華月麟の幻想記   作:華月麟

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破壊される石油

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

 

 

麟「今度こそくたばれ…饕餮尤魔…!」

 

フラン

「私とお兄様の合体技を食らったんだから、しばらくは静かにしていてほしいわ」

 

麟「だな。…さて、そろそろ石油を破壊するとするか」

 

フラン

「私…もう疲れちゃった…」

 

麟「だらしねぇなぁ…それでも破壊を司る吸血鬼か?」

 

フラン

「スカーレットニヒリティはそれだけ体力を使うの!というかあれだけ暴れておきながらピンピンしてるお兄様がおかしいのよ!(汗)」

 

麟「そうなんか?」

 

隠「どう考えてもフランドールの発言が正しい」

 

麟「えぇ…(困惑)」

 

フラン

「あとはお兄様頑張って〜…」

 

麟「こいつ…やりたい事だけやってギブアップしやがった…。まあいいんだけどよ」

 

隠「いいんかい…」

 

麟「てことで隠岐奈、フランのことは少し任せるぞ」

 

隠「了解だ。さあフランドール、後戸の国へ戻るぞ」

 

フラン

「隠岐奈が連れてって〜…」

 

隠「やれやれ…君も麟君に近しい図々しさだな」 ダキッ

・抱き抱える

 

フラン

「あ〜…」 プラーン…

 

 

ガチャッ

 

 

隠「では麟君、あとは任せたぞ」

 

フラン

「頑張って〜…」

 

麟「ああ、あとは任せろ」

 

 

バタンッ…

 

 

饕餮尤魔破壊という目的を果たしたフランは、身体が動けなくなるくらいのガス欠を引き起こした。このまま旧血の池地獄に居ても石油を破壊する際は邪魔なだけ(辛辣)なので、隠岐奈に抱き抱えてもらって後戸の国へ帰ってもらう事に。

 

麟「はぁ…」 スッ…

 

 

 

 

~紅魔館~

 

 

ジジジッ…ジジジッ…

 

 

霊「うん…?(ゴソゴソ)麟からかしら…」 カチッ

 

麟『こちら麟。霊夢、聞こえるか?』

 

霊「ええ、聞こえるわよ。目的地に到着するまで、随分と時間がかかったわね?」

 

麟『いや、実はだいぶ前から目的地に到着はしていたんだが、そこでかなり面倒な相手がいてな…そいつの相手をするのに時間がかかってたってところだ』

 

霊「そ、そうだったのね!?どんな奴だったの…?」

 

麟『石油を食う事が出来る暴食の化け物』

 

霊「( ˙꒳˙ )チョトナニイッテルカワカンナイ」

 

麟『だろうな…あ、そろそろ石油を破壊する、準備しろ』

 

霊「分かったわ!」 ブツンッ…

 

魔「麟から連絡が来たのか?」

 

霊「ええ…少しゴタゴタがあったみたいだけど、そろそろ石油を破壊するから配置につけって」

 

魔「その言葉を待ってたぜ…!紫!そろそろ私達も動くぜ!」

 

紫「麟…無事に到着したのね…!貴女達、準備してちょうだい!」

 

 

パチェ

「さて…私達にフィニートが上手く操れるか…」

 

アリス

「あれだけ練習したのよ、きっと上手くいくわ…!」

 

早「私達に不可能はありません!」

 

魅「やれるだけのことをやるだけだ」

 

永「そうよ…私達はこれ以上被害を広めない為にベストを尽くすのみ」

 

聖「必ず…我々で石油を止めるのです!」

 

 

遂に石油を止める計画は最終段階へと進行。そしてその決戦の場として選ばれた場所は…

 

 

~間欠泉センター付近~

 

 

ザッ…

 

 

霊「よし…ここが決戦の場よ」

 

 

選ばれたのは、間欠泉センター付近でした。

 

 

早「な、なんでよりにもよってうちの間欠泉センター付近なんでしょうか…」

 

