華月麟の幻想記   作:華月麟

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ショタ麟を愛でるのだ(命蓮寺編)

ザッザッザッ

 

 

マミゾウ(妖怪形態)

「ふぉっふぉっふぉっ!♡可愛い子を寺にお持ち帰りなんぞ、なんて罰当たりな行為じゃろうか?♡」

 

麟「大丈夫かな…聖さんに怒られなきゃ良いけど…」

 

マミ「…なーんでその辺を考慮して発言せんかった?まあ安心せい、わしが上手い具合に聖を説得してやるからのぉ!♪」

 

麟「あざーっす」

 

小さくなって、尚且つ可愛くなってしまった麟を愛でる為ならばなんでもするマミゾウおばあちゃん爆誕である。

 

 

~命蓮寺~

 

 

サッサッサッ

 

響子

「ふっふふ〜ん♪ぎゃーてーぎゃーてー♪」

 

今日も今日とて、寺門前の掃除を欠かさずに行ってくれる山彦の幽谷響子。どこかの紅白巫女も見習って欲しいものだ。

 

 

ザッザッザッ

 

 

マミ「相変わらずお主の声はよく響くのぉ…?寺までだいぶ距離があった場所からですら、お主の声が響いとったぞ響子や」

 

響「あ、おかえりなさいマミゾウさん!(チラッ)おや?マミゾウさんが抱き抱えている小さな子供は…?」

 

麟「お久しぶり、響子」

 

響「…あれ?私達は初対面で初めましてですよね…?」

 

響子も小さくなってしまった麟を見るのは今回が初めて。マミゾウと同じ反応をしていた。

 

マミ「ああ、響子も知らんかったのか。この子は体内の霊力を使い過ぎて小さくなった麟じゃ」

 

響「…え?」

 

麟「久しぶり響子〜♪」

 

響「…えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!?」 ギャァーテー!

 

麟・マミ

「「…(汗)」」 耳キーンッ

 

響「あ…ごめんなさい…(汗)と、とにかく…そちらの子供が、小さくなっちゃった麟さん本人で間違いないんですね?」

 

麟「そうだよ〜」

 

マミ「何をそんな真面目に確認取っとるんじゃ?」

 

響「いや…マミゾウさんが、遂にどこからか攫ってきちゃったのかなぁって…」

 

麟「ブッフゥ!w」

 

マミ「失礼な山彦じゃなお主は!?」

 

響「ごめんなさいぃぃぃぃっ!?と、とにかくどうぞお進みくださいな!」

 

マミ「まったく…」

 

麟「ぎゃーてーぎゃーてー♪」

 

響「(ピクッ)ぎゃーてーぎゃーてー!♪」

 

マミ(人間と山彦の妖怪が、謎の意思疎通が出来とる…なんじゃこの面白過ぎる光景は)

 

 

麟「呪 即説呪日!」

 

響「羯諦 羯諦!」

 

麟「波羅羯諦!」

 

響「波羅僧羯諦!」

 

麟「菩提薩婆訶!」

 

麟・響

「「般若心経!」」

 

 

マミ「おお~」 パチパチ

 

麟・響

(ドヤァン…‼)

 

マミ「なんなんじゃ、お前らのその阿吽の呼吸は」

 

麟・響

「「我々にも分かりません!」」

 

マミ「(ズコッ?!)なんじゃそりゃ…まあよい、はよ聖に会わねばならんからな」 スタスタ

 

麟「じゃあな響子~!」

 

響「いってらっしゃいませ~!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

聖「…で、麟さんを命蓮寺に連れて帰ってきたと?」

 

マミ「そゆことじゃ♪」

 

聖「はぁ…急に連れてこられても困りますよマミゾウさん?」

 

マミ「まあまあ♪あんな可愛い子を野放しにしたら、悪い妖怪に襲われてしまうじゃろうて♪」

 

聖「ほぼほぼ貴女の欲望のままに連れてきたくせに、それっぽい名目を言わないでください…」

 

 

星「ほほぉ…力を使い過ぎると、貴方はそんな可愛い姿に変身してしまうんですね?」

 

麟「俺の身体は摩訶不思議な構造になっております」

 

