~山童達の住処~
カーンッカーンッカーンッ!!
バシュッ!バシュッ!
ジジジジジ…!!
麟「…すんげ〜、山奥にこんな活気溢れる場所があったのか」
に「ちょいと私達では抱えきれないくらいの業務が出来ちゃったからね、山童の皆にも委託したってところだよ」
麟「今度は何をしてるんだ?」
に「守矢の神様から間欠泉エリアの機材を作るように依頼が来てね、それを今ここで製造してるってとこだね」
麟「そら、お忙しいこって」
依「す、凄い…地上の妖怪達が…人間の手助けをしている…!」
レイセン
「助け合いの精神!ってやつですかね?」
3人は山童達の住処がとても活気に溢れている光景を眺めていると
ザッザッザッ…
?「おいにとり、人間共を引き連れて何しにきやがったんだ?」
麟・依
「「ん?」」 チラッ
に「あ、たかね」
隣から不機嫌そうな声が聞こえてきたので振り返ると、迷彩柄のキャスケットを被ったミリタリー風の少女がやってきた。どうやらここの責任者らしい。
たかね
「『あ、たかね』じゃないんだよ、私の質問に答えろや」
に「はいはい…っとその前に紹介をさせてくれ。3人に紹介するよ、こいつが山童の山城たかね、ここの縄張りの責任者みたいなところさ♪」
た「ども、山城たかねだ(チラッ)そっちの蒼と桃色が混ざった髪の人間は…たしか、華月麟って名前の人間だったか?」
麟「お?俺の名前を知ってくれているとは光栄だ。いかにも、俺は華月麟。よろしくな」
依「私は綿月依姫、月からやってきた月の使者だ」
レイセン
「私はレイセンです!依姫様の部下です」
た「華月麟に月の使者…随分と凄い面子がここまで来たもんだ。で?あんたらがにとりと一緒にここへ来た要件は?生憎、うちら山童はにとりから請け負った仕事で忙しいんでね、手短に頼む」
麟「依姫、お前から要件を伝えな」
依「はい。その…我が月の兵士、玉兎達の装備が少し旧式化し始めていてだな…それで、我が玉兎達の装備を一新しようかと思ってここまで来た次第だ」
た「…つまり、あんたら月の連中の為に武器を作れと?」
依「新しく作らなくとも既存の武器を量産してくれても構わない」
た「そうかい…で?具体的に、どんな武器が欲しいとかはあるのかい?うちは、とりあえず色んなタイプの武器を揃えているつもりだ」
依「え、えっと…師匠、ここからは師匠にお任せしても…?」
麟「ん?ああ、依姫は銃火器系には疎いもんな…任せとけ。とりあえずだが、月の兵士達は未だにボルトアクション式のライフルしか所持していなくてな…俺は、これでは火力不足だと思って新しい銃火器を調達しに来た次第だ」
た「なるほど…火力不足を補いたいってか」
麟「お前なら、この問題を解決出来るかもってにとりが」
た「ふーん…なるほどね…」
麟「頼めるかな?山城たかね」
た「具体的にどういう武器が欲しいんだ?」
麟「俺達が求めているのは…玉兎のようにひ弱な奴でも撃てる、単純な構造で、頑丈なSMG。それともう1つ、半自動で作動するライフルもあればいいな」
た「SMGに半自動ライフル…ね(カキカキ)今の注文でだいたいの目星はついたけど…すぐに紹介するんじゃ面白くない、少し注文したタイプ以外の色んな武器も見てみるか?」
麟「だってよ依姫、どうする?」
依「地上で使用されている武器を知れるチャンスだというのであれば、是非!」
麟「んじゃたかね、早速武器を見せてくれ」
た「任せときな、きっとあんたらの期待に応えられると思うよ」 スタスタ
麟「WAKWAK!」
依「果たしてどのような武器があるのだろうか…」 スタスタ
レイセン
「ちょっとドキドキします!」 スタスタ
に(今のところは、たかねも変な気は起こしてないな…) スタスタ