華月麟の幻想記   作:華月麟

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復活の饕餮尤魔

石油異変が無事に解決してから約1週間程が経過。

 

異変の主犯(?)でもある〖饕餮尤魔〗の破壊

地上に噴出してしまった〖石油〗の破壊

 

この2つが見事に達成された為、幻想郷に石油が噴出するという事態はなくなり、元の美しい幻想郷へと戻りつつある。

 

しかし、それでもまだ石油が幻想郷のあちらこちらに残留している為、地上に噴出した石油の後始末という仕事は未だに行われている。

 

 

~地上~

 

 

村紗

「だーっ!?やっと石油問題が解決したと思ったら、今度は地上に残留する石油の後始末かよ!(ドサッ)もう疲れたぁっ!」

 

魅「石油の後始末を初めてから…どれくらい経ったっけ?」

 

早「えっと…約1週間程です…」

 

アリス

「石油を破壊して、そこから生まれる爆発エネルギーを封じ込んで、それで全てが解決すると思ったのに…」

 

聖「まだ地上に石油は残留しているから、それの後片付け…」

 

永「ふざけた話よね」

 

 

現在進行形で地上に噴出した石油の残りを片付けている最中。その業務に携わっている者達からは阿鼻叫喚の言葉が吐き出させる。

 

 

ブ・ン…

 

 

紫「(ヒョコッ)皆、作業の進み具合はどう?」

 

魅「あともう少しでここは片付くぞ」

 

紫「そう…それはなによりね」

 

永「…で、私達はあと何ヶ所の後片付けをすればいいのかしら?」

 

村紗

「私達、もうそろそろ限界ですッ!!!」

 

紫「安心してちょうだい、貴女達が掃除してくているそこで最後よ。もう地上に残留している石油は残ってないわ」

 

早・アリス

「「や、やったぁ〜…」」 ヘロヘロ…

 

聖「な、長かったですねぇ…」

 

魅「ったく…どこのどいつがこんな面倒事を引き起こしたんだ?私の手で直接叩き潰してやりたいくらいだ…」

 

村紗

「水責めで溺れさせてやりたいくらいだ…」

 

 

遂に地上の後片付けは完了寸前まで進行していた。

 

 

そして時を同じくして

 

 

~旧血の池地獄~

 

 

オォォォォォォォォォォォォォッ…

 

 

ブクブクブクブク…ザバァッ…!!

 

 

饕餮

「はぁ…はぁ…はぁ…はぁ…よ、ようやく目が覚めたぞ…」

 

 

旧血の池地獄にて、遂に饕餮尤魔が復活。身体が元に戻るまで1週間もかかったそうだ。

 

 

饕餮

「(ズキッ…!!)うぐっ…!?ま、まだあの時のダメージが身体に残っているか…。それに私が元の肉体を取り戻すのに1週間もかかった…こんな事は初めてだ…!華月麟にフランドール・スカーレット…最後の最後まで私の身体に何かしらの悪影響を与える、なんて恐ろしい奴等だ…」

 

 

オォォォォォォォォォォォォォォォッ…

 

 

饕餮

「ふっ…それにしても、この首を絞められたかのような閉塞感、絶望的に禍々しい赫灼の地底海、やはりいつ見ても美しいな。だが…この場を支配する狂気すらをも凌駕するあの人間…一体何者なんだ?是非とも地上に出向いて奴の事を探りたいが…どうやって地上に出たものか?」

 

 

シュルシュルシュル…

 

ヤマメ

「うっわぁ…まさかこんな場所に旧地獄が存在したなんて、地底世界ってまだまだ奥深いのね〜…」

 

 

饕餮

「ん!?(ザッ!!)なんだお前!!?」

 

ヤマメ

「わぁ!?なんか居るんですけど!?あの2人から聞いてた話と全然違うじゃん!?」

 

饕餮

「この旧血の池地獄にどうやって入ってきた!?」

 

ヤマメ

「ヤ、ヤバいヤバい!?急いで退散…!」

 

饕餮

「(ドゥッ!!)逃がすかっ!」

 

グオォォォォォォォォォォォォォッ!!!

 

ヤマメ

「い、いやぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!?(泣)」

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