咲「ヒレカツサンド…」
フラン
「…って何?」
麟「ざっと説明すると、肉を挟んたサンドイッチです」
咲「それって…この前饕餮が来た時に作ったハンバーガーと同じじゃないの?」
麟「これがまた全く違う食べ物なんだな〜♪よーし、さっさと調理して早鬼達に食べさせてやらないとな」 スタスタ
フラン
「お兄様の料理…ワクワク♪」
~調理開始!~
麟「まずはキャベツを千切りにします」 キラーンッ☆
シュババババババババババババッ!!!
フラン
「お兄様の包丁スピード速〜い!♪」 キャッキャ♪
咲「あ、相変わらずの手際ね…感嘆する事しか出来ないわ」
シュババッ!!!
麟「よし、こんだけあれば十分だな。んでこの千切りを水にさらして…」
ザバーッ!
麟「で、ヒレ肉を厚さ大体2~3㎝程度で切ります」
スクッ…スクッ…スクッ…
咲「えっとメモ帳は…(ゴソゴソ)ア、アッタ。ヒレ肉をその厚さに切る理由は?」 カキカキ
麟「2~3㎝の方が口当たりが軽いって言うべきなのかなぁ…?まあ…一番の理由としては、この厚さが一番火の通りが早くてサクッと揚げられるってとこ。あとは…このくらいの厚さが、肉の旨みを感じやすいかな?」
咲「(カキカキカキカキカキ)相変わらずタメになるわね…!」
フラン
「???」
麟「あ、早鬼の分だけは厚めの5㎝にしてやろ♪」
スクッ…
デデンッ
咲「その分厚さ…火がしっかりと通るのかしら…」
麟「しっかり通すんだよ。んで、次にバッター液を作ります」
フラン
「バッター液ってなーに?」
麟「分かりやすく言うなら、食材に衣をつけるための接着剤みたいなものだな。作り方は簡単、小麦粉と卵をぐるぐるぐるぐる」
グルグルグルグル
咲「その作り方…天ぷらの衣に近いのかしら?」
麟「あれは人によっては水と小麦粉だけで作るけど、基本的には近いかもね。まあ、とんかつの場合はパン粉もつけるから違うっちゃ違うけど」
咲「ふーん…なるほど」
麟「うし…バッター液完成!パン粉も用意完了!あとは油の温度を確かめてと…」
ハラッ…
ゴワワァ~…
麟「よし、良い感じの温度だ」
咲「パン粉で油の温度って…確認出来るものなのかしら?」
麟「パン粉を油に入れて、油の中で音が鳴ればちょうどいい温度って証拠だよ」
フラン
「すごーい、そんな方法で温度を見極められるのね!」
麟「切ったヒレ肉をバッター液に漬けて…」
チャッチャッ…
麟「パン粉をかけて」
サッサッ…
麟「油に投下!」
ゴワワァァァァァァァァァァァァァ…!!
フラン
「良い音〜♪」
咲(パン粉を使った温度確認…そんな方法で本当に上手くいくのか疑問だったけど、まさか本当に適温が見極められるなんて…!)
麟「さーて…あとはのんびりヒレカツを揚げるのみ!」
ゴワワァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ…!!
~大図書館~
こあ
「(クンクン…)パ、パチュリー様…物凄く食欲を駆られる匂いがします!」
パチェ
「…恐らく、また麟が昼食を作っているわね?」
~紅魔館門前~
美鈴
「(クンクン…)こ、この香ばしい匂いは…!?」
カラッ♪
麟「サックサクにヒレカツが揚がりましたよと♪」
フラン
「綺麗な黄金色!」
咲「それで?この後の工程は?」
麟「まずは食パンを用意して、そこに千切りキャベツを乗せます。そして次に…」
ドスンッ!!!
麟「ヒレカツをride on time!」
フラン
「いえーいっ!♪」
麟「そして、いつの間にか作っていた特製とんかつソースをかければ…」
咲「ほ、ほんと…いつの間に作っていたの…!?」
タラーリ…
麟「ヒレカツサンド完成じゃい!」
フラン
「おぉーっ!!」
咲「あ、あっという間だったわね…」
麟「そしていつの間にか、たまごサンドまで添えてあります」
咲「だからいつ作ったのよ!?(汗)」