グツグツグツ…
ネ「まったく…まさか突然、来客が1匹増えるとは思ってなかったべ」
麟「まあまあ…治るまでの間だからさ」
山犬
『ワンッ!』
ネ「ま、別に構わねえべ♪それにしても…随分と大人しくなっちまっただな?その山犬」
麟「この子、結構優しい山犬なのかな?それとも俺達にだけ心を開いてるとか?」 ワシャワシャ
山犬
『~♪』 ブンブン♪
ネ「山犬は意外に賢いかもしれないからなぁ…確かに心を開いてくれた可能性も捨てきれないべ」
麟「とりあえず…そろそろ包帯を交換しないと。まだ鍋は出来なさそう?」
ネ「包帯を交換する余裕くらいはあるべよ」
麟「んじゃさっさと終わらせちゃお」
シュババッ!
麟「はい、包帯交換終わり」
山犬
『ワゥ!?』
ネ「速すぎて何も見えなかったべ…あ、出来たべよ麟」
麟「わーい♪」
ネ「山犬、おめぇには茹でて柔らかくした猪肉をやるべ」
山犬
『ワゥッ!♪』
麟「そんじゃ…いただきまーっす♪」
ネ「いただきますだべ♪」
麟「(パクッ モグモグ)へぇ〜!?イノシシ肉って臭くて硬いイメージがあったけど…ちゃんとした下処理をすればこんなに美味しいんだね?」
ネ「捕まえた直後、すぐ血抜きをすれば肉も硬くならないんだべよ♪」
麟「ネムノさんって本当にそういう知識に精通してるよねぇ」
ネ「もううちは山に住んで数千年だべ、このくらい出来なきゃ生きていけねぇべよ♪おっと山犬?肉の方はどうだべか」
山犬
『(ガツガツガツ)ワゥッ!♪』 フリフリ
ネ「そうかそうか♪美味いべか?」
麟「ほわぁ…くたくたになった野菜も美味いなぁ♪あ、ネムノさん、その山犬…少し綺麗にしてあげたいんだけどどうしよう?」
ネ「あんま下手して風呂に入れると傷がやられちまうからな、軽く水拭き程度で良いじゃねえべか?」
麟「んじゃそうましょ♪(モグモグ)…しかしこのイノシシ鍋、美味いなぁ(汗)」
ネ「うちと結婚すれば、冬は毎日この鍋が食えるべ♡」
※ちなみに今の季節は秋に入る直前辺りです
麟「ネムノさんが俺の事欲しいだけでしょ…」
ネ「当たり前だべ!♡おめぇに負けたあの日から、うちはおめぇ一筋だべよ!♡」
麟「まあ確かに…ネムノさんと結婚したら、毎日面白そうではあるけど…」
ネ「だべ〜?♡」
麟「でも俺…結婚願望無いからなぁ…」
ネ「うちは長生き山姥だべ♪気長におめぇの返事を待つべよ♡」 チュッ♡
麟「あのー…スキンシップは嬉しいんだけどね?」
ネ「ん?何か問題でもあったべか?」
麟「(ツンツン)…山犬が見てる」
ネ「…あ?」 チラッ
山犬
(ジー)
ネ「…何見てんだ犬っころ!見世物じゃねぇんだべよ!」
山犬
『ワゥッ!?』
麟「ネムノさんからやっておいてそれは理不尽〜!?」
この山犬…もしかして?
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また再登場か…!?
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次あたりでもう出てこなくなるか?