華月麟の幻想記   作:華月麟

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時間稼ぎ

麟「はぁ…はぁ…はぁ…はぁ…ウップ…」

 

 

フラン

「(スタッ)お、お兄様大丈夫?なんか気持ち悪そうだけど…」

 

麟「フ、フラン…!」

 

フラン

「は、はいっ!」

 

麟「俺は今すぐさっきのエネルギーを全部放出しないとヤバい…!」

 

フラン

「えぇぇっ!?そ、そうなの!?」

 

麟「このエネルギーを全て放出する為に、とっておきの1発を用意する…!だがその1発を放つには13秒必要だ…その13秒を、お前が稼いでくれないか?」

 

フラン

「うん!お兄様の頼みなら、私頑張るよ!」

 

麟「ふっ…頼りがいのある返事だな。お前らしいっちゃお前らしいよ」

 

フラン

「だって私、お兄様の義妹だもん♪」

 

麟「言ったな?なら…俺をガッカリさせるなよ!」 バッ!!

 

 

「「行けよファング!!」」

 

 

ビ!

 

 

ビ!

 

 

ビ!

 

 

ビ!

 

 

ビ!

 

 

フラン

「翼から何か出た!?」

 

麟「ふっふっふっふ…」

 

 

ギュンッ!!!

 

 

キィィィィィィィンッ…!!

 

 

饕餮

「な、なんだ?何かが近づいてくる音が…」

 

 

…ザシャァッ!!

 

 

饕餮

「ぐ、ぐぁっ…!?」

 

 

ポタッ…ポタッ…ポタッ…

・背中から出血

 

謎の音が聞こえた直後、饕餮の背中が何か鋭利な物で斬りつけたような傷が突如出来た。

 

 

饕餮

「な、なんだこの斬り傷…!?私は今…何に斬りつけられた…!?」

 

 

…ビッ!!

・小さな弾幕

 

 

饕餮

「…!?」

 

 

ドガァァァンッ!!

 

 

饕餮

「ぐぁぁっ!?ど、どこからの攻撃だ!?」

 

 

ヒュンッ…! ヒュンッ…!

 

 

饕餮

「な、なんだ今の音は…?」

 

 

キィィィィィィィンッ…!!

【挿絵表示】

 

 

 

饕餮

「な、なんだあれ!?」

 

 

ギュンッ!!

 

 

饕餮

「く、来る!(ザッ!)ならば迎え撃つのみ!」

 

 

ギュウァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァッ!!!

 

 

饕餮

「だあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」 ガギンッ!! ガギンッ!! ガギンッ!!

 

 

饕餮は麟とフランはそっちのけで、麟が放ったファングを捌くのに必死だ。

 

 

 

 

 

 

ガギンッ…!! ガギンッ…!! ガギンッ…!!

 

 

 

 

 

 

フラン

「ねえお兄様、饕餮を攻撃してるあれってお兄様のスペル?」

 

麟「そうだ、あれは敵を自動で攻撃する俺の誘導スペルだ」

 

フラン

「何それかっこいい!」

 

麟「いいからお前は饕餮の相手をファングと一緒にしてろ。俺はスペルの準備をする!」 フワァァァァ…

・上昇

 

フラン

「は~いっ!」 ギャンッ!!

 

麟「隠岐奈!お前も退避していた方がいいと思うぞ?」 ニタァ…」

 

隠「そ、そうなのか!?なら私も上昇するか…」 フワァァァァ…

 

麟「くくくくく…!」 バッ!

・腕を交差させる

 

 

ガギンッ!! ガギンッ!! ガギンッ!!

 

 

饕餮

「くそっ!なんなんだ、このしつこくて鬱陶しいスペルは!?」

 

 

ギュゥゥゥゥゥゥゥゥゥンッ…!!

 

フラン

「あははははははははははははははっ!!」

 

 

饕餮

「くっそ!?このタイミングであいつも来る[バチィンッ!!]ぐあっ!?」

 

フラン

「私も混ぜてよ饕餮!」 グアッ…!!

 

饕餮

「ああもう!」 グアッ…!

 

 

ガギィンッ!!

 

ジジジジジ…!!

 

 

フラン

「ふふふふふ…」

 

饕餮

「く、くそったれが!」 グオッ!!

 

ドゴォッ!!

 

フラン

「ごあっ…!?(ザザザァッ…!)なら…お返しよ!」

 

 

「「禁忌〖レックレスバレット〗!」」 ズドアォッ!!!

 

 

饕餮

「す、少しも怯まないのか!?」

 

 

ドガァァァァァァァンッ!!

 

 

饕餮

「(ズザザァァッ…!!)くそぉっ…!こいつらの弾幕さえ食えれば…!」

 

 

ブアッ…!

 

 

フラン

「禁忌〖ケルベロスクリッパー〗!」 ブォンッ!!

 

 

ドシュッ!

 

ドシュッ!

 

 

饕餮

「ぐあっ!?」

 

フランは一瞬の隙を見せた饕餮の足に、自身のスペルを突き刺して饕餮の動きを封じた。

 

饕餮

「し、しまった…動きを封じられた!?」

 

フラン

「隙を見せた饕餮が悪いんだよ♪」 バッ!!

 

 

「「禁弾〖カタディオブトリック〗!」」

 

 

グァォッ!!!

 

 

饕餮

「くそっ!?(バッ!!)採血〖ガイアの血液〗!」

 

 

ズァォッ!!!

 

 

グオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォッ!!!

 

 

カッ…!!

 

 

ドガァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァンッ!!!

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!

 

 

フラン

「あら?まさか防がれるなんて」

 

饕餮

「な、なんとか弾幕は相殺出来たが…こいつが抜けない…!」 グイッ…グイッ…!!

 

饕餮は必死に自分の足に突き刺さった刃を抜こうと必死だが…

 

 

 

麟「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ…!」

 

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

 

 

 

隠「な、なんて凄まじい高エネルギーなんだ…!?」

 

 

彼女達の頭上では、着々と全てを破壊せんとする一撃のエネルギーが充填されていた。

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