華月麟の幻想記   作:華月麟

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ピュアヒューリーズ

~人里~

 

 

ザッザッザッ

 

正「はっはっは!あの博麗霊夢と八雲紫を、上手く出し抜けたぜ!」

 

麟「いやはや…一時はどうなるかと思ったけど、案外どうにかなったね?」

 

正「まったくだ!実に愉快愉快!♪」

 

麟「これからどうする?」

 

正「どうするって、決まってるだろ!?また霊夢達から逃げるんだよォっ!」

 

麟「よっしゃ来た!」

 

 

旧都での決戦(笑)に勝利した正邪と麟は人里にまで逃げ延び、人里でのんびりとぶらり散策をしていた。

 

 

オォォォォォォォッ…

 

「ほう…?まだ逃げる気か。ならば…この私がお前の逃げ道を消し去ってくれよう」

 

 

正「なっ…!?」

 

麟「こ、この声は…!?」

 

 

純狐

「ふっふっふ…哀れな天邪鬼よ、もう鬼ごっこはおしまいだ。この私に目を付けられてしまったのが、運の尽きだと思え」

 

 

麟・正邪

(れ、霊夢の奴…とんでもねぇ最終兵器を出してきやがったァっ…!?)

 

 

霊夢の手札から〖皆の母・純狐〗を特殊召喚!

何故だか分からないが、今の純狐はそれなりに強い怒りの波動を放っている。

 

純「息子よ…母が今、貴方を助けますからね…!」

 

麟「た、助けますからねって…霊夢の奴、純狐さんになんて説明したんだ…?」

 

正「どうせあいつの事だ、根も葉もない嘘でも吹き込んだんだろ…!」

 

純「さあ鬼人正邪…大人しくここで降参し、我が息子を返すがいい…!」

 

正「へっ…!それで?素直に返さなかったら、この私をどうするつもりだ!」

 

純「我が純化エネルギーで、貴様を塵一つ残さず消してやろう」

 

正(こ、こいつ…本気だ…!?)

 

麟「( ˙꒳˙ )oh......霊夢の嘘1つで、尊い生命が消え去ろうとしてるぜ…」

 

純「(ピクッ…)霊夢の嘘1つで…?息子よ、それはどういう意味ですか」

 

麟「純狐さん、そもそも霊夢がなんて言われてここまで駆け付けてきたの?」

 

純「え…?確か…『鬼人正邪が麟を誘拐して、良からぬ計画を立てている』と、言われましたが…」

 

正「間違ってねぇような…そうでも無いような…」

 

麟「…霊夢の方がよっぽど天邪鬼なのでは?」

 

正「おい…そのセリフは聞き捨てならねぇぞ?」

 

純「さ、さっきから何の話をしているのですか…?」

 

麟「いや…確かに正邪は俺を誘拐したけど、霊夢の言う〖良からぬ事〗は一切考えてなんかないよって話」

 

純「…なんですって?」

 

正「確かに私は麟を攫った…だがよ、もし私が本当にヤバい計画を立てていたとしたら、どうして麟は私と一緒に居ても笑顔を絶やしてないのかって話だよな」

 

麟「うんうん」

 

純「そうか…なるほどそうですか…」

 

麟「…えっと、純狐さん?」

 

純「…」

 

正「お、おーい…?」

 

純「…」 バヴォォォォォォォォォォォォォッ!!

 

麟・正邪

(ビクゥ!?)

 

純「博麗霊夢め…危うく私は、罪の無い天邪鬼を消し去るところだった…。私を騙した罪…彼奴自身に償わせてやろう…!」

 

麟「えっと…純狐…さん?」

 

純「鬼人正邪!」 クワッ!!

 

正「は、はいぃっ!?」

 

純「私の息子を、よろしく頼みましたよ。もし何かあれば…貴様も容赦はしない…」 ゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!

 

正「せ、誠心誠意務めさせていただきます!」 ビシッ!

 

純「それで良い(チラッ)我が息子よ♪」

 

麟「は、はいっ!?」

 

純「(チュッ♡)また後で会いましょう♪」

 

麟「あはは…霊夢の事、よろしく頼むよ」

 

純「はい♪母は息子からよろしく頼まれました♪(フゥ…)さて、早速この落とし前を博麗霊夢自身で付けさせるとするか…」 フワァァァァ…

 

正「なぁ…麟」

 

麟「…ん?」

 

正「…ワンチャン霊夢の奴、死なねぇかな?」

 

麟「…あいつの生命力は驚異的だから、大丈夫だと思いたい」

 

正「…だな」

 

 

 

純「死を恐れよ!命を惜しめ!人間も妖怪も生命を感じる事で、我々にひれ伏すしか無くなるのだ!覚悟しろ、博麗霊夢!!」

 

バヴォォォォォォォォォォォォォォォォッ!!

 

ギュアァーンッ…!!

 

 

 

シーンッ…

 

 

 

麟・正邪

「「…」」

 

 

 

 

「「死ねぇっ!博麗霊夢ぅっ!!」」

 

 

ドガァァァァァァァァァァァァァァァァァァンッ!!!!

 

 

「「ぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」」

 

 

 

 

 

 

麟・正邪

「「…はぁ、なんつー声量してんだ2人共(汗)」」

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