トクトクトク
コトッ
ドレミー
「どうぞ♪」
麟「どうも」 ズズ…
ドレミー
「あらあら…今さっき知り合ったばかりの相手から出された茶を、何の疑いも持たずに飲むだなんて…なかなかに貴方、度胸がありますね?もしかしたら毒等が混ぜられているかもしれないのに」
麟「いや…多分俺、毒とかもそんなに効かないと思うよ?」
ドレミー
「…へ?」
麟「雷獣の電気に含まれる毒素も俺は効かなかったからね。ということは…ワンチャン、媚薬やらなんやらも俺には効かないのでは?」
ドレミー
「そ、そうですか」
(よ、依姫様達から話はある程度聞いていたけど…まさかここまで常識が通用しないとは…)
麟「ああ、あと言い忘れてた事が」
ドレミー
「な、なんですか?」
麟「今の発言が、嘘だから俺は何もしないけど…もし本気だったら…(ギロリ…)俺は今頃あんたを殺してるかもしれないよ」
ドレミー
「す、すみません…依姫様達から貴方の話をよく聞いていたので、少し試したくなったんですよ…」
麟「だったらもう少しマシなやり方はないのかよ…?」
ドレミー
「すみません…」
(今の睨み付け…とても子供の目から放たれているとは思えないほどに冷酷な目をしていたわね…)
麟「まあ…仮に俺がドレミーさんに何かしらやられたとしたら、純狐さんか紫さん辺りがあんたを始末しに来ると思うけどね」
ドレミー
「い、言われてみればそうかもしれないですね…」
(こ、この人のバックにはとんでもない奴らがついている事をすっかり忘れていたわ…)
麟「それにしても夢の世界って面白い場所だね?ここも幻想郷の一部と考えると、つくづくこの世界は異様な光景が多いなって思えるよ」
ドレミー
「でもそんな幻想郷が~?」
麟「楽しくてたまらないんだよね~?♪」
ドレミー
「クスクス♪そう言うと思いました♪」
麟「こっちは外の世界では絶対に見る事が出来ない物がたくさん見れるからね、この程度じゃ怯えたり驚いたりしないよ」
ドレミー
「完全に幻想郷に毒されてますね。もちろん良い意味で」
麟「ははは♪(ノビィ~ッ)さぁて、ここでドレミーさんと雑談するのは良いんだけど、どうやって現実世界に帰ったらいいのかさっぱり分からん」
ドレミー
「まあここから現実世界に帰る為には、現実世界の貴方が目覚めなければ帰れませんね」
麟「でしょうね~。だからといって、ここは特に何も無いからなぁ…せめてあるとしたら、皆が今見ている夢くらいか」
ドレミー
「皆さんがどんな夢を見ているのか、気になりますか?」
麟「気になりはするけど、人のプライバシーを覗こうとは思わないかな」
ドレミー
「あらイケメン発言。ではどうでしょう?しばらく私に甘えてみるというのは?♪」 バッ
麟「え、いいの?」
ドレミー
「皆さん、よく夢の中でも貴方の事を甘やかしたりする夢を見ているのですよ♪」
麟「そんな夢を毎回見ていたら、自分もやってみたくなっちゃったってか?」
ドレミー
「YES☆」
麟「まあ…ドレミーさんが良いなら俺は遠慮なくってとこだけど…?」
ドレミー
「come on!」