華月麟の幻想記   作:華月麟

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一風呂!

紫苑

「女苑…女苑…」 ユサユサ

 

女苑

「んん…」

 

紫苑

「女苑起きて」ユサユサ

 

女苑

「ん、んん…?(ムクリ)あ、あれ…姉さん…?」

 

紫苑

「大丈夫?」

 

女苑

「(ズキズキ…)大丈夫なわけないでしょ…?酒なんか飲んでないのに、二日酔い並に頭がズキズキするもの…」

 

紫苑

「麟さんの指パッチンって…そんなに凄いんだね…」

 

女苑

「麟?ああそうだ…私、あいつの指パッチン食らっただけで気絶したんだった…」

 

紫苑

「相手が悪かったね…」

 

女苑

「ほんとよ…」

 

ザッザッザッ…

 

麟「おい女苑」

 

女苑

「げっ…何よ化け物」

 

麟「俺が勝ったんだ、約束通り石油からは手を引いてもらうぞ」

 

女苑

「言われなくても分かってるから黙ってなさいよ」

 

紫苑

「こら女苑…」

 

麟「いいのかなぁ?そんな口聞いてると、この腕輪は返さないぞ?」 キラーンッ☆

 

女苑

「は…!?ちょっ…それ、私の腕輪じゃない!?いつ私から盗ったのよ!?」

 

麟「盗ってねぇよ!?お前がスペルを発動した時、金目の物と一緒に混ざって飛んできただけだわ!」

 

女苑

「うっさい!いいから返せ!」

 

麟「なら石油から手を引け!」

 

女苑

「っ…分かったわよ!石油から手を引くから返して!」

 

麟「ほれ」 ポイッ

 

女苑

「(パシッ)よ、よかったぁ…」

 

麟「その腕輪、紫苑とお揃いのなんだろ?そんな大切な物をスペル発動時に吹き飛ばしてるようじゃ、お前もまだまだ二流だな」

 

女苑

「うっさい…」

 

紫苑

「ふふっ♪」

 

麟「さーて…本当はこのまま間欠泉の方まで行きたいけど、少し疲れたな…?勇儀、温泉入ってもいい?」

 

勇「ん!もちろん構わないさ!♪なんなら、あたしがお前さんの背中を流してやろうか?グッヘッヘッヘッ…♡」

 

 

ヌゥッ…

 

パル

「ゆ〜う〜ぎ〜?」

 

ガシィッ…!!

 

 

勇(ビクゥッ!?)

 

パル

「(ニコニコ♪)麟は今、あんたの相手なんかしてられないほど忙しいの。あんたの相手を、これ以上してられるほど状況は優しいと思うのかしら?」 ゴゴゴゴゴゴゴ…

 

勇「イ、イエ…マッタクオモイマセン」 カチコチ

 

パル

「ならそのどうしようもない口をしっっっかり閉じておきなさい?これ以上変な事を言えば…今度は骨の1本や2本、本気でへし折るわよ?」 ゴゴゴゴゴゴゴゴ…

 

勇「き、肝に銘じておくから、その殺意を収めてくれぇぇぇっ!?」

 

 

<ギイヤァァァァァァァァァァァァッ!?

 

 

麟「はぁ…(汗)」

 

 

 

 

 

カポーンッ…

 

 

 

 

 

麟「ふぃぃぃぃぃぃぃっ…///」

 

紫苑

「極楽極楽〜♪///」

 

女苑

(ムッスー…)

 

紫苑

「女苑?なんでそんな不貞腐れてるの?」

 

女苑

「別に…あいつに負けたのが悔しいだけよ」

 

紫苑

「あはは…本当に悔しかったんだね」

 

麟「くっくっく♪俺を怒らせたのが運の尽きだな?」

 

女苑

「絶対にいつかあんたに取り憑いて祟ってやるわよ…」

 

麟「マジで?んじゃその時が来るのを楽しみにしてるよ」

 

女苑

「ちっ…ほんっと、あんたと話してると調子が狂うわ…」 ブクブクブク

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