ドレミー
「よーしよしよし♪」 ナデナデ
麟「…(汗)」
(ものっそい接待だなこれ…)
ドレミー
「なるほどなるほど…皆さんがいつも夢の中で行っている行為は、こういう感覚なのですねぇ♪」
麟「実際に経験してみてどう?」
ドレミー
「私にも弟か妹が欲しくなっちゃいますねぇ〜♪」
麟「だろうね」 ギュッ
ドレミー
「およよ?急に私の事を抱きしめて、どうかしましたか?」
麟「別に?いつも甘やかす側の俺が、ようやく受け側に回ったからこうしてるだけ」
ドレミー
「…ふふっ、どれだけ甘やかす側になったとしても…やっぱり心のどこかでは、自分も甘えたいと思っている…そういったところですかね?」
麟「そうだね…あんま自分の口からは、恥ずかしくて言えたもんじゃないし」
ドレミー
「ならこの私、ドレミーお姉ちゃんが貴方を甘やかしてあげましょう!♪」
麟「ドレミーお姉ちゃんて…」
(この人もぬえみたいなタイプなんだなぁ…)
ドレミー
「よーしよしよし♪」 ナデナデ
麟「…♪」
(でも…悪くないな、こういうのも…)
ドレミー
(麟さんも、普段はカッコイイ青年でも…こういう時は、やっぱりまだ子供なんだろうなぁ。やっぱり成長するにつれて、甘えたくなっても羞恥心が先走っちゃって…甘えられないタイプの子なんだろうなぁ…) ナデナデ
麟「…ふふっ、"姉さん"の手は落ち着くなぁ」
ドレミー
「姉…さん…!?(ズキューンッ!♡)はいっ!♡姉さんですよ〜♡」
麟(その場のノリで姉さん呼びしてしまった…けど本人は満更でも無さそう…)
ドレミー
「うふふふふ〜♡姉さんが貴方をいっぱい甘やかしてあげますからね〜♡」
麟「はいはい…そいつはありがたい限りだよ姉さん」
ドレミー
「…ふふっ♪」 ナデナデ
(この子の過去は…かなり昔にこの子自身が見ていた夢から大体把握している…。親から愛される事無く、愛を知らずに幼少期を生きたこの子にとって…兄や姉、はたまた弟や妹といった心の拠り所を、どこかで求めていたのかも…しれないわね…。だったら私に出来る事といえば、こうやって彼の義姉として彼を癒してあげること…)
・圧倒的使命感
麟「んん…」 ウトウト…
ドレミー
「あらま、眠くなってきたの?」
(そろそろ現実世界の彼が起きる頃かしら?)
麟「うん…なんか急に眠くなってきた…」 ウトウト
ドレミー
「じゃあこのまま膝枕してあげるから、それで眠りなさい♪」
麟「ありがと姉さん…それとさ、1つ聞いてもいい…?」
ドレミー
「何?」
麟「現実世界でも…また会える…?」
ドレミー
「…!もちろん♪」
麟「ふふっ…それならよかった…じゃあ、おやすみ姉さん…」
ドレミー
「おやすみなさい、麟♪」
麟「すう…すう…」
カッ…!!
パァァァァァァァァァ…
ドレミー
「…行っちゃった」
現実世界の麟が目覚めそうになった事により、夢世界にいた麟の身体は光の粒子となって消え去った。ドレミーは、その光を少し寂しそうな顔で眺めていた…。
~博麗神社~
麟「(ムクリ)うーん…よく寝た…」
華扇(エプロン姿)
「あら、起きたのね麟。私を除いて、貴方が1番に起きたわね」
麟「おはよう華扇。…なんでエプロン姿?」
華「これから朝食を作るからよ。悪いけど霊夢達を起こしておいてくれる?」
麟「あいよ、分かった」
華「さーて、朝ごはんは何にしようかしら?」 スタスタ
麟「…」
麟『また会える…?』
ドレミー
『もちろん♪』
麟「ふふ…また会えると…いいな」