永夜異変解決してすぐの事。
夜明直前の妖怪の山・山頂では着々と新たな計画が進んでいた。
~妖怪の山、山頂~
ヌッ
・スキマから八雲紫、藍、橙が現れる
藍「遅くなりました」
幽「本当に遅かったわね?」
紫「待たせてしまって申し訳なかったわ。こちらもかなりバタバタしていたものだから遅くなってしまったわ」
早「いえ、おかげで良い場所を探す事が出来ましたので」
紫「場所は…この山の山頂で良いのね?」
早「はい!冥界の主様達とあちこち見て回りましたが…ここが一番いい場所です!」
紫「そう、では始めましょう。博麗の巫女は今頃、忙しくしてるでしょうから。今のうちよ」 スッ…
ゴォォォォン…‼
キィィィィィィィィン…‼
カッ‼
ギュィィィィン…‼
八雲紫が山頂に自身の能力を発動して、何かを結界の外から転送してくる…。
グォォォォォォォッ…
早「っ!」 サッ‼
・あまりの眩しさに眼を瞑る
シュゥゥゥゥ…
紫「終わったわよ」
早「んん…。…!わぁ!!」
目を開けると、たくさんの木が生えていた山頂は大きな湖と変化していた。そして、巨大な石造りの鳥居、数本の御柱、奥には神社らしき建物が。
早「やった…!」
そしてゆっくりと夜が明けていく…。御柱の上には大きな
?「ついにこの時が来た…まずはこの世界をある程度知ってから行動を始めるとしよう…。ふふふふ…」
彼らの知らない所で、新たな脅威は少しずつ動き始めていた。
そしてその脅威が、地底や博麗神社、妖怪の山を巻き込む大騒動へと発展していくのを彼らはまだ知らない…。
でもそれは…まだまだ先のお話。
一方、麟達はというと、異変解決と輝夜との宴を終えてそれぞれの帰るべき家に戻り休息をとっていた。
しかし麟だけは、妖怪の山の異変を感じ取っていた。
~博麗神社~
麟「…」 ジー
・山の方向を睨んでいる
霊「麟、どうしたのよ?そんなに怒ったような顔でどこかを見てるけど」
麟「いや…何かが感じ取れた気がしたんだけど…多分気のせいだったみたい」
霊「異変で無茶しすぎたから疲れてるのよ。…ふわぁぁ、早く寝ましょ」 トコトコ
麟「ああ…」
(霊夢に嘘をついたけど…この感じは気のせいじゃない。恐らく、山の辺りで何かしらの変化が起きている…。でも、今はゆっくり体を休めよう。もし、何かあったらその時に対処しよう…)
俺は少しだけ不安を残しつつも、寝室へと戻った。
~寝室~
麟「えっと…説明をもらえるかね?」
霊「入ったら萃香がここで寝てた」
萃「すぴ~」
麟「そうですかい…」
寝室に戻ると、萃香が俺の布団で眠っていた。…酒くせぇな。またどこかで飲みまくったなこいつ。ていうか俺の寝るところないんですけど。
麟「仕方ない…縁側で寝るとしますかね」 ドサッ
俺は縁側に腰を下ろし、そのままな転がろうとした。
霊「麟、ここが開いてるわよ」
霊夢がそう言うもんだから
麟「え?(クルッ)布団ってもう一枚あったっけ…ってお前正気か?」
振り向いて確認すると
霊「正気よ?」 チョイチョイ
霊夢は自分の隣で寝なさいと催促してきた。
まさかの添い寝スタイルですか…?
麟「後で萃香にばれても知らないからね?」 ゴロンッ
遠慮なく霊夢の隣に寝かせてもらうことにした。
霊「別に私は構わないわよ…」 ギュッ
霊夢はそう言うと、俺を抱きしめて来た。俺はあんまり添い寝とかは見られたくは無いんですけど。まあ、どこかのブン屋に見られるよりはいいけどさ。
麟「それじゃ…おやすみ」
気にする事無く、俺は眠りについた。
麟「すう…すう…」
霊「ふふっ、可愛いわね」 ナデナデ
その後、俺は霊夢と一緒に次の日の朝まで眠っていた。よほど疲れていたんだろうな…。ちなみに、萃香の奴に添い寝の光景をばっちり見られて騒がれたのは内緒。