八千慧
(へ?あ…は!?か、風見幽香っ!?)
早鬼
(どしたん八千慧?)
幽香
「うふふ…久しく彼の顔を見ていなかったから、少し気分が高揚しちゃってるわね…」 カツ…カツ…カツ…
幽香はとっても嬉しそうな(周りから見たら恐怖)笑顔で、霊夢達の居る居間へと向かっていく。
八千慧
「(ヒョコッ)や、奴はあの風見幽香までをも手懐けているのか!?」
早鬼
「なあ八千慧、風見幽香って誰だったっけ?」
八千慧
「んなっ…!?あ、貴女はあの風見幽香も知らないのですか!?」
早鬼
「いや、噂程度に知ってるくらいで…そんな詳細には知らないってとこ?」
八千慧
「はぁぁぁぁぁぁ…風見幽香は、見た目こそおっとりしたような人物ですが…手を出したら最後、苛烈な応酬が待っているとまで言われるほどの実力を持つ危険な妖怪…!」
早鬼
「へぇ~?私と奴ならどっちが上だと思う?」
八千慧
「風見幽香一択です!」
早鬼
「そんなに凄い妖怪なのか…我が勁牙組にスカウト出来るかな?」
八千慧
「ふっ…我々が奴にスカウトをかけたところで、奴は見向きもしないでしょうね?」
早鬼
「そっかー…そんなにヤバいなら無理か…」
八千慧
「それにしても…あの風見幽香がこの博麗神社へ来た理由はなんだ…!?や、やはり華月麟に会う為なのか…?!」
早鬼
「そこはゆっくり監視してれば分かるだろ」
八千慧
「そ、そうですね…!」
早鬼・八千慧
(ジーッ…)
カツ…カツ…カツ…カツ…
幽香
「ふふふふ…♪」
魔「ん?お~幽香じゃんか」 フリフリ♪
早「ご無沙汰しています!」 ペコリ
幽香
「うふふ、ご無沙汰ね♪」 フリフリ
霊「何?河童の次はフラワーマスター?」 ジトー・・・
幽香
「あら♪そんなに邪険な顔をされたら、少しやる気が沸いちゃうじゃない♪」 ゴゴゴゴゴゴゴゴ…
早・鈴仙
「「ヒィィィィィィィィィィィィッ!?(泣)」」
蘇「…やっべぇ殺気が漏れてやがる(汗)」
マミ「あやつも相変わらずじゃのぉ…」
幽香
「ふふふふふふふふ…♪」 ゴゴゴゴゴゴゴゴ…
霊「はいはい…私が悪かったから落ち着きなさいよ」
幽香
「(フウ…)分かればよろしい♪」
霊「で、何しに来たのよ」
幽香
「貴女達が畜生界から帰ってきたって聞いたから、様子見に来ただけよ?」
レミィ
「…そんなご立派な花束を持って?」
幽香
「あら、これは麟にあげる用の花束よ?」
フラン
「綺麗な花束ね!」
幽香
「うふふ♪随分と嬉しい言葉を言ってくれるじゃない?(ポンッ☆)そんな貴女に相応しい花をあげるわ♪」
・花を生成
フラン
「わ~い!♪白くてとっても綺麗な花ね!これはなんて花なの?」
幽香
「その花の名前は〖ダイヤモンドリリー〗。花言葉は〖華やかさ〗と〖可愛い〗よ。貴女に相応しいお花でしょう?」
フラン
「えへへ~♪」
レミィ
「(ムッ…)ちょっと幽香、私にも何か相応しい花はないのかしら?」
幽香
「そうね…(ポンッ☆)〖カリスマ〗っていうお花はどうかしら?」
レミィ
「カリスマ…!ふふん♪このカリスマ溢れるレミリア・スカーレットに相応しい花じゃない♪喜んで頂くわ?」
鈴仙
(幽香さんの事だから、絶対花の名前だけで決めたなぁ…)
幽香
「ちなみに花言葉は〖情熱〗よ」
レミィ
「なお私に相応しい花ね!♪」
幽香
「お気に召したかしら?」
レミィ
「ええ♪」 フフンッ
フラン
「とっても!♪」
幽香
「それはよかったよかった♪」
マミ「(ポワァ…)吸血鬼といえども、中身はまだまだ子供じゃのぉ?」
蘇「ふふっ♪愛嬌があって良いと思うけどな、私は」
マミ「ふぉっふぉっふぉっ♪」
スタスタ
麟「なんだか外が騒がしいから見に来れば、幽香さんが来てたのか」
幽香
「あら麟、異変解決お疲れ様♪」 chu♡
・投げキッス
麟「わざわざありがとう。あれ、メディはいないのか?」
幽香
「メディなら、今頃永遠亭に居るんじゃない?」
鈴仙
「え、うちにですか?」
幽香
「メディが生成する毒は様々な物を作るための、良い研究材料になるとか永琳が言ってたわよ」
麟・鈴仙
「「変な薬とか作り出さなきゃいいけど…」」
魔「おうおう、麟と鈴仙のコメントがハモったぞ」
霊「永琳って…実はマッドサイエンティスト?」
鈴仙
「違う…と思います…?」
霊・幽香
「「そこは断言してあげなさいよ」」
早「今度は霊夢さんと幽香さんがハモりましたね♪」
レミィ
「そんなことはどうでもいいわ。麟、そろそろ何かしらの甘味は出来たのかしら?」
麟「ん?ああ、出来はしたよ。食うか?」
レミィ・フラン
「「食べる!!」」 クワッ!!
