バヴォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォッ…!!
饕餮
「ぐあぁぁっ…!ま、まずい…このままでは、身体が焼き尽くされる…!急いで…石油を…!」 ガバッ!!
ゴクッゴクッゴクッゴクッゴクッゴクッ…
麟「ん!?(バッ…!)し、しまった…!?あいつ、また石油を…!」
饕餮
(ゴクッゴクッゴクッ…ゴクッ…)
バヴォォォォォォォッ…!!
ブアッ…!!
・炎が消化される
饕餮
「くっくっく…」 オォォォォォォォォォォォォォォォォォッ…
麟「ちっ…鬼切丸の炎は、さっきまでの饕餮になら有効だったが…更に石油を摂取してドーピングした饕餮には…ダメか…」
饕餮
「(ムクリ…)こいつめ…さっきの炎は、さすがの私も焼き尽くされて死ぬところだったぞ…!」 バチバチィッ…
麟「あのまま大人しく、饕餮の丸焼きになってくれた方が…俺としてありがたかったんだけどなぁ…」
饕餮
「まだそんな減らず口が叩けるとは…大した度胸だな?お前が石油を破壊する任務についていなければ、私はお前を我が剛欲同盟に勧誘しているところなんだがな」
麟「悪いけど…デートのお誘いは勁牙組と鬼傑組でもうお腹いっぱいなんだよ」
饕餮
「驪駒と吉弔もお前を狙っているのか?ふっ…確かに、お前を自分の組に取り込むだけで…勢力図が一気に変わるから、当然と言えば当然か」
麟「あ、もしかして知り合い?」
饕餮
「私も畜生界の妖怪なんでな、あいつらとは腐れ縁みたいなものだ」
麟「勁牙組に鬼傑組…次は剛欲同盟をぶっ潰すって事か。俺…1人で畜生界の三勢力の長と面識持ったのか…凄い事してる気がする」
饕餮
「実際、すげーと思うぞ」
麟「やっぱり〜?♪」 テレテレ
饕餮
「ふっ…さて、馴れ合いはもう終わりだ。お前をここで食って、私は思う存分石油を堪能するのだ!」 ガパッ
・お口OPEN
キィィィィィィィィィィンッ…!!
麟「え…まさかあいつ、口から弾幕を放つ気なんじゃ…?」
カッ…!!
饕餮
「飢符〖ハングリーシャウト〗!」
ズドァッ!!!
麟「マジで口からぶっ放しやがった!?(ギリッ…)でも…!」
グオォォォォォォォォォォォォォォォッ!!!
麟「(キッ…!!)一刀両断!」 ズォッ!!
ザンッ!!!
…パカッ
ギュウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッ…!!
ドガァァァァァァァァァァァァァァァァァァァンッ!!!
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
饕餮
「私の弾幕を斬った…!?なんて動体視力だ…!」
麟「いや…あんな分かりやすい弾幕、斬ってくださいって言ってるようなものだろ」
饕餮
「ちっ…出来る奴が言う事は、理解が出来んな…」
麟「それ言ったら、石油が食える奴の言う事は理解が出来ないのと同じだ」
饕餮
「…あ、そうか」
麟「…え、今更かよ」
饕餮
「まあそんなことはどうだっていい。私は、また石油を食ったおかげで更なる力を手に入れた…この力でお前の息の根を止め、今度こそ食い尽くしてやる!」
麟「だから俺を食ったところで腹下すだけだっつってんだろ」
饕餮
「うるせぇ!私が食うと言ったら食う!私がルールだ!」
麟「それさっきも聞いたよ」
さっきまで激しい戦闘を繰り広げていたのに、仲良く談笑したり…本当に異変解決する気があるのか?と言いたくなる雰囲気が続いていたが…
ブ・ン…
ガチャッ
フラン
「(スタッ)到着〜っと!」
隠「やれやれ…やっと来れたか」
麟・饕餮
「「!?!?」」
フラン
「あ、お兄様〜♪」 フリフリ♪
隠「やあ麟君♪」 フリフリ♪
饕餮
「誰だ…あいつら」
麟「な、なんでフランと隠岐奈がここに…!?」
そんな空気を断ち切るかのように、吸血鬼と秘神が旧血の池地獄に舞い降りた。