ギュゥゥゥゥゥゥゥゥゥンッ…!!
村紗
「ん…?誰か来る…!」 ザッ…!
ブアッ…スタッ
麟「よう?キャプテン」
村紗
「り、麟!?こりゃまた意外な奴が来たな…てっきり霊夢が来ると思ってたのに。それと…」
ギュゥゥゥゥゥゥゥゥゥンッ…
ブアッ…スタッ
お空
「も~!いきなりどっか行っちゃうから、びっくりしたよお兄さん!」 プンスカ!!
村紗
「なんかプンプン怒ってる八咫烏が来た…何とも言えない不思議な組み合わせだな」
お空
「うにゅ?貴女誰?」 キョトン
村紗
「私は村紗水蜜、お前は?」
お空
「私は霊烏路空、皆からはお空って呼ばれてるよ!♪」
村紗
「よろしく。それで麟、お前はどうしてここまで来たんだ?まさかと思うが、今回の異変解決でとか言わないよな…?」
麟「まったくもって大正解だキャプテン」
村紗
「はぁぁぁぁぁ…それさ、本来は博麗の巫女でもある霊夢の仕事だろ?」
麟「あいつは地上に噴き出てる石油の方で忙しいからな、代わりに俺が根元を叩きに来たってとこ」
村紗
「そら優しいこって…」
麟「それで村紗、1個聞きたい事があるんだけどいいか?」
村紗
「いいよ?お前が何を聞きたいのか、大体分かってるし」
麟「そう?なら話が早い。…ここを水でいっぱいにしたの、お前だろ?」
お空
「え、そうなの?」
村紗
「大正解♪」
麟「ほらな」
お空
「ちょっとぉっ!?勝手に変な事しないでよ!ここは常に熱くしてないといけない場所なんだよ!?」
村紗
「ごめんね~?こっちもわけがあってここを水で溜めたんだ」
お空
「わけって何さ!わけってぇっ!?」
麟「まあまあ、落ち着きなお空」 ナデナデ
お空
「うにゅう♪」 スリスリ♡
村紗
(扱いに手慣れてんな~)
麟「なあ村紗、まさか石油ってこの間欠泉センターを介して外へ噴き出てるのか?」
村紗
「そうなんだよ!?それが原因でうちの方にまで石油が噴き出たんだ!だからこれ以上地上に噴き出させない為にここを浸水させたんだ!」
麟「まあ…水と油は相反する物質だから、分からなくはないんだけど…この注水が原因で、他の場所から何か所も拭き出始めてるのをご存じない?」
村紗
「え…マジで?」
麟「マジで」
村紗
「はぁ…だからって、ここの水を抜くわけにはいかないんだよなぁ…。今ここの水を抜いて元通りにしたら、石油に核融合炉の熱が行きわたって大爆発する可能性があるからな…」
麟「背に腹は代えられないってやつなのかなぁ…?まあ…俺がさっさと異変の根元をどうにかすればいいだけの話だから、別にそこまで深刻に考える必要はないか」
村紗
「そう考えられるお前のメンタルが凄いと思うよ私」
麟「石油を止める方法がそれしかないからな」
村紗
「ひゅーかっこいいー♪」
お空
「ひゅーひゅー♪」
麟「おちょくんな!」
「「貴様らかぁっ!我ら守矢神社の核融合炉を水没させたのはぁっ!!」」
麟・村紗・お空
『!?』
ズドァッ!!
村紗
「いぃっ!?」
麟「グレイズ!」 バッ!
ギュウゥゥゥゥゥンッ…フゥ…
村紗
「あ、ありがとう麟…!」
麟「い、今の声って…まさか…」
お空
「あ!お兄さんあそこ!」
麟「ん…!?」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
神奈子
「…」 オォォォォォォォォォォォォォォォォォッ…
融合炉上空を見上げると、そこには怒り心頭の八坂神奈子が静かに佇んでいた。