麟「え?なんかあった?」
2人が物凄く驚いた顔で俺を見て来る。
やだ…恥ずかしい…そんなに見るなよぉ。
レ「何かあったじゃなくて…。あ、貴方、私を庇ってこいつの炎を食らって火だるまになってんのよ!?現在進行形で!」
麟「え?ああ…そういやそうだった…って、なんで俺、平気でいられてんだ…?」
レミリアに「お前は現在進行形で燃えてる」と言われて、改めて自分の身体の様子を確認したら、本当にまだ燃えていた。おかしいな…それにしては
麟「…熱くないんだよ。なんで?」
そう。丸焼きにされているはずなのに全くと言っていいほどに熱くないのである。
妹「こ、こいつは人間なのか…?それとも私と同じ不老不死なのか!?しかも痛みも感じない無痛タイプの…」
麟「いやそれはないない…。しっかり痛みは感じるし、不老不死みたいに傷は癒えたりしないよ…」
妹「う、嘘だ!なら…どうして私の炎を食らって平然としているんだ!どうして平気そうな顔をしていられるんだ!?」
んなこと言われたって…俺が知りたいとしか…。
キィン…キィン…
麟「…ん?」 チラッ…
俺は右手首に装着していた腕輪を見た。…腕輪にはめ込まれている宝石が赤く輝いていた。
麟(普段は水晶のような透き通った透明のはずなのに…なんで赤く光っているんだ…?…もしかして!?)
俺はまさかと思ったが…
麟「なんか…イケる気がする!」
レ「はぁ…?あんた、何さっきから変な事言ってるのよ…」
麟「ふふふ…もしかしたら…!」 グッ…‼
俺は可能性を信じて力をこめ始めた。
SET!
ゴゴゴゴゴゴゴゴ…‼
妹「な、なんだ!?」
麟「はぁぁぁぁぁっ…!」 シュゥゥゥゥゥゥゥ…‼
・妹紅から食らった炎を吸収している
レ「ほ、炎が消えて…っ!?」
妹(な、なんだ!?何だかわからないが…こいつを放置するのは危険な気がする…!?)
「く、食らえ!フェニックスの尾!!」 ガウッ‼
ズゥゥゥアァァァァァッ‼
レ「そんなことさせ…」 バッ!
麟「手を出すなレミリア!」
レ「はあ!?あんた何言ってるのよ!?」
麟「いいから黙ってろ!はぁぁぁぁぁ!」 ゴゴゴゴゴゴゴ…
ギュォォォォッ‼
バチィィィン…‼
シュゥゥゥゥゥゥゥ…‼
直撃したはずの炎も何故か麟の体内へ吸収されていき…。
レ「嘘!?」
妹「なっ…!?私の炎をまた吸収して…?!」
ギロッ…
麟「見せてやる…!俺の…新しい姿を!!うおぉぉぉぉぉぉっ!!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!
麟「…!」 カッ‼
その時はやって来た。