華月麟の幻想記   作:華月麟

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三位一体の一撃

霊「(バサッ…)じゃあ私、行ってくるからよろしく頼むわよ?」

 

麟「あ、霊夢ちょいと待って」

 

霊「…まだ何か?」

 

麟「もう1個ぶっ壊して欲しい所があってな」

 

霊「どこを壊して欲しいの?」

 

麟「キャタピラ!」

 

霊「きゃ、きゃたぴら…?」

 

麟「足回りだよ足回り!」

 

霊「(チラッ)足回り…ああ、そこ?そこを壊すと何かあるの?」

 

麟「ティーガーIIが動けなくなって始末しやすくなる」

 

霊「よし任せなさい(即決)」

 

妖「返事はっや!?」

 

魔「まさかの即決かよ…」

 

霊「その代わり、ちゃんと倒してちょうだいよ?」

 

麟「(ニッ♪)任せとけ♪」

 

霊「ふふっ♪じゃ、行ってくるわ!」 ドゥッ!

 

 

ギュアァーンッ…!!

 

 

麟「んじゃ、俺達は早くティーガーIIの排除方法を考えますかね」

 

魔・妖

「「ラジャーっ!」」

 

 

ギュアァーンッ…!!

 

 

『ん…!?』

 

『どうした?』

 

『博麗の巫女が単身1人でこっちに来るぞ!』

 

『はぁ!?わざわざ死にに来てくれるとはありがたい!主砲、撃てぇっ!』

 

『FIRE!』

 

 

ズドンッ!!!!

 

キィィィィィィィィンッ…!!

 

 

霊「(ブアッ…!!)来たわね…!」 ジャキンッ!

 

 

ズギュゥンッ!!!

 

 

ビシッ…!

・砲弾に命中

 

ドガァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァンッ!!!

 

 

『当たったか!?』

 

『い、いや…』

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

 

 

霊「あら?意外とあっさり撃ち落とせる物なのね」

 

 

『当たってねぇぞ!あいつ…砲弾を撃ち抜きやがったんだ!』

 

『そんなバカな!?砲弾をいとも容易く撃ち抜いたのか!?』

 

『こうなったら機銃乱射だ!』

 

『死ね!博麗の巫女!』

 

 

ズガガガガガガガガガガガガガガッ!!!

 

 

バチィンッ! バチィンッ!!

・マントに命中

 

ジュウゥゥゥゥゥゥゥ…

・蒸発

 

 

霊「…ほんっと、凄いマントよねこれ」

 

 

ズガガガガガガガガガガガガガガッ!!!

 

 

『た、弾が命中してるのにピンピンしてやがる!?』

 

『な、なんでだ!?確かに弾は命中しているはずなのに!』

 

『なんでもいいから撃ち続けろ!』

 

 

ズガガガガガガガガガガガガガガッ!!!

 

 

バチィンッ!! バチィンッ!!

 

ジュウゥゥゥゥ…

 

 

霊「いくら弾幕が効かないとはいえ、確か10発くらいが限界って言ってたから…あんまり気を抜いてはいけなさそうね」 ドゥッ!

 

 

『砲塔を右に旋回させろ!』

 

『りょ、了解!』

 

 

ガゴゴゴゴゴ…

 

 

霊「うん?なんかティーガーIIの上が回転し始めたわね…でも、あんな遅いんじゃ私には着いて来れないでしょうね」 ギャンッ!!

 

 

『何してんだ!?もっと速く旋回させろ!』

 

『無茶言うな!?こいつの砲塔を旋回させるのは人力なんだぞ!?』

 

『じゃあ車体ごとその場で旋回させろ!』

 

『了解!』

 

 

ブロロロロロロロロロ!!

 

 

霊「あら、本体ごと動き始めたわね」

 

 

『今だ撃て!』

 

『FIRE!』

 

 

ズドンッ!!!!

 

 

霊「無駄だってのが分からないかしら!?」 ジャキッ!!

 

 

ズギュゥンッ!!!

 

 

ビシッ…!!

 

ドガァァァァァァァァァァァァァンッ!!!

 

 

『くそっ!また撃ち抜かれた!』

 

『いいから撃ち続けるぞ!』

 

『『おう!』』

 

 

霊「この調子じゃ、ずっとぐるぐるぐるぐるティーガーIIの周りを飛び続けるだけの簡単な作業になりそうね」 ギュアァーンッ…!!

