華月麟の幻想記   作:華月麟

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最終兵器・ティーガーII

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

 

 

ザッザッザッ…

 

 

妖「ご命令通り、邪魔者は切り伏せました」 ペコリ

 

麟「流石妖夢、惚れ惚れしちゃうよ」 ニマニマ♪

 

魔「鉄の塊を真っ二つって…お前もだいぶ化け物になってきたな?」

 

妖「別に…主人の命を遂行したまでだけど?」

 

霊「それをサラッと言う辺り、あんたは異常者よ」

 

妖「…褒めてるんだよね?」

 

霊「ええ♪」

 

 

『く、組長…!』

 

八千慧

「ちっ…!」 イライラ…

(ティーガー戦車だぞ…あのティーガー戦車だぞ…!?あのティーガー戦車をああも簡単に破壊するだと…!?全てが計算外過ぎる…第一、誰がティーガー戦車を真っ二つするなんて予測が付く…!?)

 

『組長!』

 

八千慧

「分かっている!あまりにも想定外な出来事が起きすぎて、流石の私も思考回路が回らないのよ!(ガチギレ)」

 

『お、お気持ちは分かりますけど…ティーガー戦車までやられたなら…もう打つ手は』

 

八千慧

「こうなったら最終手段だ!ティーガーIIを発進させなさい!」

 

『…へ!?さ、さすがにあれを発進させるのはやめた方がいいと思いますよ…!?あれはたった1両しかない我らが鬼傑組の最終兵器…!』

 

八千慧

「あの人間共をこのまま野放しに出来るわけないでしょう!?こうなったらティーガーIIを出してでも奴等を始末するのみ!」

 

『ほ、本当にいいんですね…?』

 

八千慧

「構わない!発進させなさい!」

 

『了解!』

 

 

霊「ねえ3人共…あいつ、まだ何かを残してるっぽいわよ?」

 

妖「…もう疲れたよ」

 

魔「次は何を出す気だ…?」

 

麟(ティーガーIIって聞こえたような…?)

 

 

 

 

『『Panzer vor!』』

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

 

 

妖「ね、ねえ…あれってもしかして…!?」

 

魔「おかしいな…夢でも見てんのか…?」

 

 

ブロロロロロロロロロ…!!

【挿絵表示】

 

 

麟「戦車のおかわりでーす。しかもティーガー戦車よりも強力なティーガーIIだね」

 

霊「…悪い冗談って言って欲しいわ」

 

魔「先生!ティーガーIIってなんですか!」

 

麟「良い質問です魔理沙君!ティーガーIIとは、さっき破壊したティーガー戦車の発展型に位置します!全ての装甲はティーガー戦車よりも分厚くて、おそらく妖夢の剣でも斬れませんね!」

 

妖「そ、そうなんですね…」

 

 

ブロロロロロロロロロ…

 

ズガンッ!!

 

 

麟「そら来たぞ!」 バッ!!

 

魔「またこれかよ!?」 バッ!!

 

霊「めんどくさいわね!」 バッ!!

 

妖「早く突破方法を考えないと…!」 バッ!!

 

 

キィィィィィィィィンッ…!!

 

ドガァァァァァァァァァァァァァンッ!!!

 

 

『近づいたらあの女剣士に斬られるからな、近づかずに遠距離で対抗だ!』

 

『イエッサー』 カチッ

 

 

ズガガガガガガガガガガガガガガッ!!!

・機銃乱射

 

 

麟「…あ、ティーガー戦車の時の教訓を活かしてやがる」

 

妖「というと?」

 

麟「近づいたら妖夢に破壊される、なら近づかないで主砲と機銃で何とかしようとしてるんだろうな」

 

魔「それじゃ、いつまで経ってもいたちごっこの繰り返しじゃね?」

 

霊「進展が無さそうな感じね」

 

麟「んな事言うなら、誰か突っ込んでティーガーIIと遊んでてくれよ?俺はティーガーIIの破壊方法を考えとくからよ」

 

霊「じゃあ…ここは私がアレの相手をしてあげるわよ」

 

麟・魔・妖

『えっ!?急に自ら進言するとかどうした!?』

 

霊「何か問題でもあるのかしら?(怒)」

 

麟「いや…その…」

 

魔「なんか良からぬ事を…」

 

妖「考えてそうだな…って」

 

霊「本っ当に失礼ね、あんたらは!?単純に、少しくらいは私も貢献した方がいいかなって思っただけよ!」

 

麟「まー霊夢にしちゃ珍しい」

 

魔「自分だけ仲間外れにされるのが寂しいってか?」

 

妖「ふふふっ♪霊夢ったらか〜わいい♪」

 

霊「いい加減にしないと、あんたらを血祭りにあげるわよ?」 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

 

麟・魔・妖

『大変申し訳ございませんでした』

 

霊「それで?私があの兵器の相手をするのはいいけど、何かリクエストはある?」

 

麟「リクエスト?なんの」

 

霊「ここは壊しといてくれ…とかのリクエストかしらね?」

 

麟「そうだなぁ…じゃあ俺達から見て右下にあるあの機銃は、絶対に破壊しといてくれ」

 

霊「あれね…分かったわ。他は?」

 

麟「妖夢、バタフライをくれ」

 

妖「はい(ゴソゴソ)どうぞ」

 

麟「主砲の砲弾を、全部空中で撃ち抜いてくれ」

 

霊「(ジャキッ)任せなさい。妖夢に出来るなら、私にだって出来るはずよ」

 

麟「期待しとくぜ♪あ、あと…」

 

 

バサァッ…

【挿絵表示】

 

 

霊「あら、これも貸してくれるの?」

 

麟「当たり前だろ?お前に何かあったら困るからな、それを身に付けとけよ」

 

霊「…ありがと///」 ポッ♡///

 

魔・妖

「「…」」 ジトー…

(惚気は博麗神社に帰ってからやれよ…)

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