華月麟の幻想記   作:華月麟

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前編・ヤクザ共との全面戦争
攻め込む動物霊達


?『行くぞ、野郎共!』

 

??

『『おおーっ!!』』

 

 

遂に、畜生共の計画が始動する…!

 

 

~博麗神社~

 

 

オォォォォォォォォォォォォォォォォォォォッ…

 

 

霊「(ピクッ…)ん…?何かしら、変な気を感じるような…」

 

魔「ん?どした霊夢、近くで金が落ちた音でも聞こえたか?」

 

霊「んなわけあるか!…何か、嫌な予感がするわ」

 

魔「嫌な予感?何言ってんだお前」

 

針「霊夢の気のせいだと思うけどな〜」

 

霊「そう願うわ」

 

 

オォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォッ…

 

 

麟「(ピキーンッ…!)ん…?なんだ…この今まで一度も感じた事もない気は…」

 

妖「…え?」

 

霊「麟、貴方も感じたの?」

 

麟「この気は人間の霊でも怨霊でもない…何だこの気は…?…嫌な予感がするな」

 

魔「おぉっと、麟まで霊夢と同じ事言ってやがる。こりゃ麟の勘と霊夢の勘が当たっちまったかもな」

 

妖「ほんと…霊夢と麟さんの勘って異常だよね」

 

霊・麟

「「バカにしてんの(か)?」」

 

妖「いえいえとんでもない」

 

あ「変な気を感じるかぁ…。あ、もしかして…新しい異変が発生したとか…?」

 

霊「勘弁して欲しいわ…」

 

麟「まあ、俺達的には人里に被害さえ出ないならどうでもいいんだけどさ?な、霊夢」

 

霊「そうそう、それが一番よ」 コクコク

 

魔・妖

「「良いのかそれで…(汗)」」

 

相変わらずのだるだる精神の霊夢と麟の会話に呆れていると…

 

 

???

『た、助けてくれぇっ!』

 

 

麟・霊

「「ん?」」

 

魔「な、なんだなんだ?」

 

妖「誰か来たみたいだよ」

 

 

?『博麗の巫女が居るって神社はここか!?』

 

 

針「そうだよ〜って…あれ?」

 

あ「…実体がない!?」

 

 

???

『そりゃそうさ!だって俺達は実体を持たない動物霊なんだから!』

 

 

博麗神社に3匹の動物霊が駆け込んできた。

 

種類は狼、カワウソ、鷲の霊が1匹ずつだ。

 

 

麟「…こいつらか、違和感の正体は」

 

魔「私、動物の霊なんて初めて見たぜ」

 

妖「私も初めて見たなぁ…冥界は基本的に人魂しか居ないから新鮮」

 

霊「で?あんたらはどこからやって来て、何をしにここまで来たのかしら?それに助けてくれって何よ」

 

狼『俺達は三途の川を渡ってここまでやってきた、元・幻想郷の動物霊だ!』

 

針「幽霊に元・幻想郷とか、種類があるんだ」

 

あ「元ということは…今は地上では生活していないということですね?それで皆さんは今、どこで生活を?」

 

カワウソ

『今は畜生界という場所で生活しているんだけど、そこでちょっとした問題が…』

 

魔「ちょっとした問題?」

 

鷲『大勢の俺達の仲間が地上に攻め入って、地上を支配しようと考えているんだ…!俺達3匹はやめるように説得したんだけど、全く聞き入れてくれなくて…』

 

妖「どうしていきなり…地上に攻め入ろうなどと考えたの?」

 

狼『数週間前…畜生界のバランスを、ある神がめちゃくちゃにしやがったんだ…!それからというものの、俺達動物霊は畜生界を追いやられてしまった…!』

 

カワウソ

『だから、広い土地を求めて地上を攻め入ろうだなんて考え出したんだ!』

 

麟「ふーん…つまりその神様を倒さない限り、この異変は解決しないって言いたいのか?」

 

狼・カワウソ・鷲

『その通り!』

 

 

オォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォッ…!!!

 

 

麟「この異様な気…全部地上に出てきた動物霊達の気か…」

 

霊「だいぶ数が多いわね」

 

魔「そのバランスブレイカーの神様とやらを倒さない限り、あの動物霊達は無限にやってくるってわけだな?」

 

妖「随分と迷惑な神様だなぁ…」

 

 

狼・カワウソ・鷲

『俺達を助けてください!』

 

 

麟「…どうするよ霊夢」

 

霊「とりあえずは…地上に出てきた動物霊達をある程度は退治して、数を減らした方が良いかもしれないわね」

 

魔「下手に被害が出たら厄介そのものだからな…」

 

妖「でも…理由も無く動物霊達を退治して良いと思う?」

 

麟「俺が映姫さんに連絡を取ろうか?」

 

霊「え、どうやって連絡を取る気よ」

 

麟「(スッ)この無線式陰陽玉で」

 

針「便利な陰陽玉だなー(棒)」

 

あ「映姫様もそれを所持しているんですか?」

 

麟「というか、結構前にある程度の場所にこの陰陽玉を渡してるから…大体の場所には繋がると思うよ」

 

魔「いつの間にそこまで根回しを…!?」

 

麟「何かあっても良いように…な?」

 

妖「さ、流石です」

 

麟「とりあえず、映姫さんに連絡を取ってから今後の予定を立てるとしようか」

 

霊「賛成」

 

魔「異議なし!」

 

妖「私も、異論はありません」

 

 

 

狼・カワウソ・鷲

(くくく…今のところは計画通りだ…!) ニヤニヤ…

 

 

 

麟「…」




鬼形獣ってこういうストーリーの始まりでよかったっけ?
(調べとけや)
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