麟「…スペル発動」
「「永劫〖エターナルフェニックス〗…!」」
ETERNAL PHOENIXE…!
祝え…!新たなる不死鳥の誕生を…!
キラッ…!!
バヴォォォォォォォォォォォォォォォォォォォッ!!!
麟「う…っ!」
彼は禁断のスペルカードを発動、発動と同時に不死鳥の炎が彼の身体を包み込む。
バヴォォォォォォォォォォォォォォォォォォォッ!!
ETERNAL PHOENIX!
ブアッ…!!
麟「かはっ…!はぁ…はぁ…はぁ…」
炎が収まると、彼の身体は不死鳥の炎によって完全回復を遂げていた。
麟「…」 グッ…グッ…
彼は…静かに自身の身体に起きた変化を感じていた。
麟「これが…不死鳥の炎か…」 フワァァァァ…
ギャンッ!!!
そしてすぐさま気を解放、餓者髑髏の元へと向かう。
BAKING!
餓『烏合の衆がぁっ!!』 ガパッ!!
FULL BLAST!
ズァォッ!!!
ドガァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァッ!!!
ブアッ…!!
霊「きゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
魔「くっそぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!」
早鬼・八千慧・饕餮
『ぐあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!』
ヒュウゥゥゥゥゥ…ズズーンッ…!!
最大の一撃を放った直後も相まって、5人はかなり疲弊していた。そして、遂には餓者髑髏の一撃で地へと叩き落とされてしまった。
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
魔「く、くそ…っ!私達じゃ歯が立たない…!」
八千慧
「かはっ…!さっきの一撃でほとんどの体力を使っているのです…!同然でしょう…!?」
早鬼
「こ、こんなところで倒れているわけには…!」
饕餮
「ここで私達が倒れたら…次は麟が殺られる…!」
霊「ま、まだよ…まだここで倒れるわけには…!」
餓『所詮…博麗霊華という戦力がいなくなればこの程度か…。さて…そろそろ貴様らを消し去って、博麗霊華もこの世から消し去ってやる!』 ガパッ
キィィィィィィィィィィィィィィィンッ…!!
饕餮
「ま、まずい…っ!」
早鬼
「くそっ…!こんな時に身体が…!」
5人は餓者髑髏に王手をかけられてしまう絶体絶命の状態だったが…
ズドァッ!!
餓『あ?』
ドガァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァンッ!!
餓『ぐぉぁっ!?』
5人
『!?』
突如、どこからともなく餓者髑髏に横やりの一撃を放った。
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
餓『誰だ!俺の邪魔をする奴は!』
ヒュウゥゥゥゥ…
麟「ふん…もうこの俺を忘れたか?貴様はやはり長い間封印されていたから、頭が完全にボケてしまっているようだな」
餓『き、貴様…っ!?』
その正体は、不死鳥の炎によって完全回復を遂げた麟だった。
八千慧
「華月麟だと!?あ、あれだけの重症を負っていたというのに…何故動ける…!?」
魔「お、おい霊夢!私達は夢でも見てるのか!?どうして麟の奴、あんな重症を負ってたのに動けるんだ!?」
霊「わ、私だって知らないわよ!?」
(麟…貴方一体、どんな方法で回復したの…!?)
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
麟「…」
餓『バ、バカな…!?貴様の肉体は…再起不能になるよう俺の手で粉々にしたはず…!』
麟「ああ…さすがの俺も死ぬかと思ったぜ。だが…現に俺は五体満足の状態で貴様の前に現れた…」
餓『忌々しい…!だが…今度こそこの一撃で貴様を跡形も残さず消し去ってやる!』 ガパッ
FULL BLAST!
キィィィィィィィィィィィィィンッ…!!
早鬼・饕餮
「「麟!避けろ!」」
餓『死ねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!』 ズドァッ!!!
グオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォッ!!!
麟(ニィ…)
ズアッ…!!
ドガァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァッ!!!
魔「あ…っ!?」
八千慧
「こ、攻撃を避けなかった…!?」
パラパラ…
餓『ふっ…塵一つ残らなかったか…』
麟が餓者髑髏の一撃を避ける事は無かった。彼はそのまま餓者髑髏の一撃に飲み込まれ、跡形も無く消え去ってしまった。
霊「い…いやぁぁぁぁぁぁぁっ!麟…っ!そんなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
その光景を目の当たりにした霊夢は、遂に錯乱してしまった。
餓『ふ…ふははは…!遂に…遂にあの忌々しい博麗霊華をこの世から消し去る事が出来たぞ…!俺は遂に…奴を殺す事が出来たのだ…!ふははは…ぐはははははははっ!!!』
餓『は…っ!?』
早鬼
「い、今の声は…!」
八千慧
「華月…」
霊「麟の…声!?」
饕餮
「いやいやいやいや…そんなバカな…!そ、そんな事…ありえないだろ…!?」
魔「あ、あいつは今さっき餓者髑髏に消されたはず…!ま、まさか…そんな事ないよな…!?」
餓『は、博麗霊華の声…!?ど、どこだ…どこにいる…博麗霊華!』
バヴォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォッ!!!
餓『な、なんだ!?』
5人
『!?』
ブアッ…!!
「ふふふふふふふふ…」
5人
『!?』
突如発生した炎の中から
餓『ま、まさか…っ!?』
麟
(オォォォォォォォォォォォォォォォォォッ…)
塵一つ残さず消し飛ばされたはずの華月麟が、目の前に現れた…。