華月麟の幻想記   作:華月麟

975 / 1036
餓者髑髏

ケタケタケタケタケタケタケタケタケタケタ

 

ガシャガシャガシャガシャ

 

 

?『ほう…?ここが奴の支配する新地獄かぁ?』

 

 

霊「こ、こいつは…餓者髑髏…!」

 

スタッ…

 

麟「やっぱり…こいつが餓者髑髏か!」

 

スタッ

 

魔「が、餓者髑髏ってなんだ!?」

 

麟「確か、埋葬されなかった無数の死者の骸骨と怨念が集まって巨大化した妖怪って話は聞いた事があるが…ここまでデカいなんて想定外だ…!」

 

魔「つ、つまりそれだけの量の骸骨と怨念が融合してこんなにデカいってのか!?」

 

霊「そういうことよ!」

 

 

餓者髑髏

『んん…?(ズィィ…)お前らか…俺の食事を邪魔したのは…』

 

 

八千慧

「食事だと…?」

 

饕餮

「まさかお前…私達の部下を食った事で蘇ったとでも言うのか!?」

 

餓『その通り!お前達の部下の動物霊共、そして冥界やら地獄やらからやって来た人間霊と怨霊共は…俺を甦らせる為の良い食事になってくれたぞ?くははは!』

 

早鬼

「き、貴様…よくも私達の部下を!?」

 

餓『どうせ何の役にも立たんクズ共だ!俺が蘇る為の生贄になれたんだ、新しい役割を与えられて光栄だろう!?』

 

早鬼

「き…貴様ぁっ!」 ギャンッ!!!

 

饕餮

「早鬼!よせ!?」

 

 

ガギュウゥゥゥゥゥゥンッ!!

 

早鬼

「貴様ぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」

 

 

餓『ふっ…バカな奴だ!』 グア…!!

 

グオォォォォォォォォォォ…!!

 

霊「早鬼!危ないわ!」

 

早鬼

「はっ…!?」

 

グオォォォォォォォォォォ…!!

 

 

バギャァッ!!!

 

 

早鬼

「ぐあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!?」

 

 

ドゴォォォォォンッ…!!!

 

 

餓者髑髏の発言に憤慨した早鬼は後先考えずに突貫したが、餓者髑髏の巨大な平手打ちによって呆気なく地へと叩き落とされてしまった。

 

餓『ふはははははははっ!愚かな奴だ!』

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

 

 

早鬼

「か、かはっ…!見た目の割に素早い…っ!」

 

 

八千慧

「後先考えずに突っ込むなんて…何を考えている…!?」

 

餓『ぐはははははっ!!しかしこいつはいい…力があの時よりも漲る!』 グオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!

 

魔「み、身の毛のよだつってこういうことを言うのか…!」

 

霊「くっ…!?こ、こいつ…一体どれだけの魂を食べていたの…!?明らかに異常なパワーを身につけてるわ!」

 

餓『ん…?(チラ)あの服装…そしてあの顔…誰かに似て…?』

 

餓者髑髏が霊夢を目にした時…

 

 

 

博麗 霊華(れいか)(先代の巫女)

『お前を封印する!奥義〖無間(むげん)〗結界!』

 

 

 

餓『ああそうだ…!あいつは…この俺を封印したあの女にどこか似ている…!どうやら奴本人ではないようだが…奴の後継者、または子孫である事には違いない…!』 ワナワナ…

 

オォォォォォォォォォォォォォォォォォォッ…!!

 

自身を封印した先代の巫女〖博麗霊華〗と重ね合わせ、霊夢が先代の巫女の跡継ぎである事を確信。

 

饕餮

「お、おい…!なんか、あいつの様子が変じゃないか…!?」

 

魔「あいつの視線は…どこに向いてるんだ!?」

 

麟「あの視線の先…まさか、霊夢…!?」

 

 

餓『(ワナワナ…)き・さ・まかぁぁぁぁぁぁぁっ!!博麗の巫女ぉぉぉぉぉぉっ!!!』 グオォォォォォォォォォォォォォォォ!!!!

 

 

霊「!?」

 

早鬼

「な、なんだ!?博麗霊夢を見るなり怒り狂い出したぞ!?」

 

 

餓『あの時の屈辱、奴の子孫でもある貴様に払ってもらうぞ!!』 グォォッ!!

 

霊「し、しまっ…!?」

 

怒り狂う餓者髑髏は霊夢目掛けて攻撃を放つ、霊夢はいきなりの事に反応が遅れてしまい、その場に固まってしまった。

 

餓『死ねぇぇぇぇぇっ!!』

 

グオォォォォォォォォッ!!

 

霊(か、回避が間に合わ…っ!?)

 

 

ビッ…!!

 

ガシィッ…!!

 

 

餓『な、なにっ…!?』

 

霊「え…?」 チラッ…

 

 

ギリギリギリ…!!

 

 

麟「ぐ…うぅぅぅっ…!!」 ギギギッ…!!

 

霊「り、麟…!?」

 

瞬時に麟は霊夢の前に移動し、ギリギリのところで餓者髑髏の拳をせき止めた。…が、餓者髑髏の拳はあまりにも重く、せき止めているのもかなりやっとの状況だった。

 

麟「こ、この…っ!」 ギギギッ…!!

 

餓『こ、こいつ、俺の考えを読んだのか!?そ、それに…身体1つでこの俺の拳を止めて…!?』

 

麟「れ、霊夢…急いで離れろ…!」

 

霊「あ、ありがとう麟…!」 ドゥッ!

 

麟「くっ…!」 スッ…

 

 

パサッ…

 

 

OVER!!

 

 

「「変身!!」」

 

 

カッ…!!

 

ギャウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッ!!!

 

 

餓『な、なんだ!?』

 

 

 

HEY! HEY! HEY!

 

 

 

【挿絵表示】

OVER BOOST!!

 

 

麟「だぁっ!!」 ギャンッ!!!

 

餓『は、速い…!?』

 

 

ビッ…!!

 

 

餓『うお!?』

 

麟「…」 ギリギリギリ…!!

 

 

READY? FIGHT!

 

Enough power to annihilate a mountain.

 

霊夢を無事に後退させた直後、早鬼の帽子を被ってオーバーフォームに変身。そのスピードを活かして瞬時に餓者髑髏の目前へ移動。

 

餓『な、なんてスピードだ…!?』

 

麟「怪力乱神奥義…」

 

 

「「鬼瓦正拳!!」」

 

 

OVER SMASH!!

 

 

麟「だあぁっ!!」 グォォッ!!

 

 

ズドァッ!!!

 

 

餓『ぐあぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!?』 グラ…

 

 

オォォォォォォォォォォォォォォォォォォォッ…!!

 

ズズーンッ…!!!

 

 

霊・魔

「「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!?」」

 

八千慧

「あ、あの巨体を拳の一撃だけで倒した!?」

 

早鬼

「流石だ…!」

 

饕餮

「ど、どんな拳してんだ今の一撃…」

 

 

そしてすぐさま〖オーバースマッシュ〗を餓者髑髏へ向けて発動、拳の一撃だけで餓者髑髏の巨体をよろめかせ、そしてその巨体を見事に倒した。

 

…が

 

 

麟「(ビリビリ…)あ…ぐぁ…!?な、なんて硬さだ…!?」

 

 

餓者髑髏の骨格はあまりにも硬く、彼の右拳には凄まじいダメージを負ってしまっていた。

麟の拳と餓者髑髏の骨格、どちらが強い?

  • 麟の拳
  • 餓者髑髏の骨格
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。