華月麟の幻想記   作:華月麟

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清く正しいうるせー奴

それから更に時間が経ち…

 

 

ヒュゥゥゥゥゥゥゥッ…

 

 

霊「うぅっ…(ブルブル…)げ、幻想郷も随分と寒くなってきたわね…」

 

幻想郷の秋もすっかりと消え去り、季節の暦は冬へと移り変わろうとしていた。どっかの妖精や妖怪達は嬉々として幻想郷を飛び回っていることだろう。

 

スタスタ

 

麟「霊夢」

 

霊「うん?」

 

麟「ったく…」 シュルッ…

 

マキマキ

 

霊「…!」

 

麟「なーにが幻想郷も随分と寒くなってきただ、分かってんなら防寒着の一つや二つくらいは付けとけ」

 

キュッ

 

霊「あ、ありがとう麟…」

 

麟「風邪ひくなよ?バーカ」 パチッ☆

・ウィンク

 

霊「(ドキンッ…♡)う、うん…///」 ポッ…♡

 

…そして、その妖怪共を綺麗さっぱり溶かしきってしまいそうなくらい熱々なイチャつきを朝っぱらから見せつけるバカ2人。

 

麟「掃除なら俺と交代して、お前は中で暖まってろよ?あうんの奴が温かいお茶でも淹れてるだろうし」

 

霊「いっつも貴方に掃除とか任せっきりだから、これくらいは私がやるわよ」

 

麟「そうか?なら風邪をひかれても困るから、早めに終わらせてくれよ?」

 

霊「ええ♪」

 

 

ギュアァーンッ…!!

 

魔「おーい霊夢〜!」

 

妖「麟さ〜ん!」

 

 

麟・霊

「「ん?」」

 

ブアッ…スタッ

 

魔「よっ♪お前ら」

 

妖「おはようございます♪」 ペコリ

 

麟「おはようさん」

 

霊「おはよう、何しに来たのあんたら」

 

魔・妖

「「暇だからなんとなく遊びに来た?」」

 

霊「なら賽銭してって」

 

魔・妖

「「チョットナニイッテルカワカラナイ( ゚д゚)」」

 

霊「冗談よ冗談。寒かったでしょう?上がってあうんが淹れたお茶でも飲みなさい」

 

 

魔「そうこなくっちゃ!♪邪魔するぜー!」 スタスタ

 

妖「相変わらず魔理沙は遠慮がないなぁ…」 スタスタ

 

 

麟「ふふっ♪相変わらず、博麗神社は退屈しなくて困るね♪」

 

霊「ええ、おかげで毎日大変よ♪」

 

 

ガギュウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥンッ…!!!!

 

 

麟・霊

「「げっ…この音は…」」

 

 

「「あやゃやゃややゃややゃぁぁぁっ!!」」

 

 

ズザァァァァッ!!

 

ブワァァァァッ…!!

 

霊「きゃあっ!?」

 

麟「霊夢!」 ダキッ!!

 

霊「り、麟!?///」

 

麟(バッ!!!)

 

ビシュインッ!!

・バリア展開

 

ザザァッ…!!

 

さすがは麟、すぐさま霊夢を自身の側まで手繰り寄せ、飛んでくる砂やゴミから霊夢を守り抜いた。

 

文「あ、失敬失敬」

 

麟「失敬どころじゃないわ!」

 

ゴミを散らかした張本人、清く正しい射命丸文登場。

文が勢いよく博麗神社に滑り込んだものだから、せっかく集めていた落ち葉やゴミが舞い上がって掃除のやり直しが決定してしまった。

 

霊「あ〜や〜?」 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!

 

麟・文

「「…あ」」

 

一から掃除をやり直す羽目になった現実を目の当たりにした霊夢の怒りは、遂にボルテージMAXを突破。

 

霊「ねえ文?あんたが勢いを殺さないで着地したもんだから、せっかく私が集めてたゴミが四方八方に飛び散って掃除のやり直しが決まったんだけど?」 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

 

文「あ、あははは…すみません、ここは毎度毎度素晴らしいネタを提供してくれるので…つい気分が上がっちゃって…」

 

霊「気分が高揚してたら、人様に迷惑をかけてもいいのかしらぁ?」 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

 

文「あ、あはは…ダメです…」

 

霊「毎回毎回あんたは…今日という今日は許さないわよ?」

 

文「そ、そこをなんとか穏便に…」

 

 

霊「嫌よ、夢想封印であんたをぶっ飛ばす」

 

 

文「…はい!?」

 

麟「な、なにぃ!?」

 

霊「(ザッ…)お前を殺す」

 

文「ちょちょちょちょっとお待ちを!?まさかと思いますけど、本気で夢想封印を放つ気なんじゃ…!?」

 

霊「あんたは最後に殺すと約束したわね」

 

文「そ、そうです!だから今回もお許しを…!?」

 

霊「あれは嘘よ」

 

キィィィィィィィィィィィィィィンッ…!!

 

麟「や、やっべ!?」 バッ!

・退避

 

文「ワ、ワァ…(絶望)」

 

霊(キッ…!!)

 

 

 

「「神霊〖夢想封印〗!!」」

 

 

 

カッ…!!

 

ドガァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァンッ!!!!!

 

 

「「あぁやゃやゃややゃゃやぁぁぁぁぁっ!?」」

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