~里前の関所~
サァァァァァァァァァァッ…
椛「わっ…少し風が強いなぁ…?」
「おーいっ…!」
椛「うん…?」 チラッ
麟「おーいっ…!椛ーっ…!」 フリフリ
椛「えっ…!?ち、小さくなった麟さん…!?」 尻尾ブンブン!!
ザッ…!!
麟「よう椛、元気してっか〜?」
椛「私はいつでも元気ですよ♪…じゃなくてですね?本日は天狗の里にどういったご要件で来たんですか?」 ブンブン!!
麟「久しぶりに、天狗達のもてなしを受けようかと?」
椛「まあ…なんたる傍若無人っぷり。じょ、冗談ですよね?」
麟「…」 シーンッ
椛「…じょ、冗談…ですよね?」
麟「…」 シーンッ
椛「え…割と本気で?」
麟(コクコク)
椛「…め、龍様を呼んできます!」 シュバッ!!
麟「頼んだよ〜♪」
さすが下っ端白狼天狗、上司を呼びに行く速度が段違いで速い。
麟「さて…2人が来るまで暇だな」
キラッ…!!
「「あぁぁやゃやゃややゃやぁぁぁぁっ…!!」」
麟「お、来たな?違う方の天狗が」
ズザザァッ!!
バッ!!
文「これはこれは!力を使い過ぎて小さくなってしまった麟さんじゃありませんか!本日は里に何の御用で?」
麟「突撃!お前のとこで晩御飯!ってとこ」
文「…つまり、わざわざ晩御飯をたかりに里まで赴いてくれたと!?」
麟「俺らしいだろ?」
文「麟さんらしい…?( ¯−¯ )ちょっと何言ってるか分からないですね」
麟「えー?文なら分かってくれると思ったのに」 ブーブー
文「すみません…(汗)」
タッタッタッ…ザザッ
龍「こ、これはこれは…わざわざ君からこの里へ赴いてくれるとは驚きだ…麟君」
麟「あ、龍さん久しぶり〜♪元気してた?」
龍「あ、ああ…私は毎日元気だよ」
麟「椛、ありがとうね。わざわざ龍さんを呼んできてくれて」
椛「いえいえ、私は私の職務を全うしただけですよ」
龍「しかし麟君…来るなら来ると、事前に連絡をくれれば良かったものを…そうすれば天狗達に最高のもてなし準備をさせておいたのだぞ?」
麟「別にそこまでしなくてもいいのよ。俺は誰かしらと一緒にご飯が食べれれば、それでもいいし♪」
文・椛
「「つまり…私達とご飯!?」」
龍「お前達…流石にそんなわけ…」
麟「え、そういう意味で言ったんだけど?」
龍「えぇ!?ほ、本気かい…?」
麟「なんなら、誰かの家に泊めてもらおうかな?」
文・椛・龍
『ファッ!?』
スタスタ
はたて
「なんか里中がザワザワしてるから駆け付けてみれば…何やってんのよあんた達?しかも龍様も一緒だし…」
典「龍様が全然戻ってこないから駆け付けてみましたけど…本当に何をしてるんですか皆さん?」
龍「おや…はたてに典まで来たか」
麟「(ヒョコッ)お久しぶり〜♪」 フリフリ
は「り、麟!?なんであんたが里に居るのよ!?」
典「か、華月麟…!」
文「なんでも、わざわざ晩御飯をたかりに天狗の里まで来たらしいですよ?」
は「ず、随分と呑気な事で…」
典(あまりあの人間とは関わりたくない…年始に、彼から稲荷寿司を貰ったけど…) ジトー…
龍「こらこら典…そんな顔をするんじゃない」
典「あ、顔に出てました?」
龍「(コクリ)思い切りな?」
典「す、すみません…あまり彼にはいい思い出が無いもので。…あ」
龍「お、おい典…!」
文「うんうん…包み隠す吐き出しましたね」
麟「俺、そんなにここで面倒事起こしてたっけ?」
は「あれよあれ、星熊勇儀が里に乗り込んできた時の事を未だに引きずってるのよ」
麟「なるほど?」
椛(典さんの事だから、絶対にそれだけとは思わないけどなぁ…)
山猿だと!?
-
またこいつもどこかで再登場?
-
こいつは違うでしょ