華月麟の幻想記   作:華月麟

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鬼襲来!

ザンッ!!

 

 

勇儀

「龍!天魔!私が来たぞ!出迎えはどうした!?」

 

 

シュタッ!

 

 

天魔

『は、ははっ…!こ、ここにおります…!』

 

龍「す、少し遅くなってしまい申し訳ありません…!昼食を取っていたもので…!」

 

 

勇「昼食だぁ?まあ…確かに今は昼時か、それは少し悪い時間帯に来てしまったな。素直に謝らせてくれ」

 

龍「い、いえ…お構いなく…」

 

 

麟「(ヒョコッ)よう勇儀!♪」

 

 

勇「り、麟?!」

 

天魔

『か、華月麟…?!き、来ていたのか…!?』

 

麟「にしし~♪おじゃましてるぜ?天魔」

 

龍「り、麟君…!今は大事な時間だからそういうのは後に…!」

 

麟「美味い鰻を奢ってくれた礼だよ龍さん(ボソッ…)なあ勇儀、今から地底に遊びに行きたいんだけどダメかな?」

 

勇「え、ええ?今から地底へかい?そりゃ大歓迎だけど…あたしはこいつらと今から色々と話し合わなきゃいけない事が…」

 

麟「…俺よりも、その会議の方が大事なの?」 シュン…」

 

勇「…!なわけないだろう!?♡(ダキッ!!)こんな会議よりも、あたしはお前さんの方が大事さ!♡」

 

麟(よし…上手く食いついてくれた!)

「じゃあさ、今日の会議はまたの機会にして…俺を地底に連れてってよ勇儀」

 

勇「もちろんだとも!♡てことですまないな天魔、龍、今回の会議はまた今度という事にさせてくれるか?」

 

天魔

『ゆ、勇儀殿がそうおっしゃられるのであれば…我々はそれに従うまでです…!』

 

龍「ま、またのお越しをお待ちしております…!」

 

勇「すまないな2人共。さあ麟♡あたしと一緒に地底でどんちゃん騒ぎするぞーっ!♡」

 

麟「おーっ!♪」

 

 

カランッ…カランッ…カランッ…カランッ…

 

 

 

 

 

 

 

天魔

『ふう…(ドサッ)か、華月麟のおかげで…危機は脱したな。しかし龍…何故華月麟が里に来ている事を知らせなかったのだ?』

 

龍「はっ…麟君が、おもてなしは結構だから射命丸文達とお茶等をさせてくれと、本人直々からご要望がありまして…」

 

天魔

『それで私の元にまで話が来なかったわけか…まあ、結果的に彼のおかげで我々の首は皮1枚で繋がったから…良しとするか…』

 

龍「はい…そ、そうですね」

(しかし…たかだかうな重を一杯奢っただけだというのに、あの星熊勇儀の気を上手い具合に自身へと向け、今日の訪問をまたの機会へ先延ばしにしてくれるとはな…まったく、つくづく彼という存在は恐ろしいものよ…。だがこれだけは言わせてもらおう…)

 

 

 

 

 

「「ありがとう、麟君」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カランッ…カランッ…カランッ…カランッ

 

 

勇「まったく…麟に出会ってしまったから、今月の会議を先延ばしにしてしまったじゃないか麟!」

 

麟「先延ばしにしたくないなら、俺を下ろして里に戻る?」

 

勇「絶対に下ろすもんか!このまま地底に連れて帰って萃香やパルスィ達とどんちゃん騒ぎするんだからな!」

 

麟「…そんなに宴会をしたいの?」

 

勇「あたしはお前と飲みたいんだよ!♡」

 

麟「今、子供の身体に戻ってるからお酒は飲めないよ…?」

 

勇「大丈夫大丈夫♪ジュースもちゃんと用意するから心配しなさんな♡しっかし、天狗の里でお前と会えたのは僥倖だ!♡きっと何か良い事があるかもしれないねぇ♡」

 

麟「その僥倖、俺と出会えた事が良い事なんじゃない?きっと」

 

勇「はっはっは!♡そうかもしれないねぇ?♡さあ、早く地底へ行こうじゃないか!」

 

麟「おーっ!」

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