カポーンッ…
麟「あ〜///」
正「ふぅ…///1日の疲れが消えていくな…///」
高級懐石料理をたらふく堪能した2人は、今回宿泊している部屋に隣接している露天風呂に浸かり、ゆっくりと身体を癒していた。
正「麟」
麟「ん?」
正(ギュッ♡)
麟「っと?どしたの正邪」 ギュッ
正「しっしっし♪霊夢の奴、今頃血眼になってお前を探してるだろうな?♪」
麟「…そんな笑顔で言う事でもないぞ?自分で自分の首を絞めてるだけなんだから…」
正「ふっ…だが私は逃げ切ってみせる!」
麟「それは…大体何日くらい?」
正「そうだな…最低でも5日、最高で1週間は逃げてみたいものだな♪」
麟「随分と高い目標だこって…でも、俺は最後まで正邪に付き合うよ…♪」
正「ふっ…その言葉、後で後悔するなよ?」
麟「後悔してたら俺は今、こうやって正邪と楽しく風呂になんか入ってないよ」
正「…それもそうか♪」
時を同じくして霊夢達はというと…?
霊(バクバクガツガツムシャムシャ!)
魔「お、おいおい…そんなに慌てて食わなくても…」
アリス(気品の欠片も無い食べ方…でも)
早(食べ方は確かにあれですけど…)
妖(ちゃんと米粒1つ残さず綺麗に平らげてる…)
針「お〜いしい〜♪」 モグモグ
あ「わぅぅぅ…♪ほっぺが落ちちゃいます♪」 モグモグ
ドンッ!
霊「ふぅ…ちょっと女将さん!おかわりじゃんじゃん持ってきてちょうだい!」
サーッ
『はいはい♪すぐにお持ちしますので、少々お待ちを♪』
アリス・妖夢
「「まだ食べるの!?」」
霊「うっさいわね!こっちはせっかくの予定が正邪に潰されてイライラしてんのよ!」
早「やけ食いは良いですけど…太りますよ?」
霊「増えた分は正邪で減らすわよ!」
針「遠回しに正邪をボコすって言ってるだけじゃん」
サーッ
『おかわりをお持ちしました』
霊「ありがと!」
バクバクガツガツムシャムシャ!
魔「すんげぇ食いっぷり…」
あ「見てるこっちがお腹いっぱいになっちゃいますね…」
霊「何よ?いらないならあんたらのも寄越しなさい」
魔「ふざけんな!?これは私の分だ!」
あ「あげません!」 クワッ!!
霊「あっそ」 モグモグ
こちらもこちらで、麟達程のレベルではないがそれなりの高級懐石料理を堪能していた。…紅白の巫女さんは、どこぞの幽霊姫並に食欲が倍増。出される料理をまるで吸い込んでいくかの如く彼女の口内へと消えてゆく。
カポーンッ…
霊「ふぅ〜…食べたわねぇ…」
魔「お前は食い過ぎだ」
霊「久しぶりにあんな量を食べたわ。麟の手料理を食べてる時は、あそこまでは食べないのよね」
妖「あ〜…なんか幽々子様も似たような事を言ってたっけ」
早「幽々子さんの食事量も、最近は減ってきたんですか?」
妖「うん。前はそれこと米1俵を1日で食べちゃうくらいだったけど、今はその半分以下って感じなんだよね」
アリス「何かきっかけでもあったのかしら?」
妖「うーん…確か『妖夢ちゃんや誰かと一緒に食べている時は、そこまでお腹が空かないのよね』って」
早「…どういう意味なんでしょ?」
魔「そりゃお前…あれだろ?1人で食事をしてると無性にお腹は空くけど、誰かと一緒に食べてると、心もお腹も満たされて食事量が減る…とか?」
アリス「…つまりは、精神論的な?」
魔「そんな堅苦しい理論ではないと思うが…とにかく、幽々子は一人ぼっちが寂しいって結論に流れ着くくらいかなぁ…?」
妖「…幽々子様、今頃何してるんだろう?」
~白玉楼~
幽々子
「橙ちゃんおいで〜♪」
橙「にゃ〜っ!♪」 ダキッ!
幽々
「よしよし〜♪」 ナデナデ
橙「えへへ〜♪」
藍「すみません幽々子様、橙に構っていただいて…」
幽々
「いいのよいいのよ♪でもいきなり…紫が白玉楼に来たのはちょっとびっくりしたけどね?」
藍「ええ…」
紫「(オォォォォォォォッ…)なるほど…鬼人正邪はそこに居るのね…」