ナズーリン

「へぇ…私より少し小さいくらいの背丈か、なんだか弟みたいだ♡」

 

一輪

「へぇ~?随分と可愛らしい姿ね♪」

 

村紗

「ふ~ん…ねえ麟、私の帽子被ってみて」 スッ

 

麟「あいよ~(カポッ)どう?」

 

村紗

「(キュン…)…似合ってるぞ///」

 

一輪

「あらま、随分と可愛らしいキャプテンね♪」

 

麟「取舵一杯!」

 

村紗・一輪・星・ナズ

『おーっ!♪』

 

 

マミ「あやつらもあんなにノリノリなんじゃ、1日くらい良かろう?」

 

聖「ま、まあ…1日くらいなら…」

 

 

マミ「麟!聖からの許可は得たぞ!♪今日1日、命蓮寺に泊まってくとよいぞ♪」

 

麟「ほんと!?ありがとう聖さん♪」 キュルンッ♪

 

 

聖「(ズキューン!♡)よ、邪な考えを持った者達から貴方を守るために、今日1日命蓮寺に泊まらせるだけですからね?///」

 

 

麟「あざーっす♪」

 

 

ナズ「なんか聖の顔、赤くないかい?」

 

村紗

「あれだよ、きっと聖の奴も麟の純粋スマイルに心を射抜かれたんだよ」

 

一輪

「聖の心すら堕とすほど…!?な、なんて破壊力のある可愛い笑顔なんの…?もちろん良い意味で」

 

星「あの笑顔を見たら、どんな人でもイチコロですね」

 

 

マミゾウの説得もあり、聖からの宿泊許可を得る事に成功。

 

 

ザーッ

 

 

ぬえ

「ちょっとちょっと…なんかうるさいんですけど?屋根上でそよ風に当たりながら昼寝してたのに、うるさすぎて起きちゃったじゃん…」

 

 

村紗・一輪・星・ナズ

『あ、ぬえだ』

 

マミ「おやおや、そんなに騒がしかったかのぉ?」

 

ぬ「だいぶ騒がしかったよ」

 

聖「ぬえ…また屋根上で寝ていたの?危ないからやめなさいって何度も言っているでしょう?せめて寺の廊下で寝なさい…」

 

ぬ「うっさいなぁ…私がどこで寝ようと私の勝手じゃん。で?何をそんなに騒いでるのさ。なんかクソでかい声で取舵一杯とか聞こえてたけど…」

 

村紗

「ああ、それはこの子を見ていただければ分かるかと?」

 

ぬ「この子?」 チラッ

 

 

【挿絵表示】

「やっほー♪」 フリフリ♪

 

 

ぬ「…どちら様?」

 

星「あらら…流石のぬえでも分かりませんか。この子は霊力を使い過ぎて小さくなってしまった麟ですよ」

 

ぬ「…マジで言ってんの?」

 

麟「マジなんだなこれが〜♪」

 

ぬ「…随分とまあ、可愛くなっちゃって」

 

マミ「その可愛くなった麟を膝上に乗せてみるといいぞ」

 

ぬ「なんで…?」

 

マミ「いいからやってみるんじゃ、心を奪われるぞ」

 

ぬ「はいはい…(ポリポリ)えっと…麟、おいで?」 ポンポンッ

 

麟「はーい♪」 トテトテ

 

ポスンッ♪

 

ぬ(マミゾウってば…ただ小さくなっただけの麟に心が奪われるわけ…)

 

麟「(ルンルン♪)へへっ♪ぬえの膝上、なんだか凄く落ち着くよ!♪」 ニパーッ♪

 

ぬ「…!」 ズキューンッ!!♡

 

麟(ルンルン♪)

 

ぬ「…」

 

麟「…あれ、ぬえ?」

 

ぬ「…」

 

麟「…おーい?」

 

ぬ「…お」

 

麟「…お?」

 

 

ぬ「お姉ちゃんだよー…♡///」

 

 

麟「…え?」

 

マミ「…おろ?」

 

ナズ「…は?」

 

星「…ん?今なんて?」

 

村紗

「…マジで言ってんの?」

 

一輪

「…う、嘘でしょ?」

 

聖「…ぬ、ぬえが…っ!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

皆『ぬえが壊れたぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!?』

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