スタッ
麟「さて…まだやるか?藤原妹紅!」
妹「あ、当たり前だ…!この傷が治り次第再戦だ!」 シュゥゥゥゥゥゥゥ…
・ゆっくりと傷がふさがっていき
「ちょっと待ちなさい!」
スタッ
遅れてレミリアも到着。
レ「次は私の番よ!そいつの生き肝をもらうのだから!」
妹「お前の相手なんぞしている暇はないぞ吸血鬼!今…私は猛烈に楽しい時間を過ごしているのだからな!!」
レ「黙れ!何が何でもその肝は私がもらう!!」
バッ!!!
「お待ちください!お嬢様!!」
レ「咲夜!?」
今度は咲夜が乱入
咲「不死鳥の生き肝を食べれば不老不死になれるというのは、永遠亭の姫の嘘です!!」
レ「な…!?」
妹「(ピクッ)永遠亭の…姫だと?」
フワァァァ…
輝「うふふ♪バレちゃった♪」
妹「てめぇ…!」 スタスタスタ…!
ガシィッ!!!
妹紅は輝夜の胸ぐらを掴み
妹「輝夜!毎度毎度、余計なちょっかいをかけやがって!」
輝「妹紅…ただの人間だった貴女を蓬莱人にしてしまった事に責任を感じているのよ?」
妹「あぁ!?」 ギロッ
輝「そんな事より…麟との決闘はいいの?」
妹「はっ…忘れてた…。おい麟!もう一度、私と勝負しろ!!」
麟(フラフラ…)
レ「麟…?貴方、フラフラしてるわよ?」
麟「うっ…」 ガクッ… ザザッ…
妹「お、おい…?大丈夫か?」
急に麟が膝をついた。かなりつらそうな顔をして。
麟「がっは!!」 ベチャッ! シュゥゥゥゥゥゥゥ…
・吐血をして元の姿に戻り
レ「麟!?大丈夫!?」
咲「麟!?」 ダッ‼
妹「おい!?どうしたんだよ急に!?」
ザワザワ…
その異様な空気に周りがざわざわとし始めていた。
麟「がっはっ!くそっ…蜃気楼の鳥は今の俺の身体では負荷がかかり過ぎか…。それにエネルギー消費もかなり激しい…15分が稼働限界ってところか…」
俺は周りの事など気にもせず、淡々と分析をしていた。
レ「分析はいいから永琳に診てもらいましょう?」
タッタッタッ…
永「来たわよ!麟!大丈夫!?(ピトッ…)すごい熱…いったい何をしたらこんなに高熱を帯びるのよ!?」
麟「ああ…それについては…」
とりあえず、今までの事を永琳に説明することにした。
~少年、説明中~
永「つまり…妹紅との戦いで新しい力を身に着けて、その力で戦い続けてオーバーヒートしたと…?」
麟「ああ…どうやら、蜃気楼の鳥は加速力と攻撃力を爆発的に増幅させてくれる代わりにエネルギーを大幅に消費してしまうんだろう…。赤い炎は不完全燃焼の証…この力を使う時は短期決戦と言ったところだろうな…」
妹「おい、それじゃあ私はなんでお前みたいにオーバーヒートしないんだよ」
麟「簡単だ、常に使用し続けているから身体が慣れてきているのと、不老不死だからその反動がないんじゃないかな?後者はあくまで推測だが」
妹「ほーん…」
ほーんて…納得したんか?
麟「それはそうと…楽しかったか?妹紅…」
妹「…!ああ…!輝夜と殺しあってる時より楽しかったよ!こんな気分は久しぶりだ!」
妹紅はすごく嬉しそうな顔をしてくれた。一方、輝夜はというと…
輝「私の時より楽しいって何よ!?酷くない!?」
ブーブーと文句を垂れていた。
麟「はははっ…さてと…」 スクッ…
俺はゆっくりと立ち上がり
永「まだ動かない方がいいわよ?」
咲「そうよ…まだ完全には回復してはいないでしょう?」
麟「大丈夫、もう戦わないから今日は」
レ「まあ…それならいいかしら?」
麟「えっと、あいつは…(キョロキョロ)あ、みっけ!おーい、霊夢ー!!」
屋根の上で酒を飲んでいた霊夢を見つけて大声で呼んだ。
霊「麟!?貴方、大丈夫なのー!?」
なんでそのままの位置で返事してんだ…?こっちに来てくれればいいのに。
麟「一緒に神社に帰って、風呂に入ろーーーー!?」
皆『…はぁぁぁぁぁっ!?』
急に皆が驚いたような声を上げた。なんかおかしい事言ったかな?
バッ‼
霊「バカ!///大勢の前でなんてこと叫んでんのよ!?///」 ポカッ‼
一瞬で俺の前に移動して俺の頭を思い切り叩きやがった!?
麟「いったぁ!?怪我人を叩くアホがどこに居やがる!?」
霊「やかましい!!///あんたの自業自得だわ!!///」
麟「んだと!?この野郎!!」
<ワーワーギャーギャー!!
妹「…何なんだこの光景」
輝「ふふ♪面白い2人ね」
永「彼らはお似合いかもですね?」
咲「はぁ…馬鹿馬鹿しい」
レ「心配して損したわ…」
皆『あはははははははっ!!!』
霊・麟「「何がおかしい(のよ)!?」」
こうして、永遠亭の肝試し大会は平和に終わった…のか?