華月麟の幻想記   作:華月麟

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新たな畜生

ヒラ…ヒラ…ヒラ…

 

パサッ…

・親方!空から何かが!?

 

 

麟「…おっ?こいつって…」 ザッザッザッ…

 

妖「うん?麟さーん!そろそろ地上に帰りましょ〜!?」 オーイッ!

 

 

麟「(ガシッ)はいはーい!」 スタスタスタ

 

 

 

ザッザッザッ…

 

 

 

霊「おかえりなさい、麟」

 

麟「おう♪」

 

魔「よーし、早鬼の奴も叩き潰したことだし私達も帰りま…(チラッ)ん?麟、お前何持ってんだ?」

 

麟「ああこれ?(ニパッ♪)さっき上から落ちてきた戦利品!」

 

 

ジャジャーンッ!

・早鬼の帽子

 

 

霊「…それって、あの組長が被ってた帽子じゃない」

 

麟「これ気に入ったから持って帰る!♪」 ニパーッ♪

 

霊「そう…♡」

(子供みたいな純粋無垢な笑顔が愛おしいわぁ…♡)

 

妖「えぇ…?敵が被ってた帽子を被るんですか…?」

 

魔「汗とか染みてそうだなぁ…」

 

麟「(クンクン…)別に変な臭いもしないし…綺麗だよ?」

 

魔「お前がそこまで気に入ってるなら何も言いません」

 

麟「わーいっ!♪なあ霊夢、これ持って帰って良いでしょ?」

 

霊「ええ♡別に構わないわよ♡」

 

麟「やったー!♪」

 

妖「…はぁ(汗)」

(相変わらず…霊夢は麟さんに甘すぎるよ)

 

麟「よーし!さっさと帰りますかね!」

 

魔「賛成だ!さっさと帰ろうぜ♪」

 

 

異変の元凶でもある驪駒早鬼を撃破したので、異変を無事に解決したと認識した4人は畜生界から去ろうした…が

 

 

 

 

 

?「龍符〖龍紋弾〗!!」 ズドドドァッ!!!

 

 

 

 

 

麟・霊・魔・妖

『!?!?』 バッ!!

 

 

キィィィィィィィィンッ…!!

 

ドガガガァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァンッ!!!

 

 

スタッ…

 

麟「んだよいきなり!?」

 

霊「はぁぁぁ…もしかして、まだ帰れない感じかしら…?」

 

魔「え…めんどくさ」

 

妖「もう帰らせてよ…」

 

気が抜けた4人の意識を一瞬で引き締める攻撃が、どこからともなく放たれた。

 

 

ヒュゥゥゥゥ…

 

 

?「流石、あのバカ天馬を倒しただけの事はありますね。この程度の不意打ちには引っ掛かりませんか」 スタッ

 

 

魔「…あいつか、私達に喧嘩を吹っ掛けて来たのは」

 

霊「面倒ね~…」

 

妖「麟さん…なんかあの人の容姿、亀みたいに見えませんか?」

 

麟「…奇遇だな妖夢、俺もそう思ってたとこ」

 

 

?「違います!私は亀ではありません!」

 

 

妖「あ…そうなんだ」

 

霊「まあ言われてみれば…龍みたいな尻尾が生えてるわね」

 

魔「でも背中を見ちゃうと…カメにしか見えないんだよな~…」

 

 

?「初対面の相手に、失礼だと思わないのですか貴女達…」

 

 

麟「不意打ちしてくる奴にそんなこと言われてもねぇ~?」

 

魔「失礼だなんて微塵も思わないよなぁ~?」

 

麟・魔

「「ニヘラニヘラニヘラニヘラ♪w」」

 

 

?「すんごく失礼でムカつく人間共!?(怒)」

 

 

霊「はいはい、無駄話はそこまでにしてさっさと自己紹介をどうぞ」

 

 

八千慧

「ア、ハイ。オッホン…私の名前は吉弔八千慧(きっちょうやちえ)、鬼傑組の組長です。それ以上に説明が必要でしょうか?」

 

 

霊「別にいらないわよ。それにしても鬼傑組の組長…もしかして、畜生界に存在している組織の一つといったところなのかしら?」

 

八千慧

「ご名答。そんなところです」

 

魔「勁牙組って組織がThe・パワータイプって感じの組織だったけど、お前らの組織はどんな感じの組織なんだ?」

 

八千慧

「そうですね…あの馬鹿が脳筋だとしたら、我らが鬼傑組はインテリ系とでも言いましょうか」

 

妖「つまりは脳筋プレー派ではなく、頭脳プレー派の組織だと」

 

八千慧

「あんな脳みそまで筋肉馬鹿の天馬と一緒にされては困りますので」

 

霊「確かに、あんな力で押せ押せタイプと一緒なんて私も御免だわ」

 

八千慧

「でしょうね」

 

麟「でも知ってっか?吉弔って外の世界で語られる幻獣なんだけど、その吉弔って幻獣は〖鹿を見ると欲情する〗っていうド変態野郎なんだよね」

 

霊・魔・妖

『つ、つまり吉弔八千慧は鹿を見ると発情するド変態野郎…ってこと!?』

 

八千慧

「勝手に変な妄想をしないで頂きたいのですが!?(マジオコ!)」

 

麟「まあこっちの吉弔はそんな低俗幻獣とは違うと思うけれども」

 

八千慧

「当たり前です!(怒)」

 

麟「まあそんなことはとぉってもどうでもいいんですよ。で?わざわざお前は何しに来やがった?もう一組織の組長さんよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

八千慧

「決まっているでしょう?貴方達を始末しに来たのですよ」

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