華月麟の幻想記   作:華月麟

921 / 1036
カゴメカゴメ

POWER to TEARER

 

 

ねじ伏せてみろ

 

 

暴れ出す狂気の力を

 

 

 

 

 

 

 

 

麟「ふんっ!!」 グァッ!

 

ドゴォッ!!

 

饕餮

「ごはっ…!?」

 

フラン

「あははっ!!」 グォッ!!

 

バギャァッ!!

 

饕餮

「ぐあっ…!!」

 

麟・フラン

「「はぁっ!!」」 グォッ!!

 

ザシャァッ!!

 

饕餮

「ごあっ…!!」

 

麟・フラン

「「もういっちょ!」」 グォッ!!

 

ズバァッ!!

 

饕餮

「がはっ…!?」 ドサッ…ザザッ…

 

スタッ

 

フラン

「あれっ?なんか…急に歯応えが無くなっちゃった…」

 

麟「確かに…腹が鳴った途端に動きが鈍くなっていたな。奴の空腹が限界まできたか?」

 

 

グゥゥゥゥゥゥ…

 

饕餮

「は、腹が減った…何か胃に詰め込まないと…」 ガクガク…

 

 

フラン

「あ、立ち上がった」

 

麟「逃げるつもりか?まあ…たとえ逃げようとしても、俺達からは逃げられないがな」

 

フラン

「だったらさ?ここは一気に終わらせちゃおうよ、お兄様♪」

 

麟「そうだな?ここは一気に終わらせて、奴を楽にしてやるとするか」

 

麟・フラン

「「ふふふふふふふふ…」」

 

 

 

ギンッ…!!

 

麟・フラン

「「禁忌〖フォーオブアカインド〗!!」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

饕餮

(今の私は極度の空腹状態…これではあんな化け物共には手も足も出ない。ならば…今は体勢を立て直すべきだ…!急いでここから逃げ…)

 

 

 

 

 

 

 

「「かーごめ かーごめ」」

 

 

 

 

 

 

 

饕餮

「!?」

 

 

 

 

 

 

「籠の中の鳥は」

 

 

 

 

 

 

「いついつ出やる」

 

 

 

 

 

 

「夜明けの晩に」

 

 

 

 

 

 

饕餮

「あ、あいつらの声だ…!?(ガクガクガク…)し、しかし何故だ…何故…」

 

 

「「あいつらの声が複数同時に聞こえてくる…!?」」

 

 

 

 

 

 

 

 

「鶴と亀が滑った」

 

 

 

 

 

 

 

「「後ろの正面…だーれ?」」

 

 

 

 

 

 

 

ヒュゥゥゥゥゥ…スタッ

 

 

 

 

 

饕餮

(ガタガタガタガタガタ…)

 

 

 

饕餮は恐る恐る、自分の背後へ視線を向けた…

 

 

 

オォォォォォォォォォォォォォォォォォッ…

 

 

 

麟「くっくっく…どこへ行くんだぁ?饕餮尤魔…」

 

饕餮

「か、華月麟…!」 ガタガタガタガタガタ…

 

麟「まさか…腹が減ったからという理由で、この俺から…いや、俺達から逃げようと言うのか?」

 

饕餮

「お、俺達…!?まさか…っ!?」 バッ!!

 

レーヴァテインの一言に、もう一度自身の背後へ視線を向けると…

 

 

ヒュゥゥゥゥゥ…スタッ

 

 

フラン

「うふふふ♪まさか…私達兄妹から逃げられると思ってたの?饕餮」

 

 

 

饕餮

「き、吸血鬼女…!?」

 

フラン

「…私の名前はフランドール・スカーレット、いい加減名前くらい覚えなさいよ?まったく…礼儀がなってない妖怪ね?」

 

饕餮

(前後を挟まれた…!だ、だが…まだ上に逃げるという選択肢が…!)

 

麟「ふっ…バカめ、俺達が貴様に逃げ道を与えると思うのか?」

 

饕餮

「なっ…!?ど、どういう意味だ!」

 

フラン

「上を見てみなよ♪う・え・を♪」

 

饕餮

「う、上だと…?(チラッ…)っ…!?」

 

 

 

オォォォォォォォォォォォォッ…

 

 

麟・フラン(分身体達)

『『ふふふふふふふふ…』』

 

 

 

頭上を見上げれば、恐怖の象徴が3人ずつ…饕餮を見下していた。この場に計8人の悪魔が饕餮を囲んでいる。

 

 

饕餮

「バ、バカな…化け物共が…合計で8人も…!?これは何かの間違いだ…悪い夢だ…!」

 

麟「また俺達を化け物と言ったな?間違えないでほしい、俺達は…」

 

フラン

「私達は…」

 

 

 

 

「「化け物ではない、悪魔だ!」」

 

 

 

 

ギャウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッ!!!

 

 

 

饕餮

「あ…あ…あ…!?」 ガクガク…

 

 

 

麟・フラン

(バッ!!)

 

分身体

(バッ!!)

 

 

 

 

キィィィィィィィン…!!!

 

 

 

 

『『消えてなくなれ、饕餮尤魔!!』』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

麟・フラン・分身体

『禁忌〖カゴメカゴメ〗!!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〖禁忌〖カゴメカゴメ〗

LVATEIN STRIKE!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ズァォッ!!!

 

 

 

 

 

 

 

グオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォッ!!!

 

 

 

饕餮

「「う、うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」」

 

 

 

ズァッ…!!

 

 

カッ…!!

 

 

ドガァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァンッ!!!

 

 

 

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

 

 

 

 

 

麟「あっはっはっはっは!」

 

フラン

「うふふふふ♪無様な最期だったわね?饕餮♪」

 

 

眩い閃光と共に、饕餮はレーヴァテインとフランドール・スカーレット、そしてその分身体の一撃をもろに食らった事で安否不明に

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。