魔「今回の異変、別に守矢は1㎜も悪くないのに…」

 

紫「こ、ここが1番被害を小さく抑えられる場所だったのよ…」

 

アリス

「ここが1番安全な場所だからって理由なのは分かるけど…それにしても不憫な話よね」

 

魅「あははっ!まるで守矢神社が今回のトラブルを引き起こしたみたいな感じだな?」

 

永「つまり…早苗はその責任を取る為にここにいる…。そんな風に見えるだけって話だけれど…」

 

聖「そ、それでも…そういう風に見えてしまう守矢神社が不憫ですよね…」

 

パチェ

「でも実際、守矢はかなり前に間欠泉を解放して、大量の怨霊を幻想郷中に解き放ったという実績を残しているから」

 

早「もう終わった話をぶり返さないでください(泣)」

 

魔「しかもその話、悪いのは神奈子だしな」

 

霊「まあそんな話は置いといて…麟に連絡しましょう」

 

 

 

 

 

 

 

~旧血の池地獄~

 

 

オォォォォォォォォォォォォォォォォォッ…

 

 

ジジジッ…ジジジッ…

 

 

麟「(カチッ)こちら麟」

 

霊『こちら霊夢。麟、聞こえているかしら?』

 

麟「ああ、ちゃんと聞こえてるぞ」

 

霊『こっちは配置についたわ。いつでも準備OKよ』

 

麟「了解。では、作戦を決行する」

 

霊『分かったわ』

 

ブツンッ…

 

麟「さぁ…全てを終わらせてやる…」

 

 

ボゥッ…

 

 

「「滅せよ…焼却〖メラゾーマ〗!!」」 グワッ!!

 

 

バォォォォォォォォォォォッ!!!

 

 

 

 

 

カッ…!

 

 

グワァォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォッ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!

 

 

 

魔「こ、この揺れは…!」

 

霊「皆、来るわよ!」

 

魅「おいおいおい…なんだこのバカでかい揺れは!?」

 

早「す、すごく嫌な予感がします!」

 

アリス

「それでもやりきるだけよ!」

 

永「練習の成果が…どれほど活かされるか」

 

聖「全力で挑むのみです…!」

 

パチェ

「(ゴクリ…)さ、さすがに怖いわね…」

 

紫「大丈夫、怖いのは私も同じよ」

 

 

グワッ…!!!

 

グワァォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォッ!!!

【挿絵表示】

オォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォッ…!!!

 

 

旧血の池地獄で石油を爆破、その際に発生した炎は…紫色の禍々しい怨念や憎悪に満ちた、この世のものとは思えない地獄が詰まった炎だった。

 

 

オォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォッ…!!!

 

 

紫「こ、これは…っ!?」

 

魅「うぐっ…!?なんて生臭い臭いだ…!?」

 

聖「この臭いは…地獄特有の死の臭い…!」

 

早「は、早く止めないと幻想郷中に被害が出ますよ!?」

 

永「それにこの声…凄まじい憎悪に満ちてるわね…」

 

霊「なんだっていいわ!皆の力を合わせて封じ込むだけよ!」

 

パチェ

「全員、あの炎を囲むように輪になって!」

 

 

ドゥッ!!

 

スタッ

 

 

グォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォッ!!!

 

 

紫(こんな身震いする憎悪は初めてだわ…)

 

パチェ

「全員、準備と覚悟は出来たわね!?」

 

霊「ええ!」

 

魔「おうよ!」

 

アリス

「もちろん!」

 

早「は、はいっ!」

 

魅「今更、何を恐れるものか!」

 

永「とっくに覚悟は出来ているわ」

 

聖「全ては幻想郷を守る為に!」

 

 

グオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォッ!!!

・迫り来る怨念炎

 

 

パチェ

「「今よ!!」」

 

 

皆(キッ…!!)

 

 

 

 

『『フィニート!!!』』

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