マミ「で?こやつは結局誰なんじゃ」
ネ「(ギュゥ…)誰だって構わんべ」
麟「[ギュゥ…]ネ、ネムノさん苦しいっす…!」
ネ「あ、それは悪かったべ」 フゥ…
麟「そ、それでもまだ苦しい…」
霊「ネムノさん…麟を離してあげて…」
ネ「わ、分かったべ」 パッ…
麟「いてて…で、まずはこの人を紹介しなきゃだね。この人は三途の川で漁業を生業としてる、牛崎潤美さん。この前の異変で魚をごちそうしてもらったんだ」
潤「牛崎潤美だ、よろしく♪」
マミ「二ツ岩マミゾウじゃ…」
ネ「坂田ネムノだべ…」
潤「いやはや、久しぶりに坊やと再会出来て気分が高揚しちゃったんだ♪悪かったね?」
麟「別に構わないけど…その坊や呼びはなんなんだ?」
潤「私的にはこの呼び方がしっくりくるなと思って♪」
麟「子供扱いか〜…」
ネ「んなこたぁどうでもいいんだべ!わざわざここまで来て、麟に抱きつく!おめぇは一体、何の目的でここまで来たんだべ!」
マミ「そうそう…わしもそれが知りたかったんじゃ」
潤「何の目的って…私は坊やの為に魚を届けに来ただけだが?」
ネムノ・マミゾウ
「「…魚?」」
麟「魚!?(キラキラ☆)もしかして、あの時の約束を…!」
潤「うふふ♪ちゃ〜んと守りに来たよ〜♪」
麟「やったー!潤美さんが釣ったあの怪魚、見た目こそあれだけど味は1級品だからね〜♪」
潤「今ならタダにしとくよ♪」
麟「あざーっす!」
霊「り、麟の為にタダで譲らなくても…」
潤「愛おしい子供の為なら、私は喜んであげちゃうよ♡」
ネムノ・マミゾウ
(ムッ…)
麟「橙!お燐!ミケ!お前らにいいもんやるよ〜!」
橙「(ヒョコッ)私達に」
お燐
「(ヒョコッ)いいものをやるって」
ミケ
「(ヒョコッ)一体なんですかにゃ?」
潤「ほーれ、獲れたてピチピチの魚だよ!」
ドスンッ!!
キラキラ…☆
麟「すげー…!」
橙・お燐・ミケ
『にゃーっ!!♡』
潤「おひとり様1点限り、なーんてね♪」
麟・橙・お燐・ミケ
『ありがとうございます!♪』
潤「うふふっ♪美味しくいただいちゃってくださいな♪」
橙「急いで帰って、藍しゃまに調理してもらお〜!♡」 バビューンッ!!
お燐
「こいつは生が良いかな?それともシンプルに塩焼き…うっひゃーっ!ヨダレが止まらないねぇ!♡」 バビューンッ!!
ミケ
「新鮮なうちにお刺身でいただきますにゃーっ!♡」 バビューンッ!!
ピッチピチの魚を潤美から貰った化け猫三銃士は、その魚をどんな方法で調理して食べるかに胸を弾ませながら博麗神社を後にした。
麟「相変わらずデカいよなぁ…霊夢、今日の晩御飯が決まったよ♪」
霊「あらあら、随分と大きいわね?半分は煮付けで半分は塩焼きにしようかしら」
麟「だな〜♪」
潤「うふふっ、坊や」
麟「ん?」
潤「…えいっ♡」 ダキッ
麟「ワブッ!?」
潤「ふふふっ♡三途の川で会った時から思っていたが…本当に可愛くて愛おしい奴だねぇ♡」 ナデナデ
麟「な、何を根拠にそんな事を…」
潤「私が釣った魚を食べてた時の食べっぷりと、その時に見せてくれた笑顔かな?純粋無垢って感じがしたよ♡」
麟「そっすか…」
ネ「おい牛鬼」 ギラァ…
・潤美へ鉈を向ける
潤「…そんな物騒なもんを向けるな、坊やに当たっちまうだろう?」
ネ「なら…おめぇがうちらの麟を離せば良いだけのことだべ」
マミ「わしらの麟に、ベタベタと触らないで貰おうかのぉ?」
潤「いつからこの坊やが…お前らのものになったんだ?あ?」
ネムノ・マミゾウ
「「(ブチッ)あ?」」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
ネムノ・マミゾウ・潤美
『あぁ…?やんのかてめぇ…』
バチバチバチィッ…!!
麟「お、おろろ…?」
霊「はぁ…喧嘩は他所でやってほしいわ…」
ネムノ・マミゾウ
「「…麟!」」
潤「…坊や!」
麟「は、はいっ!?」
ネ「おめぇは…」
マミ「お主は…」
潤「坊やは…」
ネムノ・マミゾウ・潤美
『この3人の中で、誰が1番好きなんだ(べ)!?』
麟「えっ…?えっ…?えっと…」
ネムノ・マミゾウ・潤美
(ジーッ…)
麟「(ニッ…)お、俺は3人共好きだけどなぁ…それでも選ばなくちゃダメ?」
ネムノ・マミゾウ・潤美
『…!』
麟「へ、へへっ…俺って結構優柔不断なタイプだからさ…誰が好き!?って聞かれても、選べないんだよねぇ…」 ポリポリ
ネムノ・マミゾウ・潤美
『…』
麟「へ、へへへっ…」
ネ「はぁ…おめぇならそう言うと思ったべ…♡」
マミ「まったく…お主は相変わらず、天然タラシじゃのぉ…?♡」
潤「まぁ…そんなとこも、私達は好きなんだけどねぇ?♡」
麟「???」
<ポヤポヤ~♡
霊「はぁ…あの3人には付き合ってられないわ…」
母性達による争奪戦は、麟の何気ない優しさという消火材によって無事鎮火される事となった。
3人の中で一番母性が強いのは
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坂田ネムノ
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二ツ岩マミゾウ
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牛崎潤美
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3人共どっこいどっこい