華月麟の幻想記   作:華月麟

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悪魔の狂気

『く、組長…そろそろ本題に戻りましょうよ』

 

早鬼

「ん?ああ、そうだそうだ…あまりにも愉快なヤツらだから本題を忘れかけていた。だがその前に…」

 

 

ザッザッザッ…

 

 

麟「ん?」

 

早鬼

「華月麟、お前には色々と聞きたいことがある」

 

麟「聞きたい事?どうぞどうぞ、答えられる範囲で返答してやらぁ」

 

早鬼

「霊長園には大量の埴輪達が居たはず、しかもその中にはかなりの実力を持った埴輪の兵長も…。どうやってあの場を切り抜けた?」

 

麟「んなもん簡単さ。埴輪ってのは土の塊、強い力でぶっ叩けば即木っ端微塵だろ?だから全員粉々にしてやっただけのこと。それに…奴等は所詮手数で相手を追い詰めるだけしか能がない、質より量なんて戦法は俺には通用しない」

 

魔「いやいやいや…普通だったらその戦法は相手が1人だけの場合は効果抜群なんだよ…」

 

妖「そうかなぁ…?麟さんだけに限らず、幻想郷の人達(人里の住人達は除く)って規格外の強さを持ってるからそんなイメージ無いけど」

 

霊「まあ…どんな状況に置かれても、その場を乗り切れる可能性があるなら誰でも乗り切れるものよ」

 

麟「そういうことだ」

 

魔「そんなもんなのか…?わ、私の認識がおかしいのか…!?」

 

麟・霊・妖

『しーらね』 クスクス♪

 

魔「お前ら、私の事バカにしてんだろ!?」 ムキーッ!!

 

麟「すーぐカリカリしちゃって、カルシウムが足りませんわよ魔理ちゃん!」

 

霊・妖

「「ブッフォッ!!w」」

 

魔「魔理ちゃん言うな気色悪い!こう見えて私は毎朝コップ1杯の牛乳かコーヒー牛乳は飲んでるんだぜ!」

 

麟「あ、そうなんね」

 

霊「誰得情報よそれ?ていうか、毎日牛乳飲んでるのに背丈は全く変わってないわよねあんた」

 

魔「DA☆MA☆RE!」

 

妖「あれ?でも牛乳って毎日飲んだところで、身長にはさほど影響が出ないんじゃなかったっけ?」

 

魔「…え?」

 

麟「身長を伸ばすには豆乳が良いって言わなかったか?」

※豆乳が身長に関係するという科学的根拠は無い

 

魔「…あ!?」

 

妖「…全く関係のない牛乳を飲み続けてたんだね、魔理沙」

 

霊「そして麟と言い方から察するに、魔理沙に1度教えてる感じがするわね。…魔理沙、あんた忘れてたんでしょ」

 

魔「( ˙꒳˙ )チョトナニイッテルカワカンナイ」

 

霊「誤魔化すな」

 

麟「牛乳を馬鹿みたいに毎日飲んだところで、身長じゃなくて胸が成長するって永琳さんから聞いたような…はたまたそんな噂を聞いたような…」

 

霊・魔・妖

『(ピクッ…)なん…だと…!?』

 

麟「迷信だけどね」

 

 

霊「私も…毎朝牛乳を飲もうかしら…?」 ボソボソ…

 

魔「くそっ…毎朝飲んでるのに、麟の視線をくぎ付けに出来るくらいの胸に成長してくれないぜ…」 ボソボソ…

 

妖「毎朝飲み続ければ…幽々子様みたいな胸が少しは…!?」 ボソボソ…

 

 

麟「…やれやれ(汗)」

 

早鬼

「あ、あのぉ…話はまだ終わっていないんだが?(汗)」

 

麟「あ、それは悪い悪い…まだ何か聞きたい事でも?」

 

早鬼

「霊長園を爆破し…あの埴輪達を退けたのは分かった。…では」

 

 

「「造形神はどうした?」」

 

 

麟「…!」

 

魔「あ、そうだぜ!麟、お前埴輪達のボスとその親玉はどうしたんだぜ?」

 

霊「ちゃんと倒してきたの?」

 

妖「それとも埴輪達の猛攻が激しすぎて、倒せなかったとか…?」

 

麟「…」

 

早鬼

「…どうなんだ、華月麟」

 

麟「造形神…造形神…あぁ、埴安神袿姫の事か?」

 

早鬼

「そうだ、霊長園の支配者として奴は君臨していたはずだ」

 

麟「埴安神袿姫…ね…」

 

 

「「奴さん死んだよ」」

 

 

早鬼

「…何っ!?」

 

麟(ポイッ)

 

 

ドシャッ…!!

 

 

霊「え…っ!?」

 

魔「お、おい…あれって…!?」

 

妖「ウブッ…!?」

 

早鬼

「こ、これは…!」

 

麟が『造形神は死んだ』という言葉を口にした直後、驪駒早鬼の足元にナニを投げつけた。

 

…そのナニかとは

 

 

早鬼

「は、埴安神袿姫…造形神の生首…だと!?」

 

 

造形神の"生首"…しかもまだ首を切り取ってから時間はさほど経過してないようだった…。

 

 

魔「り、麟…まさかお前…!」

 

麟「(ニィッ…)そう…」

 

 

オォォォォォォォォォォォォォッ…

【挿絵表示】

「「俺が殺した」」

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