 

博麗霊夢、ただいま1人でティーガーIIと交戦中。

戦況は、博麗霊夢の優勢なり。

 

 

魔「で、どうやってティーガーIIを破壊するんだ?」

 

麟「うーん…実は、ある程度の作戦は立ててあるのよね〜」

 

妖「あ、そうなんですか?」

 

麟「おうさ!」

 

魔「じゃあその作戦とやらを聞かせてくれだぜ!」

 

麟「ま、単刀直入に言っちまえば〖俺達の攻撃を一点集中で放って破壊!〗ってとこかな?」

 

妖「私達3人の技を一点集中…あ、つまり蝕との戦いで私と麟さんが一緒になって放った〖百八煩悩鳳〗のようなものですか?」

※646話参照

 

麟「正解!」

 

魔「なーんだ、結構簡単な話だな?」

 

麟「そうでもないぞ?ティーガーIIを消し飛ばす程の一撃を放つのに、俺達3人の全力を合わせて放たなきゃだから…」

 

妖「しかも失敗は許されない1発勝負…なかなかに難しいですね」

 

魔「まあ、私達のコンビネーションならなんとかなるだろ!♪」

 

麟「ふっ…かもな?♪」

 

妖「ふふっ、そうかもね?♪」

 

魔「にししっ!♪」

 

麟「よーし、方針は決まったから次に決めるのは…なあ妖夢」

 

妖「なんですか?」

 

麟「108を2つで、いくつだ?」

 

妖「108を2つで…216ですね」

 

麟「216?長くて言いづらいなぁ…それ」

 

妖「人に聞いといてそれはないでしょう…」

 

麟「えー?」

 

魔「なあ麟…さっきからなんの数字を決めようとしてんだ?」

 

麟「ん?俺と妖夢が一緒に放つ一撃の強さの数値ってとこ?」

 

魔「あー…なるほど?」

 

妖「あ、そうだ麟さん、ここは魔理沙に聞いてみるのはどうですか?」

 

魔「は?」

 

麟「お、ナイスアイデア」

 

魔「え?」

 

麟「なあ魔理沙、お前はいくつがいいと思う?」

 

魔「え!?きゅ、急に聞くなよそんな事…」

 

麟「いいじゃん別に」

 

魔「この…!?ったく…うーんそうだなぁ…あっ!」

 

麟・妖

「「ん?」」

 

魔「300!300でどうだ!?」

 

麟「300…いいね、決まりだ!早速始めるぞ!」

 

妖「はいっ!」

 

魔「任せろ!」

 

 

「「(バッ!!)鬼切丸!」」

 

 

SWORD VENT

 

バヴォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォッ!!

 

ガシィッ!!

【挿絵表示】

 

 

 

 

魔「(チャッ…!!)マスター…!」

 

 

 

キュイィィィィィィィィィィィィンッ…!!

 

 

 

麟・妖

「「(ザッ…!!)三百煩悩…!」」

 

 

 

ギリギリィッ…!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オォォォォォォォォォォォォォォォォォォッ…!!

 

 

 

霊「(ピクッ…)始まったのね…!(ゴソゴソ)ならこっちもそろそろ切り上げるわよ!」 ビッ!!

 

 

 

ピタッ

 

 

ピタッ

 

 

 

霊「起爆!」 パチンッ!!

 

 

カッ…!!

 

 

ドガァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァンッ!!!

 

 

ガランッ…ズズーンッ…!!

・キャタピラ破損

 

 

『ぐあぁあぁぁあっ!?』

 

『ま、また機銃をやられた…!』

 

『くそっ!旋回して狙いを定めろ!』

 

『りょ、了解!』

 

 

ブロンッ!! ブロンッ!!

 

ガクンッ ガクンッ

 

 

『お、おい!?早く旋回しろ!』

 

『やってるよ!やってるけど、何かが引っかかって動けないんだよ!』

 

『そういや…さっき下からも衝撃があったよな!?もしかして…キャタピラをやられたんじゃ…!?』

 

『だ、だったら砲塔を旋回させろ!全速力でな!』

 

『はいはい!すぐにでも!』

 

 

ゴロゴロゴロ…

 

 

霊(下を破壊されて動けなくなったけど、それでも上は動くのね…!?)

「あ、あんた達!早くしないと主砲が放たれるわよ!」

 

 

 

オォォォォォォォォォォォォォォォォォォッ…!!!

 

 

 

麟・妖

「「はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ…!」」

 

魔「ぬうぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ…!」

 

 

 

 

カッ…!!

・full change

 

 

 

 

麟・魔・妖

『…!』 キッ…!!

 

 

 

 

 

 

 

 

ズドァォッ!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『『攻城砲(キャノン)!!!』』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〖マスター・三百煩悩攻城砲〗

TRINITY BREAK BURST EXPLOSION!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

麟・魔・妖

『これで…終わりだぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!』

 

 

 

 

グアォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォッ!!!!

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