麟「へいへい♪妖夢、咲夜、固まってそうか~!?」
咲「(ヒョコッ)問題無さそうよ!」
妖「(ヒョコッ)カッチコチです!」
麟「んじゃ持ってきてくれ~」
咲・妖
「「は~い」」 スタスタ
コトッ
皆『んん…?何この黄土色?』
麟「え…皆、キャラメルを知らないのか?」
早「へっ!?こ、これキャラメルなんですか!?」
霊「キャラメルって…あの小さい箱に12粒くらい入ってるあのキャラメル?」
魔「そうなんじゃないのか?」
鈴仙
「ど、どうやって作ったんですか?」
麟「え?どうやってって…」
咲「みりんと」
妖「生クリーム」
麟「だけ」
皆『な、なにぃっ!?』
麟(そんなに驚く事なんかな…?)
マミ「キャラメルは…かなり作り方が面倒な甘味ではなかったか?」
蘇「そんなどこの家にでも置いてそうな物だけで作れるもんなのか!?」
霊「ん?ちょっと待ちなさい…うちに生クリームなんて無かったわよね?」
麟「牛乳で簡単に作れるよ?」
霊「そ、そうなのね…」
レミィ
「問題は味よ」
フラン
「そうそう♪」
麟「食ってみな、飛ぶぞ」
レミィ・フラン
(パクッ モグモグ)
麟(ニヤニヤ)
咲・妖
(ドキドキ…)
レミィ
「…!(ゴクンッ)ほ、本当に…」
フラン
「キャラメルだわ!♪」
魔「マジかよ!?わ、私も!(パクッ)…ほ、本当にキャラメルだぜ!」
霊「うっそぉ?(パクッ)…あ、本当にキャラメルだわ」
鈴仙
「(パクッ)あ、あれだけの材料でこんな美味しいキャラメルが…!?」
早「(パクッ)ん~♪」
マミ「(パクッ)ふぉっ!?随分と滑らかな舌触りじゃな!」
蘇「(パクッ)う、美味い…!こんな甘味があるなんて…うちで作ってみるか?」
幽香
「わ、私にも…」
麟「はい、あーん」
幽香
「あ、あー…///(パクッ)…あら、本当にキャラメルね?人里で売ってる物と大差ないわ」
麟「だろ?♪」
咲「(パクッ)あら…これはイケる味ね」
妖「(パクッ)凄いね、みりんと生クリームで作られてるとは思えないくらい美味しい!」
バンッ!
早苗・鈴仙
「「麟さん!」」
ガタッ!!
レミィ
「麟!!」
フラン
「お兄様!」
麟「ん?どしたお前ら」
早苗・鈴仙・レミィ・フラン
『お嫁に来てください!!♡』
麟「…はい?」
幽香
「…そこは、婿に来てくださいじゃないの?」
マミ「かっかっか!♪あまりにも料理が上手過ぎて、女子共に求婚されおったか♪」
霊「あんたらぁぁぁっ!麟は誰にも渡さないわよ!?」
レミィ
「ケチケチするでないZOY!」
霊「やかましいわ!」
蘇「なあ麟、後でこいつの作り方とレシピを教えてくれ♪」
麟「いいよ?すんごく簡単だから真似してくれ♪咲夜と妖夢もな?」
咲「ええ♪ぜひ紅魔館で真似させてもらうわ?」
妖「私も白玉楼に戻ったら作ってみます!」
麟「どーぞどーぞ♪簡単だから沢山作ってちょ」
幽香
「ねえ麟、ちょっといいかしら?」
麟「うん?なに?」
幽香
「(バサァッ)はい、異変解決おめでとう♪」
麟「おお!わざわざこれくれるために来てくれたの?」
幽香
「ええ♪その花束は、全て賞賛系の花言葉を持った花だけで作らせてもらったわ♪」
麟「ありがとう♪霊夢〜ちょいと花瓶用意して〜」
霊「はいはい、すぐ持ってくるわ」 トテトテ
幽香
「あと、これもプレゼントしてあげるわ」 スッ…
chu…♡
・頬にKiss
麟「…あら」
皆『あーっ!?』
幽香
「うふふっ♡貴方へ対するプレゼントが、少し多すぎたかしら?♡」
麟「ちょこっと多いんじゃない?」
幽香
「しょうがないでしょう?今更、貴方へ対する思いは隠したくないわ♡」
麟「その思いだけは、ありがたく頂戴しておきます♪」
幽香
「うふふっ♡」
魔「幽香の野郎、麟にキスまでプレゼントしやがったぞ!」
蘇「やりすぎだ!」
レミィ・咲
「「Boo Boo!」」
幽香
「あらあら…そんなに貴女達はこの私と一戦交えたいのかしら?」 ニコニコ♪
魔・蘇・レミィ・咲
『いえ、遠慮しておきます』
幽香
「あら残念♪」
八千慧
「あの風見幽香が華月麟の頬にキスをした…!?風見幽香と華月麟はそういう関係なのか…!?」
早鬼
「観察すればするほど訳分かんねーなこれ」
八千慧
「く、くそっ…!?」
(これは想定を遥かに超える脅威やもしれない…!)