ヒュゥゥゥゥ…
マミ「ま、まさかあそこで本当に半が出るとは…」 チーン…
正「すげえぜ麟!大勝利だ!」
ドッサリ!
・大量の賭け金
麟「…今回は運が良かったな」
駒草
「はっはっは!実に良い物を見せてもらいましたよ!まさか最後の賭けで、互いに別々で賭けるとは思いませんでしたがね♪」
マミ「くっそぉっ!あそこで麟と同じく半に賭ければ良かったぁぁぁっ!」
駒草
「ふふふ♪さて麟さん、初めての賭博はどうでしたかな?」
麟「楽しかったけど…またやりたいとはならないな」
駒草
「おや…何かご不満がありましたか?」
麟「ギャンブルは程よくやるからこそ良い物であり、あまりのめり込みすぎると…」 チラッ
山童・河童・天狗
(ズーン…)
麟「…あいつらみたいは廃人になりかねないから、この1回でやめておくよ。でもすごく楽しかったよ」
駒草
「ははは♪お気に召したのなら、こちらとしても嬉しい限りです♪」
麟「マミゾウさん」
マミ「…なんじゃい」
麟「(スッ)はい、今日俺達に協力してくれた分の代金」
マミ「…へ?」
正「ちょい待てぇっ!?お前、さっきの丁半賭博で勝った賭け金をマミゾウにあげるのか!?」
麟「別に…賭け金の一部をあげるだけだよ?一部をマミゾウさんにあげたところでまだこんなに残るんだから、別に良いだろうよ…」
正「い、いや…別にダメじゃないんだが…まさかマミゾウにあげるとは思わなくてだな…」
マミ「り、麟…お主…」
麟「ほれ、受け取って」
マミ「りんんんんんんんんんんんっ!!(大泣)」 ダキッ!!
麟「どわーっ!泣きながら抱き着くなぁっ!?」
マミ「お主はなんて優しい子なんじゃあぁあぁぁあぁぁっ!(大泣)」
麟「泣くな泣くな!(汗)」
マミ「オーイオイオイオイオイオイ!!」
正「…はぁ(汗)」
駒草
「あ、あはは…(汗)」
麟「ったく…落ち着いた?」
マミ「グスッ…わし、感動じゃ…」
正「…まだ泣いてんのかよ」
麟「ていうか正邪、マミゾウさんの用事も終わったからこの後フリーだけど…どこ行く?」
正「あ?どこ行く…か、まあ旧都辺りにでも身を隠そうぜ?」
麟「んじゃ今日勝ったこの賭け金で、それなりに良い旅館に泊まろう」
正「だな!♪」
マミ「わしもそろそろ帰るとするか…目的も果たせたし」
駒草
「おや…もうお帰りの時間ですかな?」
麟「うん、そろそろお暇させてもらうよ」
駒草
「そうですか。あ、お帰りになる前に、少し相談したい事があるのですが…」
麟・正邪
「「相談したい事?」」
マミ「何を相談したいんじゃ?」
駒草
「…実は、ここ最近妖怪のフリをして賭博をする人間が混ざり込む事が増えてきましてね…」
正「…わざわざこんな辺鄙な場所にまで来て、賭博をする物好きな人間がいるんだな」
駒草
「賭博をするなとは言わない…だが、下手に妖怪と共に賭博をして妖怪に襲われでもしたら…ここの賭博場も危うくなってしまう…どうにかなりませんかね?」
マミ「お~…なんとも難しい話じゃのぉ…」
正「…どうすれば人間がここまで来なくなるかって話か」
駒草
「はい…」
正邪・マミゾウ
「「う~ん…」」
麟「…あ、良い事思いついた」
駒草
「ほ、本当ですか!?」
マミ「ど、どんな案が思いついたんじゃ!?」
麟「鯢呑亭ってさ、昼間は仕込みとかで暇だろ?だったらさ…昼間の鯢呑亭に駒草の出張賭博場を開けば、人間がここまで来る事も無くなるんじゃない?」
マミ「…そ、そうか!その手があったか!」
麟「鯢呑亭は昼から店を開けてもらわなくちゃならなくなるから…その分の寺銭を払わなくちゃならなくなるけど…」
※寺銭=場所代
駒草
「そうか…確かに人間の里で賭博場を開けば、自然とここまで来る人間の人数を減らすことが出来るのか…!」
麟「きっと場所代さえちゃんと払えば、美宵も店主もOK出してくれそうだけど」
正「な~んだ、案外あっさりと解決しそうだな?」
麟「まあ、駒草さんがその条件を飲むか否かって話だけどね」
駒草
「飲むに決まっているでしょう!?その案を起用する事で、人間が偽天棚まで来なくなってくれるのなら万々歳ですよ!」
マミ「ふぉっふぉっふぉっ、なら決まりじゃな?どれ…早速、鯢呑亭にでも向かうか?駒草」
駒草
「はい!すぐにでも行きましょう!」
正「んじゃ私らはこのまま旧都にでも行くか」
麟「おうさ!」
駒草
「麟さん…素晴らしい提案をありがとうございます!」
麟「ふふっ、健闘を祈るよ駒草さん♪」
駒草
「貴方も…鬼人正邪とのデート、楽しんでくださいね♪」 ボソッ
麟「にっしっし♪もちろん!♪」