくれても罰は当たらないぜ!?」
霊「あんた…名前は?私は博麗の巫女・博麗霊夢」
魔「私は妖怪退治の専門家魔法使い・霧雨魔理沙だぜ!」
永「今ここで消え去る相手に名乗る必要は無いけれど…一応の礼儀だものね。私は
てゐ
「にっしっし〜♪色々喋ったけど全部嘘ではないよぉ♪」
魔「うるせぇ!」 ズガンッ‼
ドガァァン‼
てゐ
「ぎゃっは~!?」 ピュ~ン
霊「異変起こしたあんたにはきっちり退治されてもらうわよ!!」
永「愚かね…太古よりの叡智を持つ私に、ただの人間如きがかなうとでも?天丸『壺中の天地』!!」 カッ‼ ズォォォォォォォ‼
霊「そんな物!」 バチィン‼
・弾く
魔「効かないぜ!」 ズガン‼
・弾を放って相殺
主犯との戦闘開始!!!