華月麟の幻想記   作:華月麟

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第10章・畜生共の策略
動き出す計画


~???~

 

 

?「さて…そろそろ、あの厄介者をどうにかするためにも、お前達は行動に出てもらう」

 

?「いいですか?必ず、博麗の巫女達を信用させ、こちら側につけるのですよ。そうすれば、我々としても非常に動きやすくなる」

 

???

『『『心得ております!組長方!』』』

 

?「よーし…では、計画を実行する!」

 

 

???

『『『はっ!』』』 ドゥッ!

 

 

?「さてさて…この策が、成就する事を祈っておきましょうかね…」

 

?「はっはっは!お前は相変わらず心配症だな?安心しろ、きっとあいつらなら上手くやってくれるさ!」

 

?「心配症って…逆に貴女は能天気すぎるのですよ」

 

?「いくら心配したところで、やってみなければわからない!そう踏ん切りを付けているだけさ。戦場ではビビった臆病者から先に死んでいく、それを覚えておくんだな」

 

?「言われなくとも…それにしても、あの暴食魔はいったい何処に行ったのですか?遂にこの計画を実行する時が来たというのに…」

 

?「暴食魔?あー…どうせあいつのことだ、いつも通りどっかで暴飲暴食でもしてるんだろ」

 

?「やれやれ…こういう時くらい、顔を見せても良いものを…」

 

?「あいつは腹が減ると、こういう場には基本的に出席しないからなぁ…困ったもんだよ…」

 

 

~???~

 

 

ピチャッ… ピチャッ… ピチャッ…

 

ポタッ…ポタッ…

 

 

?「ああ…いつ見ても、実に美味そうなブツだ…!」

 

 

ゴクッ…ゴクッ…ゴクッ…

 

 

?「(ゴクリ…)はぁぁぁっ…!これさえあれば…私は無敵だぁぁぁぁぁっ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とある畜生が巣食う地にて、新たな計画が発動してから数日後…

 

 

 

 

 

~博麗神社~

 

 

妖夢

「(ドゥッ!)やあぁぁぁぁぁっ!!」 グオッ!

 

麟「(キッ…!)はぁっ!」 グオッ!

 

 

ガギィンッ!!

 

 

妖「ぐぬぬぬぬぬぬっ…!」 ギリギリ…!!

 

麟「はぁぁぁぁぁぁっ…!」 ギリギリ…!!

 

 

ガキィンッ!! ガキィンッ!! ガキィンッ!!

 

ドガガガガガガガガガガガッ!!

 

 

麟・妖

「「だあぁぁぁぁぁぁぁっ!!」」

 

 

霊夢

「(ズズッ…)相変わらず、あの2人は元気ねぇ…」

 

魔理沙

「(ズズッ…)まあ…こんな肌寒い日は温かいお茶をすするか、ああやって身体を動かすのが一番だろ?」

 

霊「激しくやり合うのは勝手だけど、後で大汗かいた影響で身体を冷やして風邪をひかれても困るのよ」

 

魔「ははっ♪そりゃ言えてらァ」

 

あうん

「いつ見ても、あのお二方の修業は息を飲むというか…」

 

針妙丸

「呼吸するのを忘れるくらい見入るよね」

 

 

地上では大した異変も起きておらず、妖夢と麟が剣術の手合わせをしている最中であった。

 

 

ガギィンッ!!

 

 

妖「ぐぅっ…!」 ズザザァッ…!!

 

麟(チャキ…)

・鬼切丸を妖夢の首元へ

 

妖「うっ…!?」

 

麟「これで終わりにするか…それとも続けるか、妖夢!」

 

妖「ま、参りました…」

 

麟「ふっ…俺の勝ちだな?」

 

妖「もう麟さんには、剣術ですら勝てる見込みが無さそうですよ…唯一の勝ち筋すら無くなってしまった…」

 

麟「妖夢と何度も手合わせしてるから、だんだん剣術の動き方が掴めてきた気がするよ」

 

妖「つまり私の弱点が見透かされていると」

 

麟「そうとも言えるな」

 

妖「これじゃ、私もまだまだ半人前ですねぇ…」

 

麟「にっしっし♪」

 

スタスタ

 

霊「2人共手合わせは終わったのかしら?」

 

妖「うん、今終わったところだよ霊夢」

 

麟「いやー良い汗かいたな♪」

 

霊「2人共、シャワーでも浴びてさっぱりしてきなさいな」

 

麟「あーい。妖夢、先に入っちまえ」

 

妖「あ、いいんですか?じゃあお言葉に甘えて」 スタスタ

 

 

こうして麟達にとって何気ないいつもの1日が、今日も始まるはずだった…

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