華月麟の幻想記   作:華月麟

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ショタ麟を愛でるのだ(永遠亭編)・6

~永遠亭の射撃場~

 

 

スタスタ

 

麟「へぇ〜…永遠亭に射撃場があったなんて」

 

永「鈴仙のルナティックガン調整の為に、てゐに協力してもらって作ったのよ」

 

てゐ

「この射撃場を作るのは苦労したよね〜…」

 

鈴仙

「下手に射撃場の壁を薄くしたら弾が貫通して竹林にまで飛ぶし…」

 

輝「かといって、壁を硬く分厚くし過ぎると弾が反射してこっちに返ってくるしで…」

 

てゐ・鈴仙・輝夜

『本っ当に作るの大変だったわぁ…』 ドヨーンッ…

 

妹「そんなどんよりするくらい大変だったんだな…お前ら」

 

永「射撃場の広さ、射撃場の壁厚、その他諸々…色々と思考回路をフル回転させてたものねぇ…」

 

麟(ゴソゴソ)

 

妹「ん?麟、お前は何をしてんだ?」

 

麟「え?俺の持ってる武器の調整もしようかなって」 ゴソゴソ

 

妹「へぇ?どんな武器持ってるんだったっけ?」

 

麟「えっと…まずこれだろ?」 スッ

 

ゴトッ

【挿絵表示】

 

妹「うん」

 

麟「次にこれ」 スッ

 

ゴトッ

【挿絵表示】

 

妹「うん…」

 

麟「んで、最後にはこれかな」 スッ

 

ゴトッ

【挿絵表示】

 

妹「お、おう…」

 

麟「こんなところかな〜」

 

妹「…(汗)」

 

麟「何か?」

 

鈴仙・輝夜

「「うわぁ〜…物騒な武器が3つも出てきたぁ☆」」

 

てゐ

「もはや狩人だよ…」

 

永「流石は…死神・スカルハートね。様々な相手に対応する為に、その場その場に合う武器を持っているといったところかしら?」

 

麟「そんなところ〜(クワッ!!)んな事はどうだっていい!早く永琳さんの弓道を見たい!」

 

永「はいはい♪すぐに準備するから待っていてちょうだい」

 

鈴仙

「あ、私もルナティックガン持ってこないと」

 

麟「あ、あとモシン・ナガンも持ってきてよ鈴仙」

 

鈴仙

「ラ、ライフルもですか?わ、分かりました」

 

 

~準備完了~

 

 

永「さて…まずは私から行くわね」

 

鈴仙

「はいっ!」

 

麟「ワクワク♪」

 

永「すー…はー…」 ザッ…

 

 

ギリギリギリ…

・張詰める弦

 

 

永「ふぅ…!」 バッ!!

 

 

ビュン!!

 

 

キィィンッ…!!

 

 

ドスッ!

 

 

麟「おお…!」

 

永「こんなところ…かしらね?鈴仙、矢は的のどこに射れたかしら?」

 

鈴仙

「ちょっと待ってくださいね(ジーッ…)おお…!見事にど真ん中ですよ師匠!」

 

てゐ・輝夜・妹紅

『おーっ!』 パチパチパチ

 

永「ふふっ♪まだまだ腕は鈍ってなさそうで安心したわ」

 

麟「すげー…!」

 

永「さ、次は貴方の番よ麟」

 

麟「ちょっと緊張してるなぁ…いや、ちょっとどころじゃない…めちゃくちゃ緊張する!」

 

永「手取り足取り教えるわよ♪さあ、おいで?」

 

麟「お、おす!」 スタスタ

 

 

 

 

 

 

永「まずは足踏み。足を開いてちょうだい」

 

麟「(ザッ…)こ、このくらい?」

 

永「ええ、上出来よ♪次に胴作り。弓を左膝に置いて」

 

麟「こ、こうか…!」 スッ…

 

永「右手は右の腰へ」

 

麟「こうかな…?」 スッ…

 

永「次に右手を弦にかけて、左手を整えてから的を見て?そしてそのまま弓を構える」

 

麟「はい…!」 バッ…

 

永「次に打起し、両拳を同じ高さにまで掲げる」

 

麟「よし…!」

 

永「そして弓を左右均等に引き分ける」

 

麟「ふぅ…!」 グッ…

 

ギリギリギリッ…!!

 

永「そして呼吸を整え…自分のタイミングで放つ…!」

 

麟「…」

 

ギリギリギリ…!!

 

ピキーンッ!!

 

麟「…そこぉっ!」 バッ!!

 

 

ギュンッ!

 

 

ギィィィィンッ…!!

 

 

ドスッ!

 

 

鈴仙

「…命中!」

 

麟「っはぁ…!はぁ…!はぁ…!」

 

永「さてさて…麟の矢はどこに当たったのかしら?」

 

鈴仙

「えーっと…(ジーッ)す、凄いですよ!師匠の矢の真横辺りです!」

 

妹「ブーッ!!はぁ!?い、一射目でか!?」

 

輝「う、嘘でしょ…」

 

てゐ

「さっすがぁ♪」 パチパチパチ

 

永「…流石は麟、とんでもない潜在能力ね?初めての弓道もほぼ完璧じゃない」 チラッ

 

麟「…」

 

永「…麟?」

 

麟「次は外さない…(ボソッ)永琳さん、もう一射やらせて」

 

永「え、ええ…」 スッ

 

麟(ガシッ…バッ!!)

 

 

ギリギリギリィッ…!!

 

 

麟「…」

・本気の目

 

永「っ…!?」

(さ、さっきとはまるで目付きが違う…!)

 

…ピキーンッ!!

 

麟「そっち!」 バッ!!

 

 

ビュン!!

 

 

ギィィィィンッ…!!!

 

 

バギャァンッ!!

 

 

輝・妹

「「…ん?」」

 

てゐ

「…な、なんか変な音しなかった?」

 

永「れ、鈴仙…確認してちょうだい」

 

鈴仙

「は、はいっ!」

 

永(今の音…まさかと思うけれど…)

 

鈴仙

「(ジーッ)え…えぇっ!?り、麟さんの矢が…師匠の矢を貫いてど真ん中に命中してます!?」

 

妹「…は!?つ、つまり…麟の二射目が、永琳の矢のど真ん中を射抜いて…そして的もど真ん中を射抜いたってのか!?」

 

輝「れ、鈴仙!私にも双眼鏡を貸してちょうだい!」

 

鈴仙

「ど、どうぞ!」 スッ…

 

輝「(ガシッ)そ、そんな神業みたいな事が…(ジーッ)…う、嘘でしょ…?ほ、本当に永琳の矢を貫いてるわ…!?」

 

てゐ

「姫様、私にも見せて!」

 

妹「わ、私にも見せてくれ!」

 

輝「ほら、見てみなさい!」

 

 

<ウワァッ!?ホントウニツラヌカレテル!

 

<ウォォォォッ!?マ、マジデヤリヤガッタノカアイツ!?

 

 

永「麟…貴方…」

 

麟「…ハッ!?ご、ごめんなさい!?つい…熱くなっちゃって…」

 

永「(ガシッ)…私を弟子にしてちょうだい」

 

麟「…へ?」

 

永「貴方に弓道を教われば…私はもっと弓道の腕を磨ける気がするわ…!」

 

麟「無理無理無理無理!俺、弓道なんて分からないから!永琳さんの方が弓道の知識はずば抜けてるでしょう!?」

 

永「あんな恐ろしい一撃を見せられたら…こうもしたくなるわよ。とりあえず…私の負けね♪」

 

麟「…私の負け?な、なんのこっちゃ」

 

永「弓道の腕前は、貴方の方が一枚上手みたいよ♡」 チュッ♡

 

麟「ま、まぐれだと思うけどなぁ…」

 

永「まぐれだとしても、貴方にはその潜在能力が眠っているという事よ」

 

麟「そうなのかなぁ…?」

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