華月麟の幻想記   作:華月麟

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ショタ麟を愛でるのだ(山姥編)・4

グツグツグツ…

 

 

ネ「まったく…まさか突然、来客が1匹増えるとは思ってなかったべ」

 

麟「まあまあ…治るまでの間だからさ」

 

山犬

『ワンッ!』

 

ネ「ま、別に構わねえべ♪それにしても…随分と大人しくなっちまっただな?その山犬」

 

麟「この子、結構優しい山犬なのかな?それとも俺達にだけ心を開いてるとか?」 ワシャワシャ

 

山犬

『~♪』 ブンブン♪

 

ネ「山犬は意外に賢いかもしれないからなぁ…確かに心を開いてくれた可能性も捨てきれないべ」

 

麟「とりあえず…そろそろ包帯を交換しないと。まだ鍋は出来なさそう?」

 

ネ「包帯を交換する余裕くらいはあるべよ」

 

麟「んじゃさっさと終わらせちゃお」

 

シュババッ!

 

麟「はい、包帯交換終わり」

 

山犬

『ワゥ!?』

 

ネ「速すぎて何も見えなかったべ…あ、出来たべよ麟」

 

麟「わーい♪」

 

ネ「山犬、おめぇには茹でて柔らかくした猪肉をやるべ」

 

山犬

『ワゥッ!♪』

 

麟「そんじゃ…いただきまーっす♪」

 

ネ「いただきますだべ♪」

 

麟「(パクッ モグモグ)へぇ〜!?イノシシ肉って臭くて硬いイメージがあったけど…ちゃんとした下処理をすればこんなに美味しいんだね?」

 

ネ「捕まえた直後、すぐ血抜きをすれば肉も硬くならないんだべよ♪」

 

麟「ネムノさんって本当にそういう知識に精通してるよねぇ」

 

ネ「もううちは山に住んで数千年だべ、このくらい出来なきゃ生きていけねぇべよ♪おっと山犬?肉の方はどうだべか」

 

山犬

『(ガツガツガツ)ワゥッ!♪』 フリフリ

 

ネ「そうかそうか♪美味いべか?」

 

麟「ほわぁ…くたくたになった野菜も美味いなぁ♪あ、ネムノさん、その山犬…少し綺麗にしてあげたいんだけどどうしよう?」

 

ネ「あんま下手して風呂に入れると傷がやられちまうからな、軽く水拭き程度で良いじゃねえべか?」

 

麟「んじゃそうましょ♪(モグモグ)…しかしこのイノシシ鍋、美味いなぁ(汗)」

 

ネ「うちと結婚すれば、冬は毎日この鍋が食えるべ♡」

 

※ちなみに今の季節は秋に入る直前辺りです

 

麟「ネムノさんが俺の事欲しいだけでしょ…」

 

ネ「当たり前だべ!♡おめぇに負けたあの日から、うちはおめぇ一筋だべよ!♡」

 

麟「まあ確かに…ネムノさんと結婚したら、毎日面白そうではあるけど…」

 

ネ「だべ〜?♡」

 

麟「でも俺…結婚願望無いからなぁ…」

 

ネ「うちは長生き山姥だべ♪気長におめぇの返事を待つべよ♡」 チュッ♡

 

麟「あのー…スキンシップは嬉しいんだけどね?」

 

ネ「ん?何か問題でもあったべか?」

 

麟「(ツンツン)…山犬が見てる」

 

ネ「…あ?」 チラッ

 

 

山犬

(ジー)

 

 

ネ「…何見てんだ犬っころ!見世物じゃねぇんだべよ!」

 

山犬

『ワゥッ!?』

 

麟「ネムノさんからやっておいてそれは理不尽〜!?」

この山犬…もしかして?

  • また再登場か…!?
  • 次あたりでもう出てこなくなるか?
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