華月麟の幻想記   作:華月麟

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饕餮、紅魔館でお茶会

隠「お、おほぉ…」 ピクピク…

 

 

レミィ

「しばらくそこで死んでいるがいい」 スタッ

 

ズンズンズン!!!

 

フラン

「お姉様ぁっ!」 ガシィッ!!

 

レミィ

「きゃぁっ!?フ、フラン!?」

 

フラン

「なに私の部屋で大暴れしてるのよ!?おかげで私の部屋がめちゃくちゃじゃない!?」

 

 

グチャァ…

 

 

レミィ

「あ!?ご、ごめんなさい!?」

 

フラン

「せっかく饕餮も来たからお茶にしようと思ってたのに!お姉様が暴れたおかげで全部台無しよ!」

 

レミィ

「す、全てが片付いたら貴女のお部屋を直してあげるから…」

 

フラン

「前の部屋より豪勢にしてもらうからね!」

 

レミィ

「も、もちろんよ!」

 

 

コンコンッ

 

ガチャッ

 

 

咲「妹様、お茶の用意が…って、これは何事ですか…?」

 

レミィ・フラン

「「あ、咲夜…」」

 

麟「あ…」

 

咲「これは一体…何事でしょうか?」 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

 

麟「咲夜、これは全て摩多羅隠岐奈のせいだ」 ビシッ

 

咲「摩多羅隠岐奈…?」 チラッ

 

 

隠「はへぇ…」 チーンッ

 

 

~青年、説明中~

 

 

咲「なるほど…お姉様が諸悪の根源を始末したからこうなったと…」

 

麟「実の妹を思っての結果だ、許してやってよ?」

 

咲「奴が関わっているというのなら話は別よ。お嬢様達を問い詰める気なんて無いわ?」

 

饕餮

「…摩多羅隠岐奈って奴が何かしらに関わると、毎回こんな騒がしいのか?」

 

フラン

「そうと言ったら…そうなのかしら?」

 

レミィ

「そう…かも?」

 

饕餮

「随分と退屈しない賢者だな」

 

麟・フラン・レミィ・咲

『こっちからしてみれば迷惑極まりない』

 

饕餮

「…(汗)」

 

レミィ

「まあいいわ…せっかく客が来たのだから、私の部屋でお茶にしましょう」

 

咲「お嬢様、奴はいかがいたしますか?」

 

レミィ

「…奴の分の紅茶も出してやりなさい」

 

咲「かしこまりました」

 

フラン

「よーし!じゃあ早速お姉様の部屋に移動するわよ〜っ!」 トコトコ

 

麟・饕餮

「「おーっ」」 トコトコ

 

レミィ

「やれやれ…フランのお部屋、どんな装飾にして直してあげましょう…?」

 

咲「それはお茶会が終わったらゆっくりと考えましょう。さて、私はもう一度新しい紅茶を準備するとしましょう」

 

レミィ

「頼むわ咲夜。さて…摩多羅隠岐奈、貴様も茶会に招待してやるから感謝するがいい」

 

隠「ア、アリガトウゴザイマス…」

 

レミィ

「グングニルは返してもらうわよ」 ガシッ!!

 

ググググ…

 

隠「ま、待ちたまえレミリア・スカーレット…!今、槍を抜いたら私のお尻が本当に壊れちゃう…!!」

 

レミィ

「貴様の尻など…知ったことかぁっ!」 グイッ!!

 

 

ズボァッ!!

 

 

隠「お゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ん゛!!!」

 

 

~お茶会にしましょ?~

 

 

カチャ…

 

 

レミィ

「(ゴクッ…)うふふ…相変わらず、咲夜の淹れる紅茶はホッとする味がするわ」

 

咲「お褒めに預かり光栄ですわ♪」

 

フラン

「(パクッ♪)クッキーも美味しい♪」

 

饕餮

「あー」 ダバーッ

 

麟「口へ直に紅茶を流し込む…そんな紅茶の飲み方する奴初めて見たぞ」

 

隠「ふむ…とても良い香りのする紅茶だ、随分と厳選して選んだ茶葉なのかい?」

 

咲「ええ、お嬢様が厳選に厳選を重ねて選んだとっておきの茶葉よ」

 

レミィ

「この茶葉以外で飲める紅茶と言えば…風見幽香の淹れる紅茶か麟の淹れてくれる紅茶くらいね」

 

麟「俺、そんなに上手くないぞ?」

 

フラン

「そんな事ないよ!お兄様の淹れてくれる紅茶は咲夜並だもん!♪」

 

麟「そーなのかー」

 

咲「くっ…貴方は相変わらずなんでも器用にこなせるわね…!」

 

麟「そうかな?」

 

饕餮

「あー」 ザラザラザラ

 

フラン

「ちょっと饕餮!?そんな一気にクッキーを食べないでよ!?」

 

麟「皿に乗ってるクッキーを流し込むように口へ入れやがった…」

 

レミィ

「豪快ねぇ〜…」

 

饕餮

「(モグモグモグ)すまん、ここのメイドが作るクッキーが美味すぎてだな」

 

咲「妹様、クッキーならまだ沢山ございますよ♪」

 

フラン

「それなら良いんだけど…」

 

麟「あ、隠岐奈」

 

隠「うん?」

 

麟「グングニルをケツに食らった感想は?」

 

隠「ふっ…(キリッ)新たな可能性が開花出来てしまいそうな戦慄経験だったよ」

 

饕餮

「いや…ドヤ顔すればあの汚い鳴き声が帳消しに出来ると思うなよ?」

 

隠「ふっ…レミリア・スカーレットに槍を抜かれた時は、新世界の扉が開けそうだったさ」

 

フラン・咲

「「うわぁ…(ドン引き)」」

 

饕餮

「…(汗)」

(こいつ…本当に幻想郷を創った賢者なのか…?)

 

 

 

 

麟「おいレミィ…お前のせいで隠岐奈の性癖が壊れたかもしれないぞ…?」

 

レミィ

「フランを無断で攫ったあいつが悪いのよ。私は1㎜も悪くないわよ」

スピア・ザ・グングニルを尻に食らうと

  • 新たな文明開化
  • ピチュる
  • ギリギリ生き残れる
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