華月麟の幻想記   作:華月麟

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華月麟のヒレカツサンド・2

咲「ヒレカツサンド…」

 

フラン

「…って何?」

 

麟「ざっと説明すると、肉を挟んたサンドイッチです」

 

咲「それって…この前饕餮が来た時に作ったハンバーガーと同じじゃないの?」

 

麟「これがまた全く違う食べ物なんだな〜♪よーし、さっさと調理して早鬼達に食べさせてやらないとな」 スタスタ

 

フラン

「お兄様の料理…ワクワク♪」

 

 

~調理開始!~

 

 

麟「まずはキャベツを千切りにします」 キラーンッ☆

 

シュババババババババババババッ!!!

 

フラン

「お兄様の包丁スピード速〜い!♪」 キャッキャ♪

 

咲「あ、相変わらずの手際ね…感嘆する事しか出来ないわ」

 

シュババッ!!!

 

麟「よし、こんだけあれば十分だな。んでこの千切りを水にさらして…」

 

ザバーッ!

 

麟「で、ヒレ肉を厚さ大体2~3㎝程度で切ります」

 

スクッ…スクッ…スクッ…

 

咲「えっとメモ帳は…(ゴソゴソ)ア、アッタ。ヒレ肉をその厚さに切る理由は?」 カキカキ

 

麟「2~3㎝の方が口当たりが軽いって言うべきなのかなぁ…?まあ…一番の理由としては、この厚さが一番火の通りが早くてサクッと揚げられるってとこ。あとは…このくらいの厚さが、肉の旨みを感じやすいかな?」

 

咲「(カキカキカキカキカキ)相変わらずタメになるわね…!」

 

フラン

「???」

 

麟「あ、早鬼の分だけは厚めの5㎝にしてやろ♪」

 

スクッ…

 

デデンッ

 

咲「その分厚さ…火がしっかりと通るのかしら…」

 

麟「しっかり通すんだよ。んで、次にバッター液を作ります」

 

フラン

「バッター液ってなーに?」

 

麟「分かりやすく言うなら、食材に衣をつけるための接着剤みたいなものだな。作り方は簡単、小麦粉と卵をぐるぐるぐるぐる」

 

グルグルグルグル

 

咲「その作り方…天ぷらの衣に近いのかしら?」

 

麟「あれは人によっては水と小麦粉だけで作るけど、基本的には近いかもね。まあ、とんかつの場合はパン粉もつけるから違うっちゃ違うけど」

 

咲「ふーん…なるほど」

 

麟「うし…バッター液完成!パン粉も用意完了!あとは油の温度を確かめてと…」

 

 

ハラッ…

 

ゴワワァ~…

 

 

麟「よし、良い感じの温度だ」

 

咲「パン粉で油の温度って…確認出来るものなのかしら?」

 

麟「パン粉を油に入れて、油の中で音が鳴ればちょうどいい温度って証拠だよ」

 

フラン

「すごーい、そんな方法で温度を見極められるのね!」

 

麟「切ったヒレ肉をバッター液に漬けて…」

 

チャッチャッ…

 

麟「パン粉をかけて」

 

サッサッ…

 

麟「油に投下!」

 

ゴワワァァァァァァァァァァァァァ…!!

 

フラン

「良い音〜♪」

 

咲(パン粉を使った温度確認…そんな方法で本当に上手くいくのか疑問だったけど、まさか本当に適温が見極められるなんて…!)

 

麟「さーて…あとはのんびりヒレカツを揚げるのみ!」

 

 

ゴワワァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ…!!

 

 

~大図書館~

 

 

こあ

「(クンクン…)パ、パチュリー様…物凄く食欲を駆られる匂いがします!」

 

パチェ

「…恐らく、また麟が昼食を作っているわね?」

 

 

~紅魔館門前~

 

 

美鈴

「(クンクン…)こ、この香ばしい匂いは…!?」

 

 

 

 

カラッ♪

 

 

麟「サックサクにヒレカツが揚がりましたよと♪」

 

フラン

「綺麗な黄金色!」

 

咲「それで?この後の工程は?」

 

麟「まずは食パンを用意して、そこに千切りキャベツを乗せます。そして次に…」

 

 

ドスンッ!!!

 

 

麟「ヒレカツをride on time!」

 

フラン

「いえーいっ!♪」

 

麟「そして、いつの間にか作っていた特製とんかつソースをかければ…」

 

咲「ほ、ほんと…いつの間に作っていたの…!?」

 

 

タラーリ…

 

 

麟「ヒレカツサンド完成じゃい!」

 

フラン

「おぉーっ!!」

 

咲「あ、あっという間だったわね…」

 

麟「そしていつの間にか、たまごサンドまで添えてあります」

 

咲「だからいつ作ったのよ!?(汗)」

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