華月麟の幻想記   作:華月麟

809 / 1036
華月麟が求める物

麟「よっと」 ドスンッ

 

スタスタ

 

コトッ

 

た「はい、お茶でも飲んでくれ」

 

麟「あんがと」 ズズッ…

 

た「(ドスン)で?今日は何を求めて、わざわざここまで来てくれたのか聞かせてくれるかな?盟友」

 

麟「(カチャ…)単刀直入に聞かせてもらう…たかね、お前は爆発物は作れるか?」

 

た「爆発物?ンなもん欲しけりゃいくらでも作れるさ!手榴弾からロケットランチャー、なんでもござれりだ!♪」

 

麟「なら…材料はこっちで提供するから、爆発物を作ってくれと言ったら作ってくれるか?」

 

た「オーダーメイドの爆発物ってわけか!もちろん作れるとも♪それで?どんなブツを作って欲しいんだい?」

 

麟「プラスチック爆弾かC4爆弾を作って欲しい」

 

た「ブフッ!?な、なんだって?!」

 

麟「なんだ?作れないのか?」

 

た「い、いや…そんな物を何に使う気だ…!?」 ヒソヒソ

 

麟「(ニッ…)これからの戦争に使う」 ヒソヒソ

 

た「(ギョッ!?)戦争…!?」

 

麟「これから異変解決に行く、だから必要になるってだけだ」

 

た「プラスチックかC4が必要になるって…どんなだよ」

 

麟「俺は作れるか作れないかを聞いてるんだ」

 

た「作れるに決まってるだろう!私の得意分野だ!」

 

麟「んじゃ、お前にこれ渡すからこれ使ってくれ」

 

ゴトッ!

 

た「…この袋には何が入ってるんだ?」

 

麟「リン鉱石とか火薬とかその他諸々」

 

た「どれどれ…(チラッ)こ、これだけあれば結構作れるかもだな…」

 

麟「頼めるか?」

 

た「任された!」

 

麟「どのくらいで作れる」

 

た「明日か明後日には!」

 

麟「じゃあ頼んだぞたかね。あ、こいつは前金だ」

 

ドスンッ!!

 

た「…え、前金?すんごい金額入ってないかい?」

 

麟「にとりの時もそうだけど、俺はいきなり何かを頼む事が多いからな…それも込みでってのもある」

 

た「ちょいと多すぎないか…?」

 

麟「素直に受け取っとけ」

 

た「う、うっす…」

 

麟「明日か明後日には出来る…ふっ、楽しみにしてるぜ?山城たかね」

 

た「ま、任せとけ!盟友の頼みにはきっちり答えてみせる!」

 

麟「期待してるぜ、"盟友"」 スタスタ

 

た「え…?」

(今…私の事を盟友って呼んでくれた…!?)

 

麟(スタスタ)

 

 

山童の山城たかねにとんでもない注文を終えた麟は、静かに博麗神社へと帰宅するのだった。

 

 

~博麗神社~

 

 

麟「ただいま霊夢」

 

霊「おかえりなさい麟。山童のとこまで言ってたみたいだけど、何しに行っていたの?」

 

麟「にししっ♪ちょっとしたとんでもない物を作ってもらいにな」

 

霊「?」

 

麟「まあ気にしないでちょ。それで?お前は誰に協力を頼んだんだ?」

 

霊「鈴仙、早苗、フラン、あとは偶然人里で出会った屠自古よ」

 

麟「うんうん、なるほど…あ?フラン?」

 

霊「本当は咲夜に頼もうと思ったんだけど…運悪くフランに話を聞かれてて…」

 

麟「それでフランが食いついちまったわけか…。フランの奴…動物霊相手に手加減出来るかな?(汗)」

 

霊「さ、さぁ…?」

 

麟「ま、まあいいか…」

 

 

霊夢は無事に4名の協力者を集める事に成功したが…ただ1人だけ、なかなかの不安要素が混ざっているのは…もう気にするのは辞めておこう。

 

 

麟(最悪、フランが動物霊を破壊しちまったら『実害が出た』って誤魔化せば良いか…な?